ネットレイティングスは6月28日、2006年5月度のインターネット利用動向情報サービスの調査結果をまとめ、公表した。
調査によれば、月間サイト総利用時間シェアと月間総ページビューシェアで、Yahoo! JAPAN、楽天市場についで、mixiが3位になっていることが分かった。
ウェブサイト別の総利用時間のシェアは、Yahoo! JAPANが16.3%の約1.25億時間。以下、楽天市場が2.1%、mixiが1.9%、2ちゃんねるが1.2%と続く。また、1人当たりの月間平均利用時間では、mixiが4時間28分と、Yahoo! JAPANよりも1時間以上多い結果となっている。
一方、家庭からのアクセスにおける総ページビュー数のシェアでみると、25.4%をYahoo! JAPANが占めていた。また同じく2位に3.0%で楽天市場。mixiは僅差の2.5%で、3位に躍進した。
なお、5月の家庭からのインターネットのアクティブユーザー数は4240万人、1人当たりの月間平均利用時間は約18時間2分に達していた。従って日本全体での月間オンライン総利用時間は約7.64億時間となる。
ネットレイティングス代表取締役社長兼チーフアナリストの萩原雅之氏は「Flashを多用したコンテンツや動画コンテンツの増加により、最近ではサイトパワーを測る重要な指標としてページビュー数だけでなく総利用時間が注目されるようになっている。Yahoo! JAPANの高いページビューシェアはよく知られているが、総利用時間シェアでみても他サイトに大きく差をつけていることが分かる。一方、mixiの家庭におけるアクティブユーザー数は322万人でYahoo! JAPANの1割以下だが、利用時間の長さやページビュー数により、他のポータルサイトに匹敵するメディアとしての力を持っていると言える」と分析している。
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