Hewlett-Packard(HP)の「webOS」をめぐる計画について、いくつかの情報が米国時間8月9日に行われた社内会議から流出しているようだ。
Engadgetは8月10日、HPの従業員全員参加の会議に出席していた複数の「信用できる筋」から聞いた話として、HPのエグゼクティブバイスプレジデントを務めるTodd Bradley氏が、webOS搭載タブレットを出荷する時期として2011年第1四半期を示したと伝えた。この情報筋はまた、プロジェクトの社内コード名が「Hurricane」であることも明かしたという。
Bradley氏はPalmの最高経営責任者(CEO)を務めた人物で、現在はHPのPersonal Systems Groupを統括している。HPは2010年7月、モバイルOSのwebOSと併せてPalmの買収手続きを完了した。HPは、買収を発表したその日から、タブレット、ウェブ接続型プリンタ、スマートフォンなど、同社の消費者向け製品ライン全体にわたり、さまざまな方法でwebOSを採用する計画だと述べていた。
HPの最高技術責任者(CTO)を務めるShane Robison氏は、8月4〜6日に開催されたTechonomyカンファレンスで、こうした意向を改めて繰り返した。同氏は米CNETに対し、いずれwebOSをネットブックに搭載する選択肢はあるかもしれないが、生産性ツール関連のタスクを目的とするユーザーにとって「Windows」に取って代わるものではないと述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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