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神道と仏教(part71スレ)
- 2012/05/13(Sun) -
563 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 17:38:48 ID:9/RkEE9c
混交できない、混交した時点で本義の無くなる宗教は日本では無理。
日本の仏教はすでに本来の仏教ではない。
神道・儒学と交わり、哲学に純化したといえる。

神道が信仰と畏怖を、仏教が哲学と教えを、儒学が心得と道徳を担う。
もはやキリスト教とイスラムの入る余地はない。

入ろうと言うならば、すべてが障害物であり、すべてが邪魔者だ。
もちろん、普く全ての日本人さえも。

564 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 17:55:20 ID:BdNBcKvu
原始仏教こそが哲学なんじゃないの?

565 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 18:11:52 ID:9/RkEE9c
ゴータマ・シッダールタは世俗のしがらみからの解脱の為に、哲学をした。
しかしそれを伝えるはずの弟子たちが、前段でしかない輪廻転生や、
世界観、名前ばかり伝えた為、哲学としての性質は薄くなった。
世俗のしがらみからの解脱がいつのまにか「世俗からの隔離」になり、
小乗仏教が、輪廻転生と末法世界からの救済が大乗仏教を作った。

だが、日本では神仏の混交が進み、仏教は「つまらない前段の世界観」から解き放たれ、
『生とは何か』や『世界の真理は何か』といった哲学に純化してしまった。
宣教の為にまとっていた、「分かりやすい世界観」は、哲学の邪魔だったが、
日本では祖先信仰の神道と混交したことにより、世界観云々は必要なくなり、
結果的に僧侶たちは釈迦の根源へと先祖がえりをした。

日本の多くの寺にあるのは、仏像と講堂だけと言っても過言ではない。
つまり、必要のない過飾は捨てられて、僧侶は求道に専念し、
住民は僧侶に教えを求めたのだ。

566 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 18:13:20 ID:aEHzacto
昨日外国の人に日本の宗教の概念を教えるのに苦労した。
仏教だから転生あるはずなのに先祖が守ってくれるって?とか
死んだら神様になるって?とか。
難しい概念だよねぇ。

567 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 18:22:14 ID:9/RkEE9c
ラフカディオ・ハーンのいう、「霊の国」がいちばん的確かもね。

568 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 18:54:12 ID:vQOU3AUt
本来仏教において、転生するって事は解脱=成仏に失敗したという事であって
それは苦の元であっても、何か肯定的意味があるわけじゃないわけで。

569 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 19:04:22 ID:atWW/9iR
解脱できた仏が、また人間として生まれてくることもあるんだっけ?

570 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 19:13:35 ID:vQOU3AUt
衆生を救うために、あえて解脱をしない人が居るってのは聞いた事があるけど
成仏した仏が転生して戻ってくるってのは、少なくとも俺は聞いた事が無い。

別に特に仏教に詳しいわけでもないけど。

571 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 19:23:56 ID:KjE0vWIj
日本の仏教はなぞの祖霊崇拝が混ざってるから。
本来仏教に先祖供養はなかろうもん。その時点で仏教じゃない気も。

572 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 19:37:20 ID:vQOU3AUt
仏教で死んだ人にお経をあげるのは、供養と言うより成仏を助ける為のガイドなんだよな。

やっぱ日本人はどー考えても仏教徒じゃない。
そもそも宗教なんて大して必要としてないとしか思えん。

他所の国じゃ宗教が無いと倫理の前提が失われるような気配もあるが
日本人の倫理観はどっか違う所から発してるように見える。

まあ少なくとも最近までは。

573 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 20:00:41 ID:Q1p0Bcfn
ってか仏様も神様も「でっかい霊」としか考えてないだろ。

もしくは「でっかい"何か"」。

同じくらい価値や貴重性があれば、神同然に敬われたりする。
(もちろんモノリス大明神みたいに謎の進化をすることも。)

574 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 20:14:16 ID:nPe8jO7z
魂そのものの集合体じゃないの?

人間が単霊魂生物だとしたら
神様は多霊魂生物って感じで。

575 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 21:27:31 ID:7PlUap9j
死者に葬儀は必要無い。
これは仏陀の教えから遠いと言われる浄土真宗でも良く言われていることで、
では何故葬儀をするかというと、
生きるものは皆縁起によって生きていることを知るために集まるのだと。
つまるところ、死んだ人はそのまま放っても良いのだけど、
それでは生きている人の心が落ち着かない。
だったら葬儀を理由に集まって、諸行無常と縁起について知ることも良かろうという話。

576 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 22:04:48 ID:BdNBcKvu
>>575
なるほどな。
確かに仏教なんて興味無かったけど、自分の母の死~葬儀を経て、
仏教に関する本を読み、諸行無常と縁起について考える事があったわ。

577 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 22:08:22 ID:Q1p0Bcfn
>>575
其の話、うちの爺さんの葬式でお坊さんに聞いたなあ。
ちなみにうちは浄土真宗東本願寺派。

579 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 22:21:06 ID:7PlUap9j
今はすごく良い時代だと思う。
というのも、鎌倉仏教が起こった時代は末法と呼ばれ、
仏陀の教えが形骸化して伝わらない時代だと思われていたから。
当時の人間にとって仏法を知るためにインドに行くというのは、
今で言えば宇宙旅行に行くというのと同じような偉業。
地方に住む人間が京に仏法を学びに行くというのも海外留学のようなものだっただろう。
それに対し、現代はスッタニパータや大パリニッバーナ経にも触れることができる。
仏教研究者であれば、パーリ語やチベット語の経典だって読む機会が得られるだろう。
つまり、末法が巡って再び仏法の時代が来たってところかな。
まあ煩悩の種も増えているし怪しげなスピリチアルや霊能者もいる訳だが。

583 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 22:49:17 ID:XRA2GA2Y
日本に根付いているのは実はイム教。仏教と紛らわしいね。

584 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 22:51:54 ID:Q1p0Bcfn
意外とそうかも。

「忌む」という事が意外と多いからな。
「嫌い」と「忌む」では「忌む」のほうがスピリチュアルな感じがするし。

585 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 22:55:05 ID:zSg4IOaD
>>574
沖縄あたりだと、一人の人間は複数の魂を持つという思想がある、
どこぞの国だと32個あるとか
ま、人の肉体だって、ある意味複数の生物の集合体みたいなものだから、
そういうこともあるかな~とは思った

586 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 23:00:48 ID:7PlUap9j
仏教とはこれであるとはお釈迦様も言っていなかった。
お釈迦様は悟りにいたるまでの道を示しそれが可能であることを自ら見せただけ。

589 :日出づる処の名無し:2007/04/22(日) 23:17:35 ID:FnW6scik
>585
それ神道にもある

荒魂と和魂

仏教や神道ばかりでなく、儒学も忘れないでください
少なくとも、伝統的日本人の現世の生き方を縛る哲学・宗教は儒学が主なものになってる
ような気がする

600 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 02:29:28 ID:TQ0U0SX9
信仰は世界観、宗教は信仰に基づく様式、
ってのが日本の場合。

生きてりゃ、いろいろあるからね。
どう認識するか、どうやって処理するか、
応える宗教が必要になるわけだ。

単純に言えば、葬式とか。
人が死んだ、さてどうしようかと。
宗教には、準備がある。

・・・あと、話がズレるけど、

まあ、版権の関係なんだろうけどさ、
アメコミのヒーローって、作品が違っても、
同じ世界に住んでるのだそうで。

それぞれ固有の世界でいいじゃん、
とか思わないでもない。

601 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 02:31:14 ID:dimkENvw
>>600
それなんて水滸伝?

602 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 02:40:15 ID:TQ0U0SX9
X-メンが同じ世界なのは当たり前。

でも、スーパーマンが同じ世界に住んでたら、
少なくとも日本だったら、えっ、とか思わんか。

603 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 02:43:08 ID:TQ0U0SX9
・・・あ、ごめん。

スーパーマンは、同じ世界に住んでたとしても出てこないや。
例にあげるなら、スパイダーマンだった。

608 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 16:04:18 ID:f3xzcEWw
>>589
あと道教も忘れないでくれ。
恵方や方違い、節分の鬼やらい、風水や陰陽思想など、日本の習慣に深く根ざしている。

ハワイの大学の神道の解説本を買ってきたが、意外とおもしろそうだ。
「多くの日本人は神道とは何かと問われれば、答えるのに苦労するだろう。
 なぜならば彼らの伝統的習慣や生活に一体化してしまっているからだ」
とあった。

旧来の神道、海外からきた仏教・儒教・道教・基督教。
あらゆるモノを併呑して日本の精神文化は肥大化したといえる。

609 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 16:25:14 ID:lpMWgPZ4
肥大化って言葉がアレだなぁ・・・

610 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 16:41:04 ID:f3xzcEWw
>>609
肥大化で間違いないよ。
日本人は別にすみ慣れたもんだから気にならないが、外人からみれば、
「伝統と様式としきたりにがんじがらめになった自由のない社会」だし、
特に女性がその最たる被害者と呼ばれている。

いまだに日本には年功序列と勤続年数の序列化が習慣として残っており、
バイトやパートさえ、勤続年による昇給がある。
これが海外に「若者と熟年の賃金格差問題」とみられている。
それと同様で世界的にみれば日本の習慣・伝統・文化は異質失であり、
最後に残された東洋の神秘、は今だに神秘のままだといえる。

622 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 18:32:22 ID:sUIORCOz
日本人のほとんどは仏教徒じゃないとか、本気で言ってるのか?
完璧に納得できるような証言があれば、Wikipedia書き直すけど。

623 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 19:06:50 ID:5yJuN6B5
何でそんなに偉そうなんだw

624 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 19:17:31 ID:5jqKAG/p
>>622
だって仏教と関わるのは葬式の時だけじゃん。
正月には神社に行くし、クリスマスも祝う。

お経を読んだ事のある人間が何割居る?
葬式以外でお経を聞いた事のある人間が何割居る?

仏が本来、人間であることを知ってる人間が何割居る?

輪廻転生の輪から解脱したいと考えた事のある人間が何割居る?

というか、そもそも何を根拠に日本人が仏教徒だと考えるんだ?

625 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 19:19:00 ID:cIFx1KLx
日本は八百万の神の国。
キリストはクリスマスの神様だし、
仏教はお葬式の神様だ。

626 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 19:25:33 ID:f3xzcEWw
考えれば考えるほど、日本人がいかに宗教に対し寛容であり、そして杜撰なのかがわかるな。

おそらく「えらいの」としか意識してない。
ってか正月に神社もお寺も殆ど同じ様式で初詣してる時点で区分してないのがバレバレ。

627 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 19:29:50 ID:Ll35f4w4
仏教徒じゃないけど釈迦の日は甘茶もらいにいって、
キリスト教徒じゃないけど、ばあちゃんがキリスト教なんで日曜学校たまーに顔だしてた。
神社はなぜか肝試し大会なるかなり俗物的な(というかあれは自治会のおやじが考えたのか)
ことをやっていたような。神輿かつげば中華料理屋も行く道で肉まん振舞ってくれたし。

629 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 19:31:52 ID:NoVfCY3J
だって、宗教に複数加入できると普通に思ってる点で、
宗教ってなんなのか理解してないし興味ないってことだろうが。

630 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 19:34:24 ID:lpMWgPZ4
宗教観はあるけど特定の信仰はしてないって感じ?
祈ったり拝んだりはするけどその対象については殆ど無知だよね。

631 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 19:34:30 ID:9rFe4HTn
日本人って何教なんだ? って議論してるって事は、
それだけ日本人の宗教感って複雑だって事の表れなんだろうね。
そもそも他国で言うところの宗教を必要としてないのかも。

日本の神様って分業化してるんだと思うよ。同じお参りに行くにも、交通安全だったり
安産だったり学業だったりで、お参りする神社を変えてたりするしな。
唯一神教の神様は全部こなさなくちゃだから大変だなw

637 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 20:15:08 ID:9mKACe9a
うちは30万都市の旧市街地、昔ながらの和室続き間に一間幅の仏壇がどんと鎮座。
いただきものは「おぶくさんに備えて、鐘たたいて手を合わせてなんまんだぶしてから開封」
としつけられ、祖父の月命日にはお寺さんが来て読経。そのたび祖母がお金包んで渡してる。
小学生の徒歩圏内、ぱっと思いつくだけで寺が5軒。もっとあるかも。

しかし一方、神社も軽く5箇所くらいはある。小さなお稲荷さんがそこらの路地裏にある。
で、家には神棚のためだけの部屋が一番高いところにある。棚というか祭壇?
(自営なので家の一角に天井の高い部分があり、その上が神様の部屋)
こっちも毎月、なじみの神主さんが来る。
先日は悠仁親王殿下ご誕生を記念しての寄付金も出した。
子供会行事は社務所の広い部屋を借りる。祭で御輿かついだし巫女姿で奉納神楽も舞った。

でもクリスマスが一番好きでした(´・ω・`)

638 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 20:18:26 ID:NoVfCY3J
以前はよく聞いたんだけどな、
「海外で無宗教だとか言うといろいろヤバかったりするから、とりあえず仏教徒だと言っとけ」
という海外経験者のアドバイス。

639 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 20:24:16 ID:9mKACe9a
神道のようなもの で済ませたいんだけど
日本独自の宗教としてなんか定義付けようとか名前つけようとか始めたとたんに
原理主義の呪縛にかかって目的と手段が入れ替わりそうな気がする。
「あらゆる神を信じます」でも駄目だろうしなー

640 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 20:37:27 ID:4u66c8IL
あらゆる神さんだったら精霊信仰ってのが一番近いんじゃないかなぁ。
巫女さんが好きなら神道といっておけばOK

641 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 20:41:29 ID:YaZ6p1/v
>>639
「神」を相手語に訳そうとしたりせず「Kami」と発語すれば理屈は通る。
まー相手にはその理屈っつーかニュアンスが通じないだろうけど。

642 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 21:14:59 ID:bjg1rFY0
日本の”神”ってむこうでいう”精霊(spirit)”とかなり似通っているような

>>精霊(せいれい)は、アニミズム(万物有魂論)的世界観における、万物の根源をなす気、
>>万物に宿る魂が人格化した存在「スピリット(spirit)」の訳語。

あぁ、そも「YHWH」の方をあらわす語に”神”を使わず、”主”だけにしてたら、
「神って日本にいるspritだよ」ですんだ気が(w

643 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 21:35:19 ID:kx+Z4jUu
日本ではとかく宗教の人気がない。
宗教は「はまる」「ひっかかる」と形容され、悪徳商法なんかと同一視される。
宗教を「やっている」と言うだけで白い目で見られる。

日本人の宗教嫌いの理由ははっきりしている。
ここで言う「宗教」は「カルト宗教」とイコールだからだ。
カルト宗教を擁護する気はまったくない。
ただ、カルト宗教ではない宗教もいくつもあるのに、と思うわけである。

またいつものように結論から先に述べる。「無宗教」「宗教嫌い」と称する日本人のほとんどは、
宗教の教えは自分にはとうてい受け入れられないバカげたものだと思っている。
それは間違いだ。
まともな宗教は変なことは言っていない。きちんと学べば、いい事を言っていると思うはずだ。

また、文化やものの考え方というのは宗教の影響を強く受けている。
日本の場合には仏教や神道や儒教やその他もろもろのものである。
日本人のものの考え方の多くはこれらの宗教に由来するものであり、
宗教嫌いの人の頭の中にも既に深く根付いている。
その人がそれを宗教だと知らないだけの話である

http://iwatam-server.dyndns.org/column/47/

644 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 21:38:42 ID:5MDiABEY
八百万の神々マンセー。
こういうときも島国で良かったと思う。
大陸と陸続きだったら今頃儒教や仏教一色になっていたかもしれない。
精霊っつーとケルト神話を連想するがこれはアイルランドだっけ?
こっちも島国だね。

645 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 21:57:18 ID:q/Ro5geJ
日本人でまあ無神論者でない人が信じてる事って

・とりあえず人間には魂がある
・一応なんとなく死後の世界はある
・古いモノには霊が宿ったりするらしい
・なんか偉い霊が居て助けてくれたりする事もあるかも
・死んだ人は供養しないと化けて出る。祟る。

位じゃね?
あと
・相当酷い事しない限り、死んでもそう禄でもない事にはならないっぽい。

646 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 22:09:49 ID:J33kfuB+
いっそのこと全部ひっくるめて日本教とか新たに名前つけちゃうとかw

647 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 22:11:15 ID:pgM0nXmm
まあ、理屈じゃないわな。

648 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 22:12:31 ID:G5D/k14b
曖昧なのが一番。よい意味で。

649 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 22:17:52 ID:FUTFDd4a
>>646
> 日本教

偽ユダヤ人のイザヤ・ベンダサンが言ってますね。以下、彼について思うこと二点。

1.敬称をつけると「イザヤ=ベンダサンさん」。「アグネス=チャンちゃん」みたいだ。
2.「いざや、便出さん」とも読める。なかなか臭う名前だ。

650 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 22:28:41 ID:VdjN3wcc
日本のイム教的には、皇室ってどうなんでしょ。
古代の天皇がプロデューサーな訳だけど。

651 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 22:46:31 ID:f3xzcEWw
>>650
天皇陛下が神道における最高司祭であるのは有名な話。
かつて平安京の時代には、数々の願掛けが行なわれたが、
一、陛下直々の行幸による願掛け、もしくは斎宮様による願掛け(神道)
二、陰陽寮による願掛け(道教)
三、僧正をよんでの願掛け(仏教)
があり、陛下の御天気の如何によってとりおこなわれた。
室町時代には、陛下に謁見するにも必要な格が慣習法的に決まっており、
千利休は謁見に際し名を変えている。
また陛下自身、法王のなる事例も多く、結びつきは強い。
これが分断されたのは江戸幕府による檀家の整理と、寺社領の整理であった。

652 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 22:48:30 ID:RcLRjG7M
日本の宗教の根本にあるのは、ぶっちゃけ祖霊信仰じゃないのか?
祖先を祀っている。
最も、それだけでなくて太陽やら月とかも信仰の対象であるのだけど。

658 :日出づる処の名無し:2007/04/23(月) 23:34:54 ID:9mKACe9a
てか天皇が退位すれば上皇、出家すれば法皇じゃなかった?
平家物語にも出てくるじゃん、何とか法皇。

660 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 00:12:17 ID:WYj624ic
仏教はなんつーか、凄い。
西洋哲学に対するのは仏教哲学だよ。
儒教じゃねーのって言う人もいるだろうが、儒教諸派はどっちかというと法学・倫理学・政治学に近い。
お釈迦様の「諸行無常」の言葉から良くもまあいろんな哲学が出てくるもんだ。
中村元著の「竜樹」を読んだらもう、びっくりした。

662 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 01:06:20 ID:QKTfAz17
>>660
日本人だから神道の世界観がもちろん一番しっくりいくんだが、
仏教の世界…もちろん日本の仏教だが…も面白いよな。
最近あらためて日本仏教の歴史を勉強してあらためてそう思った。

665 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 03:56:12 ID:1oT741QH
祖先信仰=儒教にしたら、世界中が儒教になっちまうよ。

日本の祖先信仰のポイントは
「祖先への崇敬は純粋に祖先だから」
だな。
仏様になったから、とか神様になったから、ということではないと思う。

なんだろうな、霊魂と肉体は別物だよな。
肉体を死後に焼くことに対してあんまし抵抗はない。
むしろ霊魂がどうのこうのの方が、大部分だな、葬儀などでは。
四九日まで遺骨とともに寝起きしてもさほど抵抗なかったが、
あの祭壇というか、あの存在のほうが不気味だった。

いや、だが、婆さんは毎日朝には、飯を仏壇に備えて、
「おはようございます、ご飯ですよ」というわりには、
墓参りに行くと、
「久しぶりに来られました。淋しかったでしょう」と語りかけるから、
心のそこではやはり、遺骨or墓に対するものと、
仏壇の遺影や位牌に対するものは違うかもしれない。

まあ、なんというかワケワカメ。

673 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 07:40:36 ID:B8qQRSci
宗教なんて浄水機みたいなもんだ。
効果がある奴もあるしないのもある。訪問販売のが大抵いんちきなのも一緒。

そして、もともと心がそこそこきれいな日本人には特に必要の無いもの。

674 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 07:51:50 ID:k3ceNsc1
>>665
んにゃ、日本人は遺体に固執する方だぞ。
飛行機事故やなんやらでも、他の外国人と比べてかなり温度差がある。

675 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 08:49:58 ID:D3s8k0xz
遺体でも粗末に扱えないよね、気分的に。
外国だとブルドーザーで一気に埋めたりしてそうだ
魂のない体はただの生ゴミみたいな

676 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 08:56:08 ID:1oT741QH
逆だよ。
遺体をなぜ火葬にしないのか。
それは肉体と霊魂は一体だからだ。
日本は棺ごと焼いて骨壷に収めて小さくするが、
西洋ではいまだに棺ごと埋める場合が多い。

飛行機事故では、「すでに原型をとどめていない」のが分かっていうのもある。

ドーザで一気に埋めてしまうのはどちらかというとアフリカのほうじゃないか?
中国も韓国も立派な盛り土の墓を作るはずだ。
とくに韓国は毎週墓参りをするようで、遺体と霊魂の不可分があるようだ。

677 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 09:51:38 ID:k3ceNsc1
>>676
なんつーかさあ、自分の感覚を日本人全体の感覚として語っていないか?
まあそれこそが日本人宗教観の本質なのかもしれないけどね。

678 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 10:23:50 ID:BwV/1vB0
「墜落遺体」読んだら、アメリカ人?の遺族が遺体を引き取らないで、
好きにして下さいみたいに言われた話があった。
魂が抜けた体はただの物体でしかないみたいな認識だそうだ。

679 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 10:32:48 ID:5o6ki0te
>>678
ただ、これも人により差が大きいような。
朝鮮戦争やベトナム戦死者の遺骨を収集してるし。

680 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 11:47:03 ID:QKTfAz17
日本では仏教の到来と共に火葬が伝わったが、
火葬は遺体を焼くための技術や燃料がいるために、一部の貴人たちのみにとどまり、
土葬の習慣は普通に残った。
火葬が一般化するのは明治以降になってから。
それでも地方などは土葬の習慣が戦後になっても残っていた。

仏教では遺体を重視しないため火葬するが(釈迦も火葬されたという)、
神道では火葬は残酷で野蛮な埋葬との認識があるようだ。
また儒教の考えでも火葬は先祖の遺体を傷つける行為なので土葬が一般的だ。

個人的な見解だが、日本人は遺体に思い入れの強い民族といえると思う。

681 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 12:03:52 ID:XOL59oC5
遺体っつーか遺品、形見だな。

682 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 12:07:49 ID:XOL59oC5
形見で思い出したが、火葬で炭素の結晶を作り出すってヤツがあるよな。
ペット葬で繁盛してるようだが、神道的にはどうなんでしょ。

689 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 16:14:46 ID:/Cip2QEH
>>682
遺灰の炭素で人工ダイヤを作るって奴じゃなかったか?
炭素の結晶ってなんだよw

690 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 16:20:31 ID:8rdi8JXj
つまらんケチつけて申し訳ないが、ダイヤは炭素の結晶だからおかしくはないw

691 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 16:24:10 ID:/Cip2QEH
>>690
まあその通りだw しかし炭素の結晶なんて言わずにダイヤとふつーはいうと思わんか?
結晶となるとフラーレンやカーボンナノチューブなども結晶と呼べなくはないんだしな。

683 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 12:08:09 ID:Icf120Wg
遺体が残ってると生前とは見る影もなく虫が湧き腐って醜い有様になる。
そうなる前に焼いて清めてあげたいと思うけどな。
日本人は遺体に思い入れが強いとは思えない。
焼くのは仏教観とはあまり関係ないだろ。

684 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 12:08:22 ID:Y6o7Q7L0
            _,,..r'''""~~`''ー-.、
            ,,.r,:-‐'''"""~~`ヽ、:;:;:\
           r"r          ゝ、:;:ヽ
   r‐-、   ,...,, |;;;;|       ,,.-‐-:、 ヾ;:;ゝ
   :i!  i!  |: : i! ヾ| r'"~~` :;: ::;",,-‐‐-  `r'^!
    !  i!.  |  ;| l|  ''"~~   、      i' |   見てる? 遺影!
     i! ヽ |  | |    ,.:'"   、ヽ、   !,ノ
    ゝ  `-!  :| i!  .:;: '~~ー~~'" ゙ヾ : : ::|
   r'"~`ヾ、   i! i!   ,,-ェェI二エフフ : : :::ノ~|`T
  ,.ゝ、  r'""`ヽ、i! `:、   ー - '" :: : :/ ,/
  !、  `ヽ、ー、   ヽ‐''"`ヾ、.....,,,,_,,,,.-‐'",..-'"
   | \ i:" )     |   ~`'''ー---―''"~
   ヽ `'"     ノ
685 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 12:19:55 ID:D7Y+klKg
遺影はそんなこと言わない

686 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 12:59:25 ID:Py01UMsa
お盆のとき必死に呼びかけてるかもしれないじゃないか

687 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 14:41:55 ID:DBkJtNx+
熱心なセルティックサポは死後火葬された遺骨をセルティックパークに撒いてもらうのが常だったらしい。
ちなみにセルティックサポの大半はカトリック。

700 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 20:46:50 ID:QKTfAz17
>>683
>焼くのは仏教観とはあまり関係ないだろ。

はっきり言って間違っているよ、その認識は。火葬は仏教と密接に関係ある。
「焼いて清めてあげたい」という感覚は仏教のもので、神道では火葬を敬遠してきた歴史がある。

そもそも世界的にも火葬は一般的とは言えない。
火葬が一般的なのは仏教とヒンズー教。他の宗教では土葬が一般的だ。

埋葬というのは非常に宗教観に影響されるものなので、
当然仏教形式の葬儀が多い日本では火葬が主になる。
だが、庶民が普通に火葬できるようになるのは近代になってから。
それまではほとんど土葬で済ませるしかなかった。

702 :日出づる処の名無し:2007/04/24(火) 21:02:55 ID:CBeq3JHc
でも日本は火葬でいいよ。土地が無いし今の焼却能力なら燃やす方が衛生的だ。
韓国の田舎に行ったら、山が土葬の為の土饅頭で一面こぶだらけだった。
それが延々と連なっててテラコワス。

712 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 01:15:34 ID:hkVI6+wo
仏陀は清めるために火葬されたんじゃないんだけどな。
「世界の王とおなじように葬儀をせよ。ただし出家信者は葬儀に参加してはならない」と自ら指示した。

713 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 01:28:26 ID:J1GYaIlQ
お釈迦様って、横になってテレビ見るおばはんみたいな格好で死んだんだよね

715 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 02:09:31 ID:GNOH7Ehq
日本人は日本人教といえるものを無意識に信じて暮らしてるのよ。
でもそれは漠然として今悩める人の具体的な助けにはならないものだし
既存の宗教もただの葬儀屋みたいになっていて
心の支えになりにくいものだから朝鮮カルトに付け入られるんだと思う。

717 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 05:00:23 ID:oass9U1v
イタリア系ニュージーランド人の友達がいるんだが
彼にいわせると日本人ほど信仰心が強く生活の中に宗教が根付いている民族はいないそうだ。
他の国では神を意識して何かをするって信仰心が一般的で、
キリスト教の信者で信仰心の厚い人の中で聖人の名前や行いを知らない人はいないが
日本人の場合は理屈や知識が無くても
生活の中に神や死者に対する礼節が染み込んでいるって感じるらしい。
しかもキリスト教ではペットや家畜が死んでも人間が行く天国には入れないし
教会の墓地にもペットや家畜を埋葬することができないどころか
ペット専用の墓地であるペットセメタリーは神がいない場所として嫌うほどなのに
日本人はペットや家畜どころか昆虫や食べるために獲った魚にまで擬人化して
感謝することに驚いたそうだ。

718 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 05:12:23 ID:fe2j/l5D
>>700
それは火葬が導入された歴史的きっかけにすぎない。
現在、日本人で明日葬式で親族を火葬にするというとき、
仏教の信徒であるということはもうない。
日本人は生まれるとき神道で、結婚式はキリスト教、死ぬ時仏教といわれるように
儀式は形式的なものであり信仰に基づくものではない。
日本人の思い描く死後とは、仏教的というよりはもっと漠然とした神道的なものだろう。

719 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 05:12:42 ID:8epblRVr
動物どころか針供養とか…

720 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 05:23:42 ID:IJslbQpo
>>718
それ自体が仏教の影響なんだから、日本古来の発想ではない。
本居の言うところの「からごころ」であろう。あるいは「合理化」。
さすがに見苦しい。

721 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 05:33:49 ID:wnGVSyxA
北欧のどっかの国だと思ったが、死体を火葬どころか、積極的に肥料化してる国があるらしいが、
その場合、どう思ってるんだろう?

723 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 05:39:00 ID:v/IBP71K
学術的な事ならググるなりなんなりして民俗学のページでも見ればいいじゃん。
ぽまえら素人よりも専門家の意見の方が遙かに真実に近いだろう。

724 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 05:42:05 ID:v/IBP71K
>>717
似たような話では、日本人に宗教を聞くとたいてい無宗教のはずなのに
道ばたに祠やお地蔵さんが至るところにあってお供え物がされていたり、
神社にお参りをしていたりするし、
精肉工場の始業時に神棚に社員一同礼を拝するのとかの話を聞くと驚くそうだな。
同様に捕鯨会議での鯨神社の話とかもそうなのかもしれん。

725 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 05:48:26 ID:fe2j/l5D
>>723
だから民俗学とまで持ち出さなくていいんだよ。
ではこう説明しよう。
「火葬にする」と言うとき、どれだけの日本人がそれが「仏教的価値観による」と判るだろう?
事実、グーグルで調べようなんていってる状態だ。
つまり日本人が火葬にする時、頭に仏教なんてないことを示している。
ただの社会的慣例に従ってるまでなんだよ。

727 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 05:56:43 ID:L3drWuZ8
・・・そういや、
なんで火葬が一般化したんだろうね。

江戸期には、土葬だったはずだが、
うちのあたりは。

730 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 06:14:06 ID:hkVI6+wo
本来仏教では火葬にする。仏陀に倣うのだな。
でも昔は薪を集めるのも一苦労で火葬は金のかかる葬儀だった。
つまり薪より土地がある時代には土葬が一般的に行われた。

なお、いわゆる墓石、ストゥーパは、それを見る人、
拝する人に法(仏法)を意識させるために作るのだそうだ。

732 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 07:44:33 ID:7pMRUiOk
>>725
その、お前の言う「社会的慣例」自体が仏教なんだっつーの。
言葉遊びは見苦しいぞ。

733 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 08:45:00 ID:qZ+JxdGW
葬儀が仏教由来なのは認識しているが
それを強く意識して葬儀をしている人は少ないってことじゃないの
なんで白黒の帯なの?なんで塩まくの?みんなやってるからみたいに

734 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 08:57:03 ID:jk9ipcP7
>>733
オレの両親は大体団塊くらいだが、ちゃんと仏教を意識してそうだ。
その上の爺ちゃん婆ちゃんはいわずもがな。
団塊ジュニア以降はあんまり意識してないような気がする。
ゆとりならなおさら。

735 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 09:04:51 ID:L3drWuZ8
仏教って言っても、いろいろだからね。

江戸時代には宗門人別帳ってものがあって、
どの家も、檀家として「登録」されてたけど、
実のところ、実際の信仰とは関係がない。

葬式だとかの宗教儀式と、その個人の信仰は、
必ずしも一致してなかったのよ。

736 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 09:12:21 ID:/e4s8cHb
イム孝攵

739 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 10:11:20 ID:WKPmRyxY
>>734
と言うか、教育現場から宗教排除しておいて「意識してない」って指摘もどうかと思うんだが。
国民の総意と言うか、国家としての方針だろう。宗教色を薄めているのは。

740 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 10:34:34 ID:B+9OhceW
まあ、社会システム、社会的慣習の一部だわな。

741 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 12:56:25 ID:1P6kJ6ks
>>738
宗教は哲学と文学の基礎。
哲学とは物事・現象を考える礎であり、
社会学・民俗学・歴史学・倫理学に普く広く影響する。
であるからして、宗教を突き詰めることは重要なことである。

742 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 13:02:32 ID:J1GYaIlQ
ボクちゃん宗教大好き!

743 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 13:04:50 ID:J1GYaIlQ
陣内夫婦の神前挙式のおかげで、これから増えていくのかな。
ちなみに神前結婚って明治に出来たんだよね。

744 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 13:19:23 ID:reWrg5+C
基督教の結婚式に対抗して発案されたんだっけな。
従来の日本式の婚儀は、披露宴だけだったよな?

745 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 14:19:48 ID:J1GYaIlQ
>>744
家に近所の人を呼んで、見せびらかすだけと聞いたことがある。

755 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 17:41:55 ID:dXIn3j3E
最も愛と平和を説いたのはキリストです。非常に力強く説きました。
ところがキリストがお生まれになり、歩いたところは、
だいたいパレスチナのあたりですが、民族皆殺しが連続した土地です。
旧訳聖書を見てごらんなさい。隣の民族を全部殺すのがいいという話ばかり。
それが何千年も続いたものですから、逆に「敵を愛せよ」というキリストが
出てきたと解釈すると、よく解るのです。

インドもカースト制度という世界で一番厳しい階級制度があるわけです。
だからそれを全部取り払ったようなことを説いたお釈迦様が出てくるのです。

世界で一番こすっからくて、ヤクザが腐ったような奴が多いのがシナ大陸。
だからほんとうにろくでなしが多すぎるから、仁義を教える孔子や孟子が
出てきたと思います。

日本はそれほど悪いやつがいませんので、聖徳太子くらいで間に合ってる(笑い)。
そんな感じです。

論語だとか孟子だとか、シナの古典は実に立派です。だからああいうのが
出なければならなかったほど悪かったと解釈すべきです。

パレスチナあたりでは、キリストがあれだけ愛を説かなければならなかったほど、
何千年も殺し合いが続いたと解釈すべきです。

インドではお釈迦様のあのありがたい教えが出ざるをえないほど、
カースト制度が強かったと解釈したほうが私は合うのではないかと思うのです。

日本にはそんな偉い人が出る必要がないほど、民度が高いと解釈した方が
現状に合っているのではないかと思います。

渡辺昇一
「こんな日本に誰がした」p72より

757 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 17:54:37 ID:reWrg5+C
インドのカーストって釈尊の時代からあったのか。

759 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 18:27:14 ID:J2Dvdgtr
>>757
カーストとかが嫌で、仏教作ったんじゃないの?

760 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 18:45:24 ID:X51uImNt
>>759
そうそう。カースト否定から仏教が生まれた。

781 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 23:03:59 ID:b8SnousO
宮崎県に「サンメッセ日南」という観光スポットがあるのよ。
そこはイースター島にあるモアイ像を厳密に複製したものが
建っている(オフィシャルな認定を受けているらしい)。

こないだ行ってきたんだが、太平洋が見渡せる丘の上に
4基のモアイ像が並んでいる。
近寄ってみると、モアイ像の前に、五円玉や十円玉がいっぱい置かれている。
お賽銭だわな。

日本人だなあ、と思ったよ。

782 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 23:13:48 ID:7xFjbhSC
モアイ大明神

784 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 23:50:46 ID:XBDMs5iq
実はさ、うちの爺ちゃんの葬式、
間違って違う宗派で挙げちゃったらしいのだよ。

親戚一同それに気が付いた時、
「ま、いいかw爺ちゃんも神様も気にしないだろうしw」
で終わってた。

宗教に鈍感で、でも日本の神様同士の仲の良さ寛容さを疑いもしない信仰心。
なんか、不謹慎なんだけど、この一族、日本人だな、と感じた。

787 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 23:57:11 ID:Xyq7elGE
名水の井戸とかに小銭投げ込むのは止めて欲しいがな…。

788 :日出づる処の名無し:2007/04/25(水) 23:57:27 ID:J2Dvdgtr
良いかは悪いかは、その間違いの度合いにもよるが・・・
仏教徒なのに、イスラム式の葬式やってたら「まぁ、いいか」じゃすまないぞ。

790 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 00:00:56 ID:ROlp5Lou
>>784
実はウチ、墓たててから、家紋が違うことに気付いたんだ。
ウチのは外側の丸なしなのに、丸つきにしちゃって。

いまどき紋付袴とか着ないから、誰も家紋の違いに気が付かなかったんだ。

792 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 00:09:35 ID:EoB26mDQ
>>790意味にたいした違いが無いなら、いいんじゃないだろうか?
分家っぽく思われるかもしれないけどね。

803 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 01:57:00 ID:HdQ3Ip87
>>781
モアイはお地蔵さんのデカイやつなのか?
何の為に創ったんだろう。

805 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 03:09:21 ID:Ba128YJX
この間ジブリ美術館に行ったら、
入ってすぐ、階段上がって下を見ると、階段沿いに置いてある棚のてっぺんに
さりげなく乗せてある、千と千尋の神隠しのおとり様(でっかいひよこみたいな神様。
下からは見えない)の前にいっぱい小銭が落ちてて、
たぶん小銭対策でざるが置かれ、そこにも小銭が入ってた。

ああ、日本人だー、とw

806 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 04:53:02 ID:u8SS6UNi
ああいう小銭ってどうなるだろう?
慈善団体へ寄付するのかな、それとも職員のみなさんのお茶菓子代?

807 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 04:59:06 ID:ZgULfJUY
・・・考えてみりゃ困るよね。

コンビニで寄付とか?

809 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 07:35:16 ID:Ba128YJX
前行ったときにはざるは無かった気がする。

知り合いのお店の、インドネシアの女神像(の置き物)に客が勝手に捧げる賽銭は、
ある程度溜まるとユニセフとかに募金するらしい。
大きい災害があった時にはそちらに、とか。
お店の守り神だから、インドネシアの地震の時にはお店の売り上げと
店主の自前で義捐金や物資送ったらしい。

810 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 07:40:57 ID:r0u87FQ8
地球博のときは、客がネタで展示物やら池やらに小銭投げ入れたりするから
途中から「展示物や池にお金を投げ入れないでください」の看板とか立ったんだけど

しばらくしたら看板無くなって容認状態になってたよな・・・

あの小銭どこいったんだろ・・・

でもまぁ池に浮いてたヒヨコとかパチッてる客も居たから、
トータルだと、どっこいどっこいなのかな

811 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 12:09:17 ID:43Z+jGvr
山の上のハイキングコースでもお地蔵さんがあると
必ずお金がおいてある。

812 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 13:16:39 ID:WnM/MM49
レプリカのモアイ像でも、みんなが拝んでるうちに神様が宿りそう。
で、自分はこんなに信心されてるんだ!と思ってパワーアップしていきそう。

813 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 13:20:28 ID:H5o2rb4c
あるあるw

814 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 13:28:19 ID:k+Hh41VQ
それでいつの間にか、モアイ像が胸像になってるんだよな。
もっと信仰が高まると坐像。もっとテンション上がると立ち上がってポージング。

815 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 13:52:45 ID:mIJidXS0
>>812
古い像の中には、拝んじゃいけない類の物があるとか聞いたことがあるヨ。
拝んじゃうことで、「あ、俺って神様だったんだ!」とその像が認識してしまい、
本来神でない物が神として振る舞おうとすることで、
まぁその何だ、色々と問題を起こすのだとか。
中には本当に神性を帯びちゃうものもあったりして。

オカルトっぽい話ではあるが、こういう万物に魂魄宿る、ってのもある意味
ジャポニズムだよね、っと強引に締めておくw

816 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 13:58:46 ID:8JWtMB7h
日本って信仰が宗教に依存してないんだよな
だから好きな時に好きな神様に信仰を向けるってことに何の疑問も抱かない

817 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 14:32:59 ID:JHRaID6G
>>811
最近、山頂付近と神社の境内にある石の祠を手を合わせて拝んだのだけど、
こういうのには柏手しなくていいのかな?

818 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 15:06:35 ID:suL8hwFP
四国の寺行くと札はべたべた貼ってあるし、どこか浮世離れした所があるんだよね。
この世とあの世の境が曖昧というか。「広末」なんて書かれた落書き見つけてほっとしたり。
今鳥居セットってのが売れているらしい。1メートルぐらいの小さな鳥居なんだが、
ゴミを捨てられて困っている地主が買うんだって。
鳥居があるだけでピタッと無断廃棄が止まるらしい。

819 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 16:27:58 ID:uSfFDBiI
四国88ヶ所なんてそもそも江戸時代にガイドブック書いた人間が
勝手に決めただけで、宗派関係無しだもんな。

820 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 18:02:22 ID:EoB26mDQ
インドネシアの石造はなんとなく日本っぽくて愛着がわく

821 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 18:36:03 ID:C2ZOxdkO
>>819
そういや知多半島にもありますな>お遍路

823 :日出づる処の名無し:2007/04/26(木) 18:56:11 ID:olx6Mz7y
江戸時代の旅行ガイドも復刻版とか出せば面白そう。
宿場町ごとのおねえちゃんの傾向と対策なんかも盛りだくさんなわけですが。
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コメント
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最近の研究では、聖徳太子は、後世に創作された人物ではないかと言われています。
蘇我氏の一族にそのモデルとなった人物がいたとか……。

たしかに、飛鳥時代に耶蘇教が伝わっている可能性は0ではないらしい。
が、中国に伝わった耶蘇教は、今とはまったく違うもので、太子が生まれた60年後のこととのこと。
まだまだ研究のすすんでいない部分だそうな。
2012/05/17 16:00  | URL | #-[ 編集] |  ▲ top

-  -
聖徳太子の時代にはもう基督教入ってたよね?
確か聖徳太子のお母さんが基督教徒だったとか聞いたことある
「厩戸皇子」とか基督の影響受けまくった逸話としか思えんし
2012/05/16 13:10  | URL | #-[ 編集] |  ▲ top

-  -
もうさ、日本教でいいべー
2012/05/15 12:39  | URL | 名無しさん@ニュース2ちゃん #-[ 編集] |  ▲ top

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↓さん
因みに韓国は墓石を側溝の蓋にするくらい立派な国ですよw
 伊達に、イザベラおばさんに鬼神信仰(儒教や仏教では無い未開信仰)と言わせてないよ
・・・土葬だけど墓は無く、山の傾斜に穴掘って埋めて終りだったそうですハイ!
2012/05/15 00:15  | URL | #-[ 編集] |  ▲ top

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>中国も韓国も立派な盛り土の墓を作るはずだ。
少なくとも中国は埋めたな、高速鉄道の事故の時。
…列車ごと埋めたからある意味立派な盛り土の墓なのか…?
2012/05/14 19:44  | URL | #-[ 編集] |  ▲ top

-  -
鬼子母神 = カーリー神 (鬼の上の点がないのが正しいです)
弁財天 =  パールヴァティ神
だっけか。メジャーどころのこの2柱しかしらないけど。

あと、輪廻転生は、仏になるための修羅で、その一生の内にどう生きたかで、次の道が決まる(六道輪廻)と、なにかで知ったな。
解脱したら仏さんになる。そして、輪廻の輪から外れるそうな。
故に迷い多き人の世は苦界なのですな。

あと、日本人は、生まれながらの神道の徒だそうだ。
2012/05/14 16:35  | URL | #-[ 編集] |  ▲ top

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 もしも仏教と同じ頃にキリスト教やイスラム教が公式に伝わっていたら
面白いことになっていたかも
2012/05/14 01:44  | URL | #-[ 編集] |  ▲ top

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仏教が入ってくるときにヒンズー教の神様も一緒に入ってきてるっていうのを忘れていないか?
なにげにヒンズー教の神様が日本の仏教徒と神道の繋ぎ役として大きな役割を果たしてると思う。
2012/05/13 22:04  | URL |   #-[ 編集] |  ▲ top

-  -
宗教を箒に例えてみれば
各々の穂先で俺が一番幸せなんだーって言い合ってるのが海外の信仰で
柄の側から好きな穂先をTPOで選んでるのが日本人
でも箒は箒、そんな感じ
2012/05/13 17:55  | URL | #-[ 編集] |  ▲ top


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