ウクライナ、ロシア西部の石油施設攻撃 複数のタンクで火災

ロシア西部クルスクの軍司令部に高精度攻撃、ウクライナ軍発表
ウクライナ軍は2日、越境攻撃により領土の一部を掌握しているロシア西部クルスク州マリノにあるロシア軍司令部に高精度の攻撃を実施したと発表した。写真はウクライナのゼレンスキー大統領。2024年12月撮影(2025年 ロイター/Johanna Geron)
[31日 ロイター] - ロシア西部スモレンスク州で31日、ウクライナ軍が石油貯蔵施設を攻撃し、複数の貯蔵タンクで火災が発生した。同軍が明らかにした。
ウクライナ軍参謀本部は対話アプリ「テレグラム」で、同石油施設は軍事目的で使用されていたと主張。攻撃に使用した武器について明らかにしなかったものの、ドローン(無人機)部隊との協力により実行したと明らかにした。
スモレンスク州知事のアノヒン氏はテレグラムへの投稿で、今回の攻撃により燃料が流出したほか、火災が発生したと言及。ロシアはドローン10機を撃墜し、うち1機の残骸が石油施設に落下したと述べた。
アノヒン氏は状況は「制御下にある」との見方を示した。

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