本川橋 (新潟県)
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本川橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 新潟県燕市 |
交差物件 | 信濃川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 新潟県道165号見附分水線 |
管理者 | 新潟県三条地域振興局地域整備部 |
設計者 | 長大 |
施工者 |
石川島播磨重工業・住友重機械工業・松尾橋梁JV 住友重機械工業・松尾橋梁・東日本鉄工JV[4] |
着工 | 1998年(平成10年)4月7日[1] |
竣工 | 1999年度(平成12年度)[4] |
開通 | 2000年(平成12年)5月17日[2][3] |
座標 | 北緯37度36分31.2秒 東経138度50分45.2秒 / 北緯37.608667度 東経138.845889度 |
構造諸元 | |
形式 | 単径間下路平行弦ニールセンローゼ橋[4] |
材料 | 鋼[5] |
全長 | 185.000 m[4] |
幅 | 14.500 m[4] |
高さ | 33.000 m[4] |
最大支間長 | 182.0 m[4] |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
本川橋(もとかわばし)とは、新潟県燕市の信濃川に架かる新潟県道165号見附分水線の橋長185.0 m(メートル)のニールセンローゼ橋。
概要
[編集]燕市に架かる信濃川の橋である[6]。供用中の橋は3代目。長岡市中之島地域と燕市分水地域を結んでいる。すぐ上流に信濃川と大河津分水の分岐点があり、信濃川に洗堰、大河津分水側に大河津可動堰がある[7]。
河川流路・道路線型のため斜角が70度あり、落雪を避けるために平行弦形式を採用した[8]。アーチ部の高さは33 mあり、田園地帯である越後平野の中で目立つランドマークになっている[7]。
- 形式 - 単径間鋼下路ニールセンローゼ橋
- 橋長 - 185.000 m
- 支間長 - 182.000 m
- 幅員 - 14.500 m
- 車線数 - 2車線
- 車道 - 7.500 m
- 歩道 - 両側3.500 m
- 車線数 - 2車線
- 床版 - 鉄筋コンクリート
- 施工 - 石川島播磨重工業・住友重機械工業・松尾橋梁JV、住友重機械工業・松尾橋梁・東日本鉄工JV
- 架設工法 - トラッククレーンベント工法
- 着工 - 1998年(平成10年)4月7日[1]
- 竣工 - 1999年度(平成12年度)
- 開通 - 2000年(平成12年)5月17日[2][3]
歴史
[編集]1934年(昭和9年)にそれまでは渡船に頼っていたところに木橋を架橋した[9]。翌1935年(昭和10年)に橋長128.7 m、幅5.5 mのワーレントラス橋に架け替えられた[5]。
この橋は老朽化のため1981年(昭和56年)に14トン、1984年(昭和59年)夏頃から10トンの重量制限が行われていた[10]。老朽化に伴う対策として、下流側にある新潟県道256号分水栄線の萬盛橋を架け替えてこれを代替橋とした後本橋の架け替える見通しであったが、本橋の老朽化が著しいことから先に本橋の架け替えを行うこととした[10]。架け替え事業は1986年度(昭和61年度)に事業化され[11]、洗堰改修や河川行政との兼ね合いから着工が遅れていたが[12]、1998年(平成10年)4月7日に着工され[1]、2000年(平成12年)5月17日に開通した[2][3]。当初の架け替え計画では、12 m下流に橋長191 m、幅12 m(車道6 m・路肩0.5 m・両側歩道2.5 m)の予定であったが[11][13]、橋長185 m、幅14.5 mのものに変更された[12][1]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “広報なかのしま No.297 平成10年5月号” (PDF). 長岡市政ライブラリー. 中之島町. p. 11 (1998年5月14日). 2020年7月18日閲覧。
- ^ a b c “広報なかのしま No.321 平成12年5月号” (PDF). 長岡市政ライブラリー. 中之島町. p. 16 (2000年5月11日). 2020年7月18日閲覧。
- ^ a b c “広報なかのしま No.322 平成12年6月号” (PDF). 長岡市政ライブラリー. 中之島町. p. 8 (2000年6月8日). 2020年7月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “橋梁年鑑 平成13年版” (PDF). pp. 110, 212, 213. 2020年7月18日閲覧。
- ^ a b “本川橋1935”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2020年7月18日閲覧。
- ^ “新潟県の道路建設のあゆみ”. 新潟県土木部道路建設課 (2019年3月29日). 2020年7月18日閲覧。
- ^ a b “県央土木地図” (PDF). インフラツーリズムマップ「県央土木地図」を作成しました. 新潟県三条地域振興局地域整備部 (2020年3月26日). 2020年7月18日閲覧。
- ^ “本川橋”. 長大. 2020年7月18日閲覧。
- ^ “本川橋1934”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2020年7月18日閲覧。
- ^ a b “広報なかのしま No.141 昭和60年5月号” (PDF). 長岡市政ライブラリー. 中之島町. p. 3 (1985年5月31日). 2020年7月18日閲覧。
- ^ a b “広報なかのしま No.192 平成元年8月号” (PDF). 長岡市政ライブラリー. 中之島町. p. 6 (1989年8月11日). 2020年7月18日閲覧。
- ^ a b “広報なかのしま No.287 平成9年7月号” (PDF). 長岡市政ライブラリー. 中之島町. p. 2 (1995年7月10日). 2020年7月18日閲覧。
- ^ “広報なかのしま No.218 平成3年10月号” (PDF). 長岡市政ライブラリー. 中之島町. p. 4 (1992年10月11日). 2020年7月18日閲覧。
外部リンク
[編集]- 新潟県 三条地域振興局 地域整備部 - 橋梁管理者
- 空から見る信濃川下流 - 国土交通省北陸地方整備局信濃川下流河川事務所
- 空から見た信濃川・魚野川 - 国土交通省北陸地方整備局信濃川河川事務所