吉井町 (岡山県)
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よしいちょう 吉井町 | |||
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廃止日 | 2005年3月7日 | ||
廃止理由 |
新設合併 赤磐郡赤坂町・熊山町・山陽町・吉井町 → 赤磐市 | ||
現在の自治体 | 赤磐市 | ||
廃止時点のデータ | |||
国 | 日本 | ||
地方 | 中国地方(山陽地方) | ||
都道府県 | 岡山県 | ||
郡 | 赤磐郡 | ||
市町村コード | 33325-5 | ||
面積 | 86.07 km2 | ||
総人口 |
5,153人 (2004年10月1日) | ||
隣接自治体 | 赤磐郡赤坂町・佐伯町・御津町・建部町・柵原町・久米郡久米南町 | ||
町の木 | アカマツ | ||
町の花 | ツツジ | ||
町の鳥 | キジ | ||
吉井町役場 | |||
所在地 |
〒701-2595 岡山県赤磐郡吉井町周匝136番地 | ||
座標 | 北緯34度55分06秒 東経134度05分34秒 / 北緯34.91844度 東経134.09272度座標: 北緯34度55分06秒 東経134度05分34秒 / 北緯34.91844度 東経134.09272度 | ||
ウィキプロジェクト |
吉井町(よしいちょう)は、かつて岡山県の中東部(赤磐郡)にあった町である。町名は町の東部を流れる吉井川に由来し、町域は旧赤坂郡・磐梨郡の双方にまたがる。現在は赤磐郡他3町との合併により赤磐市となっている。
2000年にツチノコ発見騒動があり、以来町役場に「つちのこ探検隊」が結成された。「つちのこ基金条例」を制定し生体捕獲した者には2,000万円の懸賞金を出すなど、町おこしを兼ねてツチノコ探索に取り組んでいた。
地理
[編集]吉井町は岡山県の南東部、現在の赤磐市東北部に位置した。町の大半は山林が占めていた。町の中心地の周匝地区は吉井川の氾濫原でもある。
農業
[編集]主要な農産物は、水稲、きゅうり、ぶどうなど。
産業
[編集]地元で収穫されたブドウを主原料にした「是里(これさと)ワイン」がつくられている。是里農村公園にはワイン記念館があり、多目的広場、遊具などが整備されている。
観光
[編集]仁堀地区には、中世ドイツの農村や建物を再現した体験型のテーマパーク「岡山農業公園ドイツの森クローネンベルク」がある。
沓石地区には、400mm反射望遠鏡や視聴覚室など備えた天文台「吉井竜天天文台公園」がある。標高470mの屋外観測場からは瀬戸内海まで見渡せる。
沿革
[編集]- 1954年(昭和29年)3月1日 - 赤磐郡周匝村、山方村、佐伯北村が合併して町制を施行し吉井町となる。
- 1956年(昭和31年)9月30日 - 仁堀村、布都美村の一部を編入。
- 2005年(平成17年)3月7日 - 赤磐郡山陽町・熊山町・赤坂町との合併により赤磐市となる。同日吉井町廃止。
教育
[編集]小学校
[編集]- 赤磐市立城南小学校 - 旧周匝小学校・旧黒本小学校・旧佐伯北小学校が統合した。
- 赤磐市立仁美小学校 - 旧仁堀小学校・旧布都美小学校が統合した。
中学校
[編集]- 赤磐市立吉井中学校 - 旧城南中学校・旧仁美中学校が統合した。
高等学校
[編集]- 旧・岡山県立備作高等学校 - 現在廃校。2005年度に募集停止。2007年3月に閉校。岡山県立和気閑谷高等学校に統合された。
交通
[編集]町内を走る鉄道、高速道路はない。かつては同和鉱業片上鉄道線が市内を走っていた。
- 自動車専用道路
- 一般国道
- 県道
- 岡山県道27号岡山吉井線
- 岡山県道52号勝央仁堀中線
- 岡山県道255号仁堀中御津線
- 岡山県道257号坂辺吉井線
- 岡山県道265号周匝久米南線
- 岡山県道351号藤原吉井線
- 岡山県道417号和気吉井線
- 岡山県道467号上二ヶ小鎌線
- 岡山県道468号平岡小鎌線