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膳場貴子

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ぜんば たかこ
膳場 貴子
プロフィール
出身地 日本の旗 日本 東京都
生年月日 (1975-02-28) 1975年2月28日(49歳)
血液型 AB型
最終学歴 東京大学医学部健康科学・看護学科卒業
職歴 NHKアナウンサー(静岡東京アナウンス室)→フリー(TBSテレビ専属契約
活動期間 1997年 -
出演番組・活動
出演中 本文参照
出演経歴 本文参照

膳場 貴子(ぜんば たかこ、1975年2月28日 - )は、日本のフリーアナウンサーTBSテレビ専属契約アナウンサーで、元NHKアナウンサー1997年4月 - 2006年3月)。

人物

趣味は舞台鑑賞と音楽鑑賞。大槻ケンヂの熱狂的なファンである。

生い立ち

実家の膳場家は下北沢村を開墾した膳場将監の子孫であり、大場家・秋山家と並ぶ世田谷の地主の一つである。ヤマト化学工業代表取締役副社長を務めた昭[1]の三女として生まれた。7歳上の長姉綾子[1]はピアニスト[2]でスペイン人のラコルーニャ州立大学演奏家と結婚しスペインに移住[1]、4歳上の次姉百合子[1]は早稲田大学教授[2]である。3姉妹の末子である膳場は、1歳から7歳まで西ドイツ(当時)で過ごした[1]

世田谷区立代沢小学校から女子学院中学校・高等学校に進学[3]。女子学院の同級生には漫画家辛酸なめ子や元日本テレビアナウンサー・馬場典子がいる。東京大学文科三類に入学し、3年生から医学部健康科学・看護学科[4]に進学した。

私生活では2度の離婚歴がある[5][6]

経歴

1997年、アナウンサーとしてNHKに入局した[4]静岡放送局を経て、2000年春から東京アナウンス室に勤務した[4]2006年3月でNHKを退職した[4]。半年後、フリーに転身した後はTBS専属契約を結び、2006年9月25日より『筑紫哲也 NEWS23』のサブキャスターに就任した[4]。なお、2007年5月から11月にかけてはそれまでメインキャスターであった筑紫哲也が病気療養に入ったことから、メインキャスター代理を務めていた。同年12月から、後藤謙次が後任のメインキャスターとなったが、当初後藤は原則月曜日から木曜日までの担当となっていたため、金曜日に限り膳場が引き続きメインキャスターを務めた。2008年4月の番組リニューアル以降は後藤が金曜日も含めてメインキャスターを務めたが、番組進行は三澤肇(当時MBSから出向)とともに膳場が行う傾向にあり、番組の締めの台詞は膳場が行っていた。

2009年3月30日から30分の短縮版としてリニューアルした『NEWS23』では、サブキャスターから昇格し、膳場がメインキャスターを務めた。

2010年3月29日からスタートした『NEWS23』の後継番組『NEWS23クロス』では松原耕二と共にメインキャスターに就任した。2011年9月、菅直人の総理大臣退任直後にテレビメディアとして最初のインタビューを行い、原発事故対応の詳細を取材した。

2012年3月26日からスタートしたリニューアル後の『NEWS23クロス』では、コメンテーターの播摩卓士と共にメインキャスターを務めた。東日本大震災被災地での取材活動や、駐日アメリカ大使・ジョン・ルースやプロテニスプレーヤー・クルム伊達公子等へのインタビューを行った。

2013年4月1日からスタートした『NEWS23』では、播磨以外のサブキャスターが続投し、引き続きメインキャスターを務める(播磨に代わってアンカーマンは岸井成格となった)。

2015年7月24日、第1子妊娠が明らかになる[7]11月20日の『NEWS23』番組内で、翌週から産休に入ることを報告した[8]12月6日、第1子女児の出産が報じられる[9]

2016年2月8日、産休から復帰した[10]。同年3月末で『NEWS23』のメインキャスターを降板し、4月2日の放送から『報道特集』のキャスターとなる[11]

2021年流通経済大学客員教授に就任した[12]

トランプ狙撃に際して番組での発言

2024年7月14日ドナルド・トランプ元米国大統領がペンシルベニア州バトラーで開かれた集会で演説中に狙撃され負傷した事件に対し、報道番組『サンデーモーニング』においてコメンテーターの元外務省事務次官で立命館大学客員教授の藪中三十二が「変な話だが、大統領選挙に有利になる可能性がある」と話すと、これを受け膳場が「プラスのアピールになりかねない」などと発言し[13]X (旧Twitter)上で炎上した[14]。膳場の発言に対し作家の竹田恒泰は「不適切極まりない...(中略)... 人間としての心はないのかと思う」、堀江貴文は「人の心はないね」 [15]ほんこんは「なんちゅう事を言うねん」「酷い話」とX上で綴っている[16]。これに続き、フジテレビ元アナウンサーの長谷川豊は膳場に対し「厳しく叱責されるべき」と綴った[17]。その一方、衆議院議員の米山隆一は堀江の投稿に対し「言い方の是非はあるにせよ、人の心はあるに決まっているじゃないですか」と膳場に対し擁護の発言を行っている[18]。一連の批判を受けて膳場は自身のFacebookで自身の発言についていったん反省の弁を述べたが、7月15日にはその部分を削除していることが確認されている[19]

インタビュー・取材等実績

現在の出演番組

過去の出演番組

NHK時代
フリー(TBS専属契約)転身以後
「ナガサキ奇跡の被爆少女 67年目の再会」(2012年8月5日

受賞・受章

  • 菊池寛賞(2001年)(NHK「プロジェクトX」制作スタッフとして)
  • 橋田賞(2012年)【20周年記念特別顕彰】(TBSテレビ『報道の日2011』記憶と記録そして願い)

脚注

  1. ^ a b c d e https://web.archive.org/web/20221201031637/http://www.k-wakabakai.com/ikiikiOB_rirekisho_zenba.html
  2. ^ a b https://www.jprime.jp/articles/-/32528?page=3
  3. ^ 和久田麻由子アナなど、女子学院(通称JG)が人気女子アナを多数輩出している!”. 週刊女性PRIME. 2021年10月18日閲覧。
  4. ^ a b c d e Vol.5 膳場 貴子さん|法テラス”. www.houterasu.or.jp. 2021年10月18日閲覧。
  5. ^ 膳場キャスター離婚していた…TBS「NEWS23」の顔、2度目も2年で スポーツ報知 2009年1月22日
  6. ^ 膳場アナまた離婚していた(芸能) アーカイブ 2012年1月29日 - ウェイバックマシン スポニチ Sponichi Annex 2009年1月22日
  7. ^ 膳場貴子アナ、40歳の妊娠 ママでキャスター継続へ”. Sponichi Annex (2015年7月25日). 2015年7月25日閲覧。
  8. ^ a b “膳場貴子アナ産休に NEWS23で報告、出産後の復帰誓う”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2015年11月21日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/11/21/kiji/K20151121011548230.html 2015年11月21日閲覧。 
  9. ^ “「NEWS23」メーンキャスターの膳場アナ、第1子女児出産”. SANSPO.COM (株式会社 産経デジタル). (2015年12月6日). https://www.sanspo.com/article/20151206-JXA7SVN5EJN3LDM6HBE6TP5H4U/ 2015年12月6日閲覧。 
  10. ^ a b 膳場貴子アナ 8日「NEWS23」に産休から復帰”. スポニチアネックス (2016年2月8日). 2016年2月8日閲覧。
  11. ^ “膳場貴子アナ「NEWS23」を降板!「報道特集」へ”. スポーツ報知 (株式会社報知新聞社). (2016年1月27日). オリジナルの2016年1月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160127064459/http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160126-OHT1T50129.html 2016年1月27日閲覧。 
  12. ^ 膳場貴子”. 流通経済大学. 2023年10月21日閲覧。
  13. ^ 「トランプ氏銃撃事件で膳場貴子アナの「プラスのアピールになりかねない」との発言が波紋呼んだ」『東スポWeb』2024-7-15
  14. ^ 「サンモニ膳場貴子アナが「大統領選へプラスアピール」発言で大炎上」『アゴラ言語プラットフォーム』2024-7-14
  15. ^ 「思わず本音が出ちゃった感じだな。人の心はないね。」『堀江貴文(Takafumi Horie、ホリエモン)@takapon_jp』---
  16. ^ 「ほんこん、トランプ氏銃撃巡る膳場貴子「サンモニ」発言に苦言「なんちゅう事を言うねん」」『日刊スポーツ』2024-7-14
  17. ^ 「膳場貴子アナの〝トランプ発言〟是非に長谷川豊氏も参戦「厳しく叱責されるべき」」『東スポWeb』2024-7-17
  18. ^ 「米山隆一氏 膳場貴子アナへ〝人の心ない〟投稿のホリエモンに苦言「あるに決まっている」」『東スポWeb』2024-7-16
  19. ^ 「【トランプ銃撃】膳場貴子「不適切コメント」で袋叩きに…SNSで反省も「投稿すぐ削除」の切実事情」『Asagei plus』2024-7-16
  20. ^ https://www.chunichi.co.jp/article/876899

外部リンク