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2024年度親子理科実験教室(冬休み前企画)を開催しました

2024年12月8日、京都大学理学研究科セミナーハウスにて親子理科実験教室(冬休み前企画)が開催されました。急きょの開始時間変更があり受講生の皆さんにはご迷惑をおかけしましたが、皆さん元気に参加いただきました。

今回のテーマは「脳」です。
この教室では、水煮された鶏の頭を開いて観察する実験も行うので、みんな大丈夫かなと心配していましたが、子どもたちは臆することなく挑み、手際よく解剖を進めて脳を取り出すことに成功し、興味津々に脳の観察を行っていました。

後半の実験では、取り出した鶏の脳に酢酸オルセインを垂らして神経を染色した観察も行いました。うまく解剖できた人は脳と目をつなぐ視神経を見ることができたのではないでしょうか。

ヒトの脳と鶏の脳を比べて小脳の割合が大きいこと、その理由は飛ぶことが重要などいうこと、また視覚を受け持つ個所が突き出ていることなどを観察から見つけたり、鶏とヒトだけでなく、いろいろな生物でどこが発達しているかもわかり、生き物が生きていく上で必要なところが発達していること、脳は大きい方が賢いというわけでなく、そこにどれだけしわがあるかが重要で、脳のしわは勉強すると増えてくることなどもま学びました。

講師の光部先生は、複雑な脳の構造の脳について、子どもたちに伝える内容を吟味しわかりやすくお話ししてくくれましたが、それ以上に子供たちもよく調べてきてくれたようで、活発な議論になりました。

最後は3Dプリンターで作った精巧な脳の模型をおみやげにもらって終了しました。

今年度の実験教室はこれで終了となりますが、来年度も楽しい教室を開催する予定ですので、皆さんお楽しみにお待ちください。

<理事長の挨拶> <光部雅俊先生>
 
<教室の様子>
親子理科実験教室

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