Amazonのデジタル音楽およびビデオを統括するBill Carr氏(47歳)が同社を離れるという。理由は明らかになっていない。
Carr氏は今週、Amazonのストリーミングサービスを統括するバイスプレジデントとしての職を辞任するつもりだと同僚らに明かしたという。The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間9月24日に報じた。Amazonの広報担当者はWSJに対してこの報道を認めたが、Carr氏の次の職については明かさなかった。
Carr氏は、NetflixやHuluといったサービスに対する有力な競合企業としてのAmazonの地位確立に貢献してきた。同氏は、Amazonがコンテンツにアクセスするためにスタジオ各社と契約を締結する際の中心的人物として広く認識されており、また、人気を博した政治コメディ「Alpha House」といった同社のオリジナル番組制作にも関わった。
Carr氏は、1999年にAmazonに入社してビデオ部門に配属されてから、長年にわたって同社に勤務してきた。時代が変わり、多くの動画視聴者にとってDVDやBlu-rayの重要度が低下してきたことを受けて、新しい役職に移ったのは数年前のことである。また同氏は、2014年に入って提供開始された音楽ストリーミングサービス「Prime」を含む、Amazonの音楽サービスを統括する役割も担っていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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