コンテンツにスキップ

大崎広小路駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大崎広小路駅
駅入口(2015年10月)
おおさきひろこうじ
Ōsakihirokōji
IK01 五反田 (0.3 km)
(1.1 km) 戸越銀座 IK03
地図
所在地 東京都品川区大崎四丁目1-1
北緯35度37分21秒 東経139度43分21秒 / 北緯35.62250度 東経139.72250度 / 35.62250; 139.72250座標: 北緯35度37分21秒 東経139度43分21秒 / 北緯35.62250度 東経139.72250度 / 35.62250; 139.72250
駅番号 IK02
所属事業者 東急電鉄
所属路線 池上線
キロ程 0.3 km(五反田起点)
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
[東急 1]7,045人/日
-2023年-
開業年月日 1927年昭和2年)10月9日[1]
テンプレートを表示
改修工事前の駅入口(2006年3月12日)

大崎広小路駅(おおさきひろこうじえき)は、東京都品川区大崎四丁目にある、東急電鉄池上線である。駅番号IK02

歴史

[編集]

開設より1年程は池上線の終着駅であった。北隣の五反田駅とは駅間距離が約340mと非常に近い。また、大崎駅へも徒歩で行ける距離にある。

昭和中期に泉岳寺線建設計画が浮上した際、当駅を含む池上線一部区間を廃止して、代替として当駅 - 戸越銀座駅間に桐ケ谷駅を建設して復活させ、同駅から泉岳寺線へ入って都営地下鉄三田線と相互直通運転を行う構想があった。

山手通り架道橋架替え工事が2008年平成20年) - 2014年(平成26年)まで行われ、それに際してコンコース改修工事が行われた。駅へ出入りする時は、長年、階段を数段上らなければならなかったが、改修工事に伴いバリアフリー化された。

年表

[編集]

駅名の由来

[編集]

広小路とは道路幅が広い街路のことであり、駅の直ぐ脇にある大崎広小路に由来する。

駅構造

[編集]
ホーム(2007年12月26日)

島式ホーム1面2線を有する高架駅。サービスマネジャー導入駅であるため、旗の台駅より遠隔監視している。

ホームと改札口間は、階段エレベーターで連絡している。

トイレは1F改札内にあるが、男性用小便器の他は男女兼用多機能トイレオストメイト・乳幼児対応設備あり)があるのみ。

のりば

[編集]
番線 路線 方向 行先
1 IK 池上線 下り 旗の台雪が谷大塚蒲田方面[2]
2 上り 五反田方面[3]

利用状況

[編集]

2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員7,045人である[東急 1]。池上線の駅では利用者が最も少ない。これは先述の通り五反田駅が非常に近く、そちらまで歩いて行く人が多いためである。

近年の1日平均乗降乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[4]
年度 1日平均
乗降人員[5]
1日平均
乗車人員[6]
出典
1990年(平成02年) 3,934 [* 1]
1991年(平成03年) 4,046 [* 2]
1992年(平成04年) 3,896 [* 3]
1993年(平成05年) 3,592 [* 4]
1994年(平成06年) 3,553 [* 5]
1995年(平成07年) 3,604 [* 6]
1996年(平成08年) 3,573 [* 7]
1997年(平成09年) 3,512 [* 8]
1998年(平成10年) 3,408 [* 9]
1999年(平成11年) 3,421 [* 10]
2000年(平成12年) 3,427 [* 11]
2001年(平成13年) 3,449 [* 12]
2002年(平成14年) [7]6,991 3,468 [* 13]
2003年(平成15年) [7]7,349 3,645 [* 14]
2004年(平成16年) 7,592 3,759 [* 15]
2005年(平成17年) 7,632 3,705 [* 16]
2006年(平成18年) 8,053 3,921 [* 17]
2007年(平成19年) 8,494 4,123 [* 18]
2008年(平成20年) 8,882 4,282 [* 19]
2009年(平成21年) 8,821 4,225 [* 20]
2010年(平成22年) 8,679 4,159 [* 21]
2011年(平成23年) 8,389 4,008 [* 22]
2012年(平成24年) 8,387 3,995 [* 23]
2013年(平成25年) 7,651 3,607 [* 24]
2014年(平成26年) 7,733 3,688 [* 25]
2015年(平成27年) 7,977 3,831 [* 26]
2016年(平成28年) 8,195 3,942 [* 27]
2017年(平成29年) 8,421 4,047 [* 28]
2018年(平成30年) 8,537 4,096 [* 29]
2019年(令和元年) [東急 2]8,633 4,142 [* 30]
2020年(令和02年) [東急 3]5,618
2021年(令和03年) [東急 4]6,308
2022年(令和04年) [東急 5]6,995
2023年(令和05年) [東急 1]7,045

駅周辺

[編集]

バス路線

[編集]

大崎広小路東急バス

隣の駅

[編集]
東急電鉄
IK 池上線
五反田駅 (IK01) - 大崎広小路駅 (IK02) - 戸越銀座駅 (IK03)

1953年8月11日まで、当駅 - 戸越銀座駅間に桐ヶ谷駅があった。

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ a b 東急の駅、p.110。
  2. ^ 池上線標準時刻表 大崎広小路駅 蒲田方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
  3. ^ 池上線標準時刻表 大崎広小路駅 五反田方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
  4. ^ 品川区の統計 - 品川区
  5. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  6. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  7. ^ a b 村上潤(東京急行電鉄鉄道事業本部運転車両部運転課)「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第54巻第7号(通巻749号)、電気車研究会、2004年7月10日、28頁、ISSN 0040-4047 
東京都統計年鑑
東急電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 東急電鉄株式会社. “2023年度乗降人員 |東急電鉄”. 2024年6月8日閲覧。
  2. ^ 東急電鉄株式会社. “2019年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
  3. ^ 東急電鉄株式会社. “2020年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
  4. ^ 東急電鉄株式会社. “2021年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。
  5. ^ 東急電鉄株式会社. “2022年度乗降人員 |東急電鉄”. 2023年6月17日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]