新川駅 (兵庫県)
表示
新川駅 | |
---|---|
廃止一年後の新川駅舎(1985年2月) | |
しんかわ Shinkawa | |
◄兵庫 (1.5 km) (1.2 km) 神戸市場► | |
所在地 | 兵庫県神戸市兵庫区明和通2丁目 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 山陽本線貨物支線(兵庫臨港線) |
キロ程 | 1.5 km(兵庫起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1893年(明治26年)12月3日[1] |
廃止年月日 | 1984年(昭和59年)2月1日[1] |
備考 | 兵庫 - 神戸市場間及び新川 - 兵庫港間の廃止に伴う廃駅 |
新川駅(しんかわえき)は、兵庫県神戸市兵庫区明和通2丁目にあった日本国有鉄道(国鉄)の貨物駅である。山陽本線貨物支線(通称、兵庫臨港線)の駅であった。
概要
[編集]和田岬線と兵庫臨港線の分岐点のすぐ東側に位置していた。工場に囲まれていたため駅構内は狭いが、有蓋車用車扱貨物ホームを備えていた。また駅北側にある松村石油神戸工場や、駅東側にある日清製粉神戸工場へ専用線が続き、貨物輸送を行っていた。
現在駅跡地は駐車場等となっている。また周辺工場の形状に路線の面影を残している。
歴史
[編集]- 1893年(明治26年)12月3日:山陽鉄道の新川荷扱所(貨物駅)として開業[1]。当時は、和田岬線上にある扱いであった。
- 1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道が国有化。
- 1911年(明治44年)11月1日:和田岬線上から別の貨物支線上の駅に変更。
- 1919年(大正8年)10月15日:新川駅に昇格[1]。
- 1932年(昭和7年)12月16日:神戸市場駅まで貨物支線が開通[1]。
- 1933年(昭和8年)6月21日:兵庫港駅まで貨物支線が開通[1]。
- 1974年(昭和49年)10月1日:「荷貨一元化」により小荷物の取扱を開始[1](一般駅となる)。
- 1976年(昭和51年)10月1日:小荷物の取扱を廃止(貨物駅に戻る)[1]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:兵庫臨港線全廃により廃止[1]。
駅周辺
[編集]- 日清製粉神戸工場
- 松村石油神戸工場・技術部[2]
- 川崎重工業兵庫工場
- 兵庫県道489号兵庫埠頭線