1カ月ほど前、Facebook最高経営責任者(CEO)Mark Zuckerberg氏の使っているノートPCが話題になった。オフィスでにこやかに笑う彼の後ろにノートPCが写り込み、そのウェブカメラに目隠し用テープが貼られているように見えたのだ。シンプルな方法でありながら、ウェブカメラ悪用による覗き見の防止効果は高い。ただし、スマートさに欠ける点が残念だ。
そこで、Zuckerberg氏にはこのウェブカメラ用カバー「Nope 2.0」の存在を教えたい。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中。
Nope 2.0は、ノートPCやスマートフォン、タブレットのカメラや、デスクトップPCなどの外付けウェブカメラのレンズ部分に粘着テープで貼り付けて使うカバー。貼った状態で開閉できるので、単に粘着テープを貼ったり取ったりして隠す場合と違い、粘着力が弱まって貼れなくなったり、粘着剤が残ってレンズが汚れたりする心配がない。
カメラに貼り付けるのだが、厚さが0.8mmに抑えられているため、貼ったままノートPCを問題なく閉じられるという。また、開いたカバーが外れない磁石を使った仕組みにより、スマートに開け閉めできる。
Kickstarterでの支援受付期間は日本時間8月17日まで。記事執筆時点(日本時間7月19日11時)でキャンペーン期間は28日残っているが、すでに目標金額964ドルの50倍を大きく上回る約5万4000ドルの資金を集めている。
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