フェイスブックCEO、巨額寄付で税優遇措置受けず

フェイスブックCEO、巨額寄付で税優遇措置受けず
 12月3日、米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEO(右)は、慈善活動のために有限責任会社(LLC)を設立したことで税制面で優遇措置を受けることはないと明らかにした。写真左は妻のプリシラ・チャン氏。カリフォルニア州で昨年11月撮影(2015年 ロイター/Stephen Lam)
[サンフランシスコ/ベンガルール 3日 ロイター] - 米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は3日、慈善活動のために有限責任会社(LLC)を設立したことで税制面で優遇措置を受けることはないと明らかにした。
同CEOと妻のプリシラ・チャン氏は1日、保有するフェイスブックの株式の99%を慈善活動のために寄付すると明らかにした。
夫妻は寄付の受け皿としてLLC「チャン・ザッカーバーグ・イニシアチブ」を設立し、この会社を通じて教育や医療、ネットの普及などの分野で慈善活動を支援する方針。
ザッカーバーグ氏は「LLCが株式を売却した時点で他の人と同じように、私たちもキャピタルゲイン税を支払う」とフェイスブックへ投稿した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab