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辻陽太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
辻 陽太
辻 陽太の画像
2023.11.04
プロフィール
リングネーム 辻 陽太
本名 辻 陽太
ニックネーム GENE BLAST
身長 182cm[1]
体重 103kg[1]
誕生日 (1993-09-08) 1993年9月8日(31歳)[1]
出身地 神奈川県横浜市[1]
所属 新日本プロレス
スポーツ歴 テコンドー[1]
アメリカンフットボール[1]
野球[1]
トレーナー アニマル浜口
ウルティモ・ゲレーロ
棚橋弘至
内藤哲也
デビュー 2018年4月10日[1]
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辻 陽太(つじ ようた、1993年9月8日 - )は、日本男性プロレスラー神奈川県横浜市出身。血液型A型。新日本プロレス所属。アメリカンフットボール仕込みの強靭な肉体が持ち味でもある[2]

来歴

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デビュー以前

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学生時代はテコンドーアメリカンフットボール野球を経験。神奈川県立横浜立野高等学校日本体育大学体育学部体育学科卒業。 一度就職するも、プロレスラーを目指すことを決意してアニマル浜口トレーニングジムに半年ほど通う[3]

新日本プロレス

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2017年4月、新日本プロレスに入寮[1]。約1年以上もの練習生期間を経て、2018年4月10日、新宿FACEにて開催されたLION'S GATE PROJECT 11の舞台で、岡倫之を相手にデビュー。試合は逆エビ固めでギブアップ負けを喫した[4]。2019年4月13日、茨城・つくばカピオアリーナ大会で上村優也からシングル戦初勝利。

2020年

6月16日から開催された「NEW JAPAN CUP 2020」でNEW JAPAN CUP初出場。6月16日の開幕戦でオープニングマッチを真壁刀義と戦った。最後は真壁のジャーマン・スープレックスに敗れ1回戦敗退[5]

2021年

6月に開催されたKIZUNA ROAD 2021でシングル5番勝負が行われ、14日に棚橋弘至、15日にタイチ、16日にオカダ・カズチカ、22日にザック・セイバーJr.、23日にグレート-O-カーンの胸を借りた。コロナ禍などもあり過去最長の3年4ヶ月の期間、上村優也とともにヤングライオンとして過ごしたが7月26日にヤングライオン卒業と海外遠征が発表され、8月1日、内藤哲也を相手に壮行試合を闘った[6]。8月9日、RPWが9月4日に開催されるシェフィールド大会に辻が参戦することを発表した[7]

2022年

11月9日、メキシコに海外武者修行へ。リングネームは”Yota”。11日にCMLL興行で、ルードとして、アレナ・メヒコに参戦。

2023年

5月3日、「レスリングどんたく 2023」のメインイベントでIWGP世界ヘビー級王座を防衛した後のSANADAをスピアーで襲撃し挑戦をアピールするとともに、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を意識するようなポージングも見せた[8]。翌日、6月4日大阪城ホール大会でのIWGP世界ヘビー級選手権が発表された[9]

6月3日、翌日IWGP世界ヘビー級戦の公開調印式に「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」のメンバーが登場。内藤哲也の「我々と行動をともにしたいということかな?」という質問に、「そういうことです」と返答し、同ユニットへ加入することになった[10]

6月4日、「DOMINION 6.4 in OSAKA-JO HALL」のメインイベントでSANADAの持つIWGP世界ヘビー級王座へ挑むも、惜しくも敗れ王座獲得にはならなかった[11]。また同日、『G1 CLIMAX 33』へのエントリーも発表された。しかし、G1では3勝3敗1分の五分に終わり[12]、決勝トーナメント進出とはならなかった。

9月24日、兵庫・神戸ワールド記念ホール『カンタン酢™ Presents DESTRUCTION in KOBE』のメインイベントでウィル・オスプレイのIWGP US(UK)ヘビー級王座に初挑戦したが敗退[13]

2024年

3月20日、新潟・アオーレ長岡で開催されたNEW JAPAN CUPで初優勝[14]。4月6日、両国国技館『SAKURA GENESIS 2024』で内藤哲也が保有するIWGP世界ヘビー級選手権へ挑戦するも獲得ならず[15]

人物

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  • 双子の兄はアメリカでスタントマン活動をしている辻将太[12][16]
  • アメフト部時代のポジションはクォーターバック[17]
  • 実況アナウンサーの清野茂樹によると魅力は「顔面表現」[18]。2020年に「目標を3つ立てた!」と宣言し、LA道場所属選手からの勝利、棚橋弘至とタッグでのWORLD TAG LEAGUE出場、NEW JAPAN CUP出場を挙げた。前述の清野は一度に3つ掲げる大胆さが「辻らしい」と解説している[18]
  • Twitterでは度々ちゃんこ番の様子や、フランス料理などを作る様子をアップロードしている。
  • 海野翔太成田蓮と並べて「令和闘魂三銃士」の枠に組み込まれたことに関しては明確に拒否反応を示しており、新日本の親会社であるブシロードのオーナー木谷高明に対して不満を述べている[19]

得意技

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フィニッシャー

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ジーン・ブラスター[20]
凱旋後の辻のフィニッシャー。カウンターとしても使用している[21]

その他の技

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カーブ・ストンプ[20]
マーロウ・クラッシュ
2024年のNEW JAPAN CUPより使用。トップロープから回転しながら放つカーブ・ストンプ。自身の好物であるマーロウのプリンにスプーンを入れる様子からインスパイアを受けて完成した技[22]
リバースゴリースペシャルボム[23]
ブエロ・デ・アギラ[20]
2023年6月3日凱旋試合で初使用。別名:フォズベリー・フロップ[23]
対戦相手のSANADAに「まさかあんなに飛んでくるとは思わなかった」と言わしめた[24]
雪崩式スパニッシュフライ[20]
2023年6月3日凱旋試合で初使用。
ムーンサルトプレス[25]
2023年6月3日凱旋試合で初使用。

タイトル歴

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新日本プロレス
プロレス大賞
  • 年間最高試合賞(3月20日アオーレ長岡、NEW JAPAN CUP 2024決勝戦、辻陽太 vs. 後藤洋央紀)(2024年)

入場テーマ曲

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  • GENE BLAST(2023年5月3日~)

決め台詞

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  • 「覚悟はいいか!?」

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i 選手名鑑”. 新日本プロレス公式サイト. 2020年6月27日閲覧。
  2. ^ 【新日本】謎の男・辻陽太、敗戦もインパクト抜群のスピアーにムーンサルトプレスも披露”. 日刊スポーツ (2023年6月4日). 2022年8月5日閲覧。
  3. ^ [1] 【SOUND ONLY】棚橋弘至のPodcast Off!! #131
  4. ^ LION’S GATE PROJECT11 – 東京・新宿FACE – 第2試合”. 新日本プロレス公式サイト. 2018年4月10日閲覧。
  5. ^ NJPW WORLD Special NEW JAPAN CUP 2020 – 1回戦 2020/6/16 – 真壁vs辻”. www.njpw.co.jp. 2020年6月27日閲覧。
  6. ^ 【8月1日(日)後楽園大会の全カード決定】メインはNEVER無差別級6人タッグ選手権・後藤&YOSHI-HASHI&石井vsタイチ&ザック&鈴木! ヤングライオン2人が“壮行試合”!内藤vs辻! オカダvs上村が実現!”. www.njpw.co.jp. 2021年8月2日閲覧。
  7. ^ https://twitter.com/revprouk/status/1424772774183284748”. Twitter. 2021年8月28日閲覧。
  8. ^ レスリングどんたく 2023 – 福岡・福岡国際センター – エンディング”. www.njpw.co.jp. 2023年8月15日閲覧。
  9. ^ 【6月4日(日)大阪城ホール大会の“主要カード”が決定!】IWGP世界ヘビー級選手権、SANADA vs辻陽太が正式決定! NEVER王座戦でフィンレーvsファンタズモ! IWGPタッグ選手権は3WAYマッチ! ザックvsコブがTV王座を賭けて決着戦!
  10. ^ 場内騒然!会見場にロス・インゴのメンバーが出現!ベルト獲りを予告した辻がL・I・Jに電撃加入!IWGP世界ヘビー王者・SANADAは「変わってなかったら、一方的に終わらせる」と迎撃態勢!【6.3公開調印式②】
  11. ^ DOMINION 6.4 in OSAKA-JO HALL
  12. ^ a b 【新日本・G1】辻陽太〝替え玉〟は双子の兄! ゲイブ一蹴し「高額な請求をさせてもらう」”. 東スポWEB (2023年8月5日). 2023年8月15日閲覧。
  13. ^ DESTRUCTION in KOBE – 兵庫・神戸ワールド記念ホール 2023/9/24 – 第10試合 60分1本勝負”. www.njpw.co.jp. 2023年11月6日閲覧。
  14. ^ 辻陽太、「NJC」初優勝…4・6両国で「IWGP世界王者」内藤哲也に挑戦…3・20長岡全成績スポーツ報知 2024年3月21日
  15. ^ 辻陽太、内藤哲也に敗れIWGP世界王座奪取ならず…「運命が俺に振り向かなかっただけだ」…4・6両国成績スポーツ報知 2024年4月7日
  16. ^ アメリカのTVドラマ『フラッシュ』に出演日本の俳優とスタントマン その1 - Oops!うっぷす カナダ・バンクーバー情報誌”. Oops!うっぷす カナダ・バンクーバー情報誌 (2018年1月31日). 2023年8月15日閲覧。
  17. ^ プロレス界もアメフット反則行為を糾弾「あれは暴力」 - スポーツ : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2023年6月6日閲覧。
  18. ^ a b 清野茂樹/ローソンエンタテインメント「月刊ローチケ/月刊HMV&BOOKS」2020年4月15日号46頁
  19. ^ https://twitter.com/tsuji_njpw/status/1674654995377995778
  20. ^ a b c d 【新日本】辻陽太 IWGP戦敗北も…潜在能力爆発で特大インパクト「俺の戦いは今日始まったんだ」”. 東スポWEB (2023年6月4日). 2023年6月6日閲覧。
  21. ^ 栗田尚樹. “【新日本】怪物・辻陽太、オスプレイから3カウント IWGP・UK(US)ヘビー級王座挑戦か - プロレス : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2023年8月15日閲覧。
  22. ^ njpw_yotatsujiのツイート(1773260713055732090)
  23. ^ a b スマートフォンゲーム「新日本プロレスSTRONG SPIRITS」より
  24. ^ 辻陽太の巨体が力強く宙を舞い…メキシコ帰りの29歳はいかにして観衆の心をつかんだのか? IWGP王者SANADAも「あんなに飛んでくるとは…」(原悦生)”. Number Web - ナンバー. 2023年8月15日閲覧。
  25. ^ 【新日本・G1】辻陽太〝替え玉〟は双子の兄! ゲイブ一蹴し「高額な請求をさせてもらう」”. 東スポWEB (2023年8月5日). 2023年8月15日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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