アンカー・ジャパン(Anker)は1月14日、充電式カード型紛失防止トラッカー「Eufy SmartTrack Card E30」を自主回収すると発表した。製品に搭載している磁石が一部の磁気カードや通帳に不具合を誘発する可能性を確認したためで、すでに出荷と販売を停止している。
「Eufy SmartTrack Card E30」は2024年11月から販売を開始していたが、ユーザーから「磁気カードが使えなくなった」という報告が12月に寄せられたことを受け、調査を開始。その結果、製品の磁力が一部の磁気カードに影響を及ぼす恐れがあることが判明し、自主回収に踏み切った。同社は人体への影響はないとしているが、万が一のリスクを考慮して使用を中止するよう呼びかけている。
アンカー・ジャパンは、磁気への対策を施した改善版を3月中に発売する予定だが、現行製品の購入者にはサポート窓口を案内している。自主回収の受付は公式サイトの専用フォームに加え、フリーダイヤルでも対応する。
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