北京で大気汚染改善、「赤色警報」解除 北部の多くはなお深刻

北京で大気汚染改善、「赤色警報」解除 北部の多くはなお深刻
 12月22日、中国の北京市では、前週末から続いていた深刻な大気汚染が改善し、最高レベルの「赤色警報」が解除された。ただ、中国北部の大部分はなお厚いスモッグに覆われている。写真は厚いスモッグに覆われている町の様子。山東省イ坊市で20日撮影。提供写真(2016年 ロイター)
[北京 22日 ロイター] - 中国の北京市で22日、前週末から続いていた深刻な大気汚染が改善し、最高レベルの「赤色警報」が解除された。ただ、中国北部の大部分はなお厚いスモッグに覆われている。
北京の大気汚染指数(AQI)は21日夜に400を超えたが、22日朝には約50まで低下した。
北京市政府は16日夕方に発令した「赤色警報」を解除した。
しかし天津市や河北省の一部など中国北部の他の地域では、依然として汚染レベルが高い状況が続いている。

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