ソフトバンク格付けをネガティブでクレジットウォッチに指定=S&P

[東京 12日 ロイター] スタンダード&プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)は12日、ソフトバンク<9984.T>の長期会社格付けと長期優先債券(既発債)の格付けBBBを引き下げる方向でクレジット・ウォッチに指定した。
S&Pによると、ソフトバンクが米携帯電話第3位のスプリント・ネクステル(B+/クレジット・ウォッチ、ポジティブ/─)への出資を先方と協議中であるとの発表を受けた措置。仮に本出資が実現した場合、ソフトバンクの財務プロフィールが悪化する可能性が高いとみている。今後の協議の進展を踏まえてクレジット・ウォッチを解除する方針という。・文中の会社格付けは「長期/長期格付けのアウトルック/短期」で表示。

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