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隆中

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三義殿

隆中(りゅうちゅう)は、中国の時代から三国時代にかけての、荊州の州都・襄陽県(現在の湖北省襄陽市襄州区)から13kmの地点にある小さな村(現在の湖北省襄陽市襄城区)である。

概要

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後漢末に若き頃の諸葛亮とその弟諸葛均が住んだ土地である。小説『三国志演義』では後に蜀漢を建国した劉備が諸葛亮を軍師として迎えるため、わざわざ諸葛亮の庵まで三回足を運んだ、三顧の礼の舞台となった場所である。ただし、三顧の礼の場所は河南省南陽市臥龍区臥龍崗などにもある。[1]

後世の時代になり、古隆中(こりゅうちゅう)と呼ばれるようになって、名所として整備された。中華人民共和国国家級風景名勝区(1994年認定)[2]中国の5A級観光地(2019年認定)である[3]

脚注

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関連項目

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外部リンク

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座標: 北緯31度59分38秒 東経112度01分35秒 / 北緯31.9939度 東経112.0264度 / 31.9939; 112.0264