荘子邦雄
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荘子 邦雄(しょうじ くにお、1920年9月16日 - 2021年3月25日[1])は、日本の法学者。専門は刑法。東北大学名誉教授。札幌学院大学名誉教授。法学博士(北海道大学、1962年)。兵庫県出身。叙従三位[2]。
略歴
[編集]- 1943年9月 九州帝国大学法文学部卒業
- 1943年12月 学徒出陣。野戦重砲兵第8連隊入営[3]
- 1945年11月 復員[4]
- 1949年5月 九州帝国大学大学院(旧制)特別研究生修了(指導教授:不破武夫)
- 1949年5月 九州大学法学部助教授
- 1952年4月 北海道大学法学部助教授
- 1956年1月 北海道大学法学部教授
- 1961年4月 東北大学法学部教授
- 1962年2月 論題「労働刑法」にて博士論文受く[5]。
- 1974年4月 東北大学法学部長
- 1984年3月 東北大学定年退官
- 1984年4月 東北大学名誉教授。札幌学院大学法学部教授、法学部長(1988年3月まで)
- 1988年4月 札幌学院大学学長
- 1991年3月 札幌学院大学定年退職
- 1991年4月 札幌学院大学名誉教授[6]
公職など
[編集]- 司法試験第二次試験考査委員(1962-1981)
- 宮城県麻薬中毒審査会委員(1962-1965)
- 矯正保護審議会委員(1975-1983)
受賞歴
[編集]主著
[編集]- 『正当防衛』(有斐閣、1956年)
- 『刑法総論(現代法律学全集)』(青林書院、1969年初版、1996年第三版)
- 『労働刑法(総論)〔新版〕』(有斐閣、1975年)
- 『刑法における故意・過失の研究』(共著、一粒社、1989年)
- 『近代刑法思想史研究』(NTT出版、1994年)
- 『人間と戦争 一学徒兵の思想史』(朝日新聞出版、2013年)
など多数
脚注
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