5 結ゆい
30歳をすぎた頃それまでの車から電車通勤となり、朝の電車の間に読書しようと思い最初に読んだのが、
東野圭吾 の本
面白くてスイスイ読めるけど、推理小説は人が死ぬので朝はちょっと…。推理小説以外に何かないかと探し、出会ったのが
重松清 の本
いろいろな話があるのですが、家族や子どもの気持ちをメインにした話が多く共感できることが多々あり電車で涙を堪えきれなかったことも(泣き上戸なので)
あと多摩ニュータウンを舞台にした話がいくつかあり、私自身就職するまで多摩の団地育ちだったので懐かしい場面に思い出が蘇ることも。本のお陰で朝の通勤を楽しめるようになりました。
日本酒についても、いくつかの本を買って知ったことが沢山ありました。最初に読んだのが、
世界で一番わかりやすい
おいしいお酒の選び方
超基本的な知識や好みの日本酒の見つけ方を少しわかった気がします。
そして2冊目が、
最高の日本酒
実際に酒蔵を巡り、12の日本酒の味とその背景がレポートされていて最高に面白く、一気に日本酒への興味が高まりました。この本の中で紹介される日本酒の一つが
結ゆい(むすびゆい)
茨城の日本酒で、酒蔵の家に嫁に嫁いだ美智子さんが造りました。柔らかい甘味の、優しい味です。
あと、多摩に住んでいた頃から知ってはいた、小山商店という酒屋のことも載っていて、実はすごい酒屋だということも知り、今うまい日本酒を探す中心はこの酒屋です。