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竹村延和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
竹村延和
基本情報
生誕 (1968-08-26) 1968年8月26日
出身地 日本の旗 日本 大阪府枚方市
ジャンル テクノエレクトロニカ環境音楽ミニマル音楽
職業 作曲家編曲家
レーベル ワーナーミュージック・ジャパンChildiscスリル・ジョッキー・レコーズ
共同作業者 スピリチュアル・バイブス
公式サイト Nobukazu Takemura official page

竹村 延和(たけむら のぶかず、 1968年8月26日 - )は、日本テクノ/エレクトロニカミュージシャン環境音楽ミニマル・ミュージック等の作曲家DJ美術家映像作家。「Child's View」、「Assembler」、「Moonlit」とクレジットされることもある。竹村 ノブカズとも書く。

略歴

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大阪府枚方市出身。オーディオ・スポーツスピリチュアル・ヴァイブスでの中心的な活動を経て、1994年、ソロ・アルバム『Child's View』をリリース。その後ワーナーと契約し、1997年に『こどもと魔法』をリリース。このアルバムを境に音色が生楽器中心から電子音中心に、作品の内容もよりパーソナルなものへと深化し、以降「子供」という言葉で表される無垢なものへの憧憬[1]をテーマとして作曲活動を続ける。なお、『こどもと魔法』をリリースした後に、ワーナーとの契約を解消した[2]

1998年、自身でレーベルチャイルディスク(Childisc)を創設し、アキツユコや西山豊乃、谷村コオタ、スッパマイクロパンチョップなど若手アーティストの発掘・育成にも尽力。1999年には三宅一生ファッションショーの音楽を担当した。また、キリンジスティーヴ・ライヒトータスらのリミックスでも評価が高い。テレビ番組やCMなどの作曲もこなし、ソニーロボットアイボの感情表現時の鳴き声の「作曲」も担当した。

2002年映像作家である若野桂との共作『Sign』がシカゴ近代美術館(MCA)の アート・フェスティバルでエントリー上映されたのを皮切りに世界各地で話題となる。近年ではプロモーション・ビデオにおいてクレイアートを手掛けたり、インスタレーションを催すなど、音楽以外に活躍の場を広げている。

商業主義に陥りがちで東京に一極集中している日本の音楽界を批判し、そのアンチテーゼとして京都を選択し、活動の拠点としていたが、2008年ドイツへ移住[3]

2014年、ソロとしては12年ぶりとなるアルバム『Zeitraum』をリリース。映像作品やアニメーション、インスタレーション用に制作されたサウンドが収録されている。[4]

ディスコグラフィー

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  • Child's View(1994年
  • Child's View Remix(1995年
  • こどもと魔法(Child and Magic1997年
  • ミラノ(Milanoイッセイ・ミヤケ1999年春夏ミラノ・コレクションサウンドトラック、1999年
  • Scope(1999年)
  • フィナーレ(Finale、イッセイ・ミヤケ2000年春夏ミラノ・コレクションサウンドトラック、1999年)
  • Sign(2001年
  • ソングブック(Songbook2002年
  • Animate(2002年)
  • 10th(2002年)
  • on Identification with the Enemy - A Key to the Underworld(イタリアアヴァンギャルド・ミュージシャンZu英語版とのコラボレーション、2007年
  • kobito no kuni Unreleased Tracks〜1999(2007年
  • East Facing Balcony(ツジコノリコとのコラボレーション、2012年
  • Zeitraum(2014年

Child's View名義

  • 夜の遊園地(Funfair、1999年)
  • Meteor(1999年)
  • ほしのこえ(Hoshi no Koe2000年

Assembler名義

  • Assembler(2002年)
  • Assembler 2(2003年

リミックス作品

他多数

インスタレーション作品

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映画音楽

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テレビ音楽

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CM音楽

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出典

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  1. ^ 「Special Interview_1 竹村延和 & チャイルディスク」(『アフター・アワーズ』#15) p.14
  2. ^ 「Special Interview_1 竹村延和 & チャイルディスク」(『アフター・アワーズ』#15) p.18
  3. ^ 自身のブログ(2008年5月20日の記事)より
  4. ^ 12年ぶりの新作リリース決定! - BounDEE by SSNW(2013年12月12日)[リンク切れ]

外部リンク

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