ボーダレス発!教育事業立ち上げに際してご協力のお願い
皆さん、こんにちは。
ボーダレスグループ、TOMOSHIBITO(株)代表の廣瀬智之です。
昨年までメディア事業に取り組んでいた私たちですが、
この度新たに教育事業を立ち上げます。
社会問題解決の担い手を増やしたい。
そして誰も犠牲にしない、みんなの幸せの上に成り立つ社会を目指したい。
そんな壮大すぎる夢は、メディア事業から変わらず、
改めて教育事業を立ち上げることにいたしました。
社会問題解決の担い手を増やしていくため、
ソーシャルビジネスからの「ミッション」に挑戦する探究学習プログラムを学校教育に届けていきます!
「自分にも社会は変えられる」と思える成功体験を子ども達に届けていくためのプログラムです。
今回事業立ち上げに際しまして、
私立高校・大学の先生にお話をお伺いしたく、この記事をアップしています。
お力添えをいただける方はぜひご連絡をよろしくお願いいたします。
8割の若者が「社会は変えられない」と感じている
18.3%。
これは日本財団が実施した「18歳意識調査」で、「自分で国や社会を変えられると思う」と回答した人の割合です。
調査が実施された9カ国の中で最低の数字、8位の韓国とも2倍の差が開いています。
またその他の項目を見ても「解決したい社会課題がある」と回答したのも46.4%と9カ国中最低の数値が出ています。
地球温暖化による自然災害や、少子高齢化、格差の広がりなど、誰も経験したことのない課題に直面するこれからの社会。
そんな時代の中心を担っていく若者たちの多くが「自分には社会を変えることはできない」と考えているのです。
若者の思い込みを変え、「自分が動けば社会は良い方に変わっていく」「自分にもできることがある!」と信じられる子ども達を増やしていくことが今回のプロジェクトの目的です。
ソーシャルビジネスからの「ミッション」に挑戦する探究学習プログラム
▷SCHOOL FOR CHANGEとは?
生徒が、社会課題の解決に取り組む企業・NPOが出す「ミッション」に挑戦する課題解決型学習(※)プログラムです。
どうすれば多くの若者が抱えている「自分は社会を変えられない」という思い込みを変えられるのかを考え、必要なのは「3つの体験」だという答えに行きつきました。
1つ目「社会問題に心を揺さぶられる体験」。
社会問題を背負っている当事者と深くかかわったり、現場に足を運んだり…メディアなどで情報として知るのではなく、心が揺さぶられる社会問題との出逢いをすることで「変える必要性」を感じます。
2つ目「問題は解決できることを実感する体験」。
実際に課題解決を成功させている人との出会いや、解決策を知ることで、社会課題は解決することが「できる」ことを実感します。
3つ目「自分でも行動できたという成功体験」。
実際に自分が行動を起こし、社会課題解決につながる成果を出すことによって、自分にもできることを実感します。
これらの3つの体験を獲得するため、社会課題解決に取り組む企業・NPOと手を組みプログラムを開発することにしました。
具体的な授業内容がこちらです!
社会問題解決に挑戦する大人による出前授業に始まり、挑むミッションを選択、最後に成果の発表まで行うプログラムです。
▷ミッションとは?
ソーシャルビジネスが解決しようとしている社会問題に関連した課題です。各事業に沿ったテーマでミッションを設定します。
(具体例)
みなさまへのお願い
私たちはこの教育プログラムを今後公立、私立とわず、全国のできるだけ多くの学校へ届けていきたいと考えていますが、
まず始めに関西・九州の私立高校・大学でのトライアルの実施を行いたいと考えています。
また次年度の教育計画が3月までにはほとんど確定してしまうのが一般的ですが、
学校の繋がりがまだまだ少ない危機的な状況にあります・・・!!
社会問題やソーシャルビジネスに関心のある先生、
探究学習プログラムや学産連携のプログラムに関心のある先生、
または関心はあるか分からないけど、紹介してもいいよという先生、
お知り合いがいらっしゃいましたら、
ぜひご紹介をいただけないでしょうか?
ご協力いただける場合は、下記のフォームにてご連絡をいただけますよう、
よろしくお願いいたします。
代表廣瀬よりメッセージ
いつもボーダレス・ジャパン並びに、ボーダレスグループの事業を応援していただいている皆様。本当にありがとうございます。
この度ボーダレスグループ初の教育事業を立ち上げます。
私自身、社会問題に関心を持ち、「自分も何かできることに取り組もう」と思えたキッカケは学校教育にありました。
元々自分に自信がなく、「できることはなんてない」と思い込んでいた学生時代。そんな私を変えてくれたのは、社会問題解決に取り組むゲスト講師との出会いや、探究学習に取り組む機会を提供してくれた学校教育でした。
ボーダレスグループでも様々な社会問題解決に取り組んでいますが、今の時代問題は本当に多く、生きているだけで誰かを傷つけてしまう悲しい社会構造があると感じています。
間違ったことは正し、問題は解決していく。生まれた場所や環境に関わらず、誰もが幸せになれる社会を目指して、社会をより良いものに変えていく「チェンジメーカー」を日本でよりたくさん育んでいきたいと考えています。
お力添えをいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。