LinkedInが、人気の高いモバイル向けニュースリーダーアプリを手がけるPulseの買収に向けて協議中だと報じられている。
AllThingsDが米国時間3月11日、「交渉に詳しい筋」からの話として報じたところによると、ビジネスに特化したソーシャルネットワークのLinkedInは、サンフランシスコに本拠を置くオンラインパブリッシャーのPulseに5000万~1億ドルを支払う見通しだという。
しかし、両社とも今のところ公には何も発表していない。
報道が事実だとすると、LinkedInにとってはオンラインパブリッシングへの本格参入となる。
カリフォルニア州マウンテンビューに本拠を置くLinkedInは、特にモバイルアプリの提供やニュースフィードおよびプロフィールページの大型刷新を通じて、すでに自らを少なくともニュースアグリゲーターだと宣伝している。
Pulseの買収は、LinkedInのホームページに常時流れてくる情報を強化し、同ページをビジネスパーソンが1日のニュースを確認するワンストップサイトにする上で有利に働くとみられる。
Pulseにはすでに多くのユーザーがついている。同社の発表によると、「iOS」、「Android」、およびモバイルウェブに対応する同アプリのユーザーは190社強、2000万人以上にのぼり、毎日1000万本以上のニュースが読まれているという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力