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IT技術者3万人以上の能力を明らかに--iSRFの全国スキル調査始まる

新澤公介(編集部)2010年06月14日 13時14分

 特定非営利活動法人 ITスキル研究フォーラム(iSRF)は6月14日、IT人材の職種やスキルレベルの実態を調査する「第9回 2010全国スキル調査」を開始した。調査対象者はITエンジニア、組み込みエンジニア、情報システム担当者。専用サイトで8月15日まで受け付ける。

 参加者は、ITスキル標準(ITSS)、組込みスキル標準(ETSS)、情報システムユーザースキル標準(UISS)の中から、自身に合ったスキル標準を1つ選択して設問に回答する。設問はヒューマンスキルなどを含め全160〜200問。回答結果はその場で確認できるほか、全国平均と比較することも可能だ。

 スキルに関する設問のほか、仕事のやりがいや給与、研修の日数などの質問も設けられている。また、「働く環境と生活状況実態調査」や「コミュニケーション意識チェック」「行動傾向チェック」「モチベーション診断」を用意しており任意で回答することができる。

 調査結果は、独立行政法人情報処理推進機構の「IT人材市場動向予備調査」や情報処理技術者試験に引用されるという。iSRFによると前回の参加者は3万人以上にのぼったといい、今回の調査では5万人の参加者を見込んでいる。

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