浦ノ崎駅
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浦ノ崎駅 | |
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ホーム(2008年4月) | |
うらのさき Uranosaki | |
◄波瀬 (2.0 km) (0.5 km) 福島口► | |
所在地 | 佐賀県伊万里市山代町立岩 |
所属事業者 | 松浦鉄道 |
所属路線 | ■西九州線 |
キロ程 | 24.8 km(有田起点) |
電報略号 | ラサ→ウラ(転換後) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
40人/日(降車客含まず) -2017年- |
乗降人員 -統計年度- |
77人/日 -2017年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)10月1日[1] |
備考 | 無人駅 |
浦ノ崎駅(うらのさきえき)は、佐賀県伊万里市山代町立岩にある、松浦鉄道西九州線の駅である。伊万里湾に浮かぶ福島へ渡る渡船が発着する浦ノ崎港への最寄駅であり、国鉄時代は急行「平戸」の停車駅であった。
駅構内に桜の木が多く植えられており、「桜の駅」の愛称で親しまれる。地元住民で結成された「浦ノ崎駅桜保存会」により植樹や樹木の手入れが行われ、桜の開花時期になると鉄道ファンや写真愛好家で賑わう他、当駅を舞台に「桜の駅まつり」が開催される[2][3]。
歴史
[編集]- 1930年(昭和5年)10月1日:鉄道省伊万里線(後の松浦線)の駅として開設[1]。
- 1962年(昭和37年)10月1日:貨物取扱廃止[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR九州松浦線の駅となる[1]。
- 1988年(昭和63年)4月1日:第三セクター松浦鉄道への転換に伴い、同社西九州線の駅となる[1]。同時に無人駅化。
- 2013年(平成25年)3月31日:「桜の駅」の愛称が記された駅名標を新設する[4]。
駅構造
[編集]無人駅。転換当初は木造駅舎があったが、現在は無く待合室とトイレ、公衆電話が設置されている。
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「桜の駅」仕様の駅名標(2021年7月)
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構内の桜と松浦鉄道の列車(2008年4月)
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構内の桜(2000年4月)
利用状況
[編集]近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
乗車人員推移[5] | |
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年度 | 1日平均人数 |
1998 | 148 |
1999 | 122 |
2000 | 109 |
2001 | 117 |
2002 | 102 |
2003 | 109 |
2004 | 103 |
2005 | 86 |
2006 | 66 |
2007 | 65 |
2008 | 57 |
2009 | 53 |
2010 | 53 |
2011 | 53 |
2012 | 53 |
2013 | 43 |
2014 | 43 |
2015 | 44 |
2016 | 39 |
2017 | 40 |
駅周辺
[編集]住宅は多くない。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、731頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『平成27年度の「さくら功労者」に浦ノ崎駅桜保存会が選ばれました』(プレスリリース)佐賀県森林整備課、2015年4月15日。オリジナルの2015年9月24日時点におけるアーカイブ 。2015年5月28日閲覧。
- ^ 「浦ノ崎駅保存会、桜の景観守り功労賞 施肥や祭り企画に汗」『佐賀新聞』2015年5月17日。オリジナルの2016年3月4日時点におけるアーカイブ。2024年7月23日閲覧。
- ^ 「駅看板を桜のデザインに一新 浦ノ崎駅」『佐賀新聞』2024年7月23日。オリジナルの2013年4月24日時点におけるアーカイブ。2015年5月28日閲覧。
- ^ 佐賀県統計年鑑
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 浦ノ崎駅時刻表 - 松浦鉄道
- 浦ノ崎駅 桜のトンネル(Hi-res/4K SAGA) Uranosaki Station Sakura tunnel - YouTube(佐賀県観光連盟提供、2016年5月1日公開)