Simulink
開発元 | MathWorks |
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最新版 |
2023a
/ 2023年3月22日 |
対応OS | クロスプラットフォーム[1] |
ライセンス | プロプライエタリソフトウェア |
公式サイト | Simulink 製品ページ |
Simulink(シミュリンク)はMathWorks社によって開発された、モデリング、シミュレーション、解析のためのマルチドメインシミュレーション及びダイナミックシステムである。
概要
[編集]MATLABプロダクトファミリ[2]の一つであるが、インストールされているMATLABの構成によってはSimulinkが構成されていない場合もある。
おもなインタフェースはグラフィカルなブロックダイアグラムツールと、カスタマイズ可能なブロックライブラリのセットである。 SimulinkはMATLAB環境によって提供され、MATLABとともに動作する。 Simulinkはマルチドメインシミュレーションおよびデザインのために制御理論、デジタル信号処理などの分野で広く使われている。
専門分野ごとにブロックがまとめられたブロックセット (blockset) はMathWorks社によって多数用意されているが、ブロックセットによっては特定のToolboxが必要になることもある。たとえばデジタル信号処理で頻繁に使用するDSP System Toolbox[3]の場合、Signal Processing Toolbox[4]が必須となる。
アドオン製品
[編集]MathWorks社、サードパーティーの多くのハードウェアまたはソフトウェア・プロダクトはSimulinkに利用できる。
コード生成
[編集]MathWorksによる製品のSimulink Coder[5]を利用することで、Simulink上で作成したブロック線図モデルから、システムのリアルタイム実施のために、C言語のコード(Cコード)を自動生成できる。 コードの効率と柔軟性が向上するため、迅速な繰り返しのためのその柔軟性と能力のために、組み込みシステムデザイン作業のための一般的なツールであることに加え、広く使われている。
また、Embedded Coder[6]は組み込みシステム用の効率的なコードを生成する。
そしてアドオンは、テキサス・インスツルメンツなどのマイコンを含む、特定のEmbedded Targetをサポートする。
さらに、MathWorksによるHDL Coder[7]を使用することで、Simulinkのブロック線図モデルおよびStateflowチャートから自動的にVHDLおよびVerilogが生成できる。
関連項目
[編集]- Toolboxe及びアドオン
- PLECS
- LMS Imagine.Lab AMESim
- LabVIEW
- データフロープログラミング
- フローベースプログラミング (FBP)