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能代駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
能代駅[* 1]
駅舎(2021年4月)
のしろ
Noshiro
東能代 (3.9 km)
(2.2 km) 向能代
地図
所在地 秋田県能代市元町14-40[1][2]
北緯40度12分23.6秒 東経140度1分58.6秒 / 北緯40.206556度 東経140.032944度 / 40.206556; 140.032944座標: 北緯40度12分23.6秒 東経140度1分58.6秒 / 北緯40.206556度 東経140.032944度 / 40.206556; 140.032944
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 五能線
キロ程 3.9 km(東能代起点)
電報略号 ノロ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
319人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1908年明治41年)7月1日[1][3]
備考 業務委託駅
  1. ^ 1909年(明治42年)に能代町駅から改称[1]
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能代駅(のしろえき)は、秋田県能代市元町[2]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五能線である[1]

起点の東能代駅から来た列車は大半が当駅までの1区間で折り返す[1]。これは、幹線である奥羽本線から能代市の代表駅である当駅を接続するためである。当駅以北は本数が大幅に少なくなる。

歴史

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能代駅(1980年)

駅構造

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ホームのバスケットゴール

相対式ホーム2面2線を有する地上駅である[1]。かつては2面3線で留置線もあったが、現在は旧3番線へのポイントは途切れている。互いのホームは跨線橋で連絡している。

東能代統括センター(東能代駅)が管理し、JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅である。直営駅時代は長らく五能線の秋田県側の管理駅で、向能代駅 - 岩館駅間の各駅を管理していた。

鉄筋駅舎の中には自動券売機指定席券売機キヨスク[1]・待合室がある。なお、みどりの窓口は設置されていない。駅舎は2013年(平成25年)10月に開催される秋田デスティネーションキャンペーンに向けて、「木都」の町 能代をコンセプトに、同年9月1日にリニューアルされた[報道 2][報道 3]

バスケットボールの町らしく、ホームにバスケットゴールがある[1]。「リゾートしらかみ」(1号、3号のみ)の乗客は停車中にフリースローに挑戦でき、シュートが入ると記念品を貰える。

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1 五能線 下り 岩館深浦方面[5]  
2 上り 東能代方面[5] 当駅始発は1番線
  • 23時台に設定の最終列車は旅客扱い終了後、当駅にて夜間滞泊を行わず東能代駅まで回送される。当駅始発の初列車も東能代駅から回送してくる。

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員319人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     1,275 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     1,230 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     1,100 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     983 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     897 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     869 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     862 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     845 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     796 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     730 [利用客数 11]
2010年(平成22年)     700 [利用客数 12]
2011年(平成23年)     664 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 167 433 601 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 159 409 569 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 152 358 510 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 136 360 497 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 123 326 449 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 118 335 453 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 109 321 430 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 97 302 399 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 60 281 341 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 57 302 359 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 54 267 321 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 57 261 319 [利用客数 1]

駅周辺

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バス路線

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北に徒歩15分程度の場所に、能代バスステーション(能代BST)が開設されている。一部の路線は、能代駅前には停車せず、能代BSTから発車する便もある。
能代駅前停留所も、駅ロータリー内に停車する路線と手前の交差点近隣に停車する路線とがあり、また、能代駅前のバス乗り場としては、いわゆるバスターミナル形態にはなっていない。
  • 能代駅前⇔東能代地区連絡コミュニティバス「ではるん」
能代駅前停留所を起終点とする循環路線。秋北バスが運行していた能代市内線の廃止代替路線である。運行は秋北タクシーに委託している[6]

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
五能線
快速
東能代駅能代駅あきた白神駅
普通
東能代駅 - 能代駅 - 向能代駅

脚注

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記事本文

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注釈

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  1. ^ 五所川原駅の「びゅうプラザ」が閉鎖されたため、2018年(平成30年)3月31日までは、五能線内唯一の「びゅうプラザ」設置駅となった。ただし、海外旅行非取扱店。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 『週刊 JR全駅・全車両基地』 31号 青森駅・弘前駅・深浦駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月17日、24頁。 
  2. ^ a b c 駅の情報(能代駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月11日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、549頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 交通年鑑 昭和46年版 p.190
  5. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(能代駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月13日閲覧。
  6. ^ 令和6年4月版 能代駅前⇔東能代地区連絡コミュニティバス ではるん” (PDF). 能代市. 2024年5月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月13日閲覧。

報道発表資料

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  1. ^ もしもし券売機『Kaeruくん』が指定席券売機に替わります!” (PDF). 東日本旅客鉄道秋田支社. 2021年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月5日閲覧。
  2. ^ a b 秋田デスティネーションキャンペーンに向けた駅の整備について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道秋田支社、2013年6月20日。オリジナルの2020年5月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200517090522/https://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20130620-4.pdf2020年5月17日閲覧 
  3. ^ a b 能代駅リニューアルオープンに伴う記念セレモニーの開催について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道秋田支社、2013年8月29日。オリジナルの2020年5月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200517092131/https://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20130829-3.pdf2020年5月17日閲覧 
  4. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年8月13日閲覧 

新聞記事

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  1. ^ 「能代駅が貨物補助基地に」『読売新聞』1965年12月23日、秋田読売。
  2. ^ 「大館、能代両駅に「みどりの窓口」」『交通新聞』交通協力会、1970年12月6日、3面。
  3. ^ 「JR東日本 「みどりの窓口」廃止へ 県内8駅 湯沢市など「撤回を」」『朝日新聞朝日新聞社、2006年3月2日、31 朝刊。
  4. ^ 「みどりの窓口リストラ」『朝日新聞』朝日新聞社、2006年7月11日、23 夕刊。
  5. ^ 交通新聞2008年10月9日[要ページ番号]

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月23日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月31日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月14日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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