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芦之湯村

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
あしのゆむら
芦之湯村
1890年頃の芦之湯 (日下部金兵衛撮影)
1890年頃の芦之湯
日下部金兵衛撮影)
廃止日 1954年1月1日
廃止理由 新設合併
元箱根村芦之湯村箱根町 → 箱根町
現在の自治体 箱根町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 神奈川県
足柄下郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 120
国勢調査、1950年10月1日)
隣接自治体 神奈川県足柄下郡湯本町宮城野村、元箱根村
芦之湯村役場
所在地 神奈川県足柄下郡芦之湯村
座標 北緯35度13分22秒 東経139度02分36秒 / 北緯35.22272度 東経139.04325度 / 35.22272; 139.04325座標: 北緯35度13分22秒 東経139度02分36秒 / 北緯35.22272度 東経139.04325度 / 35.22272; 139.04325
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芦之湯村(あしのゆむら)は、神奈川県の西部、足柄下郡に属していた

地理

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村内を東西に一級国道1号が横断する。一級国道1号の最高標高点が村内に所在する。

歴史

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村発足後

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  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、芦之湯(町や村はつかない)の区域をもって芦之湯村が成立[5]。箱根駅、元箱根村および芦之湯村は、「箱根駅外二ヶ村組合」にて行政を行う[4]
  • 1904年(明治37年) - 宮城野-芦ノ湖畔に人力車道(後の国道1号)が開通する[2]
  • 1920年大正9年)4月1日 - 現在の国道1号が、一級国道1号に指定される[6]
  • 1954年昭和29年)1月1日 - 箱根町外二ヶ村組合の箱根町、元箱根村および芦之湯村が合併して、新たに箱根町となる。
  • 町村制の下、芦之湯村は非常に規模が小さく、当時の制度による公民が極めて少なかったため(1932年当時の公民は11人)、村会に替えて公民全員による町村総会が設けられていた。町村制下においては唯一の例であり、現行の地方自治法においてもかつて八丈小島にあった東京都宇津木村(現八丈町)に設けられていた1例があるのみである[7]

交通

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道路

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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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出身著名人

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  • 野村ミチ(横浜YWCA会長、生家:温泉旅館紀伊国屋)

脚注

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  1. ^ a b 芦之湯温泉(2008年12月25日時点のアーカイブ) - 箱根町観光協会
  2. ^ a b 箱根都市計画マスタープラン(案) (PDF) [リンク切れ] - 箱根町
  3. ^ 禅馬三郎『改訂新版 かながわの温泉』(神奈川新聞社、2000年)p.93(google book
  4. ^ a b 神奈川東海道ルネッサンス推進協議会『神奈川の東海道上〔第2版〕』60ページ、神奈川新聞、2000年、ISBN 9784876452651
  5. ^ 統計はこね (PDF) [リンク切れ] - 箱根町
  6. ^ 同日、内務省告示第28号
  7. ^ 百瀬孝『事典 昭和戦前期の日本 制度と実態』 吉川弘文館、1990年

関連項目

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