佐多武彦
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佐多 武彦(さた たけひこ、慶応4年2月7日(1868年2月29日) - 昭和18年(1943年)1月16日)は、日本の陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。
来歴・人物
[編集]鹿児島県出身。佐多直隆の三男として生まれる。1892年陸軍士官学校を卒業(陸士第3期)。1918年、陸軍少将昇進、1923年、陸軍中将昇進 待命、同年予備役編入。1923年、勲二等瑞宝章受章。
栄典
[編集]家族
[編集]佐多家は鹿児島士族で、薩摩藩第五代藩主島津継豊の子息 知覧島津家第18代当主島津久峰から分かれた分家である。家格は一所持。祖母の従兄弟は元帥陸軍大将川村景明夫人、弟は大阪医科大学学長の佐多愛彦、息子は海軍大佐の佐多直大。陸軍中将原田義和は娘婿。参議院議員を務めた佐多忠隆は甥(長兄・佐多直正の次男)。
参考文献
[編集]- 佐多愛彦先生古稀寿祝賀記念事業会編『佐多愛彦先生傅』
- 佐多武彦著『回顧六十年』
- 佐多大佐回想録刊行会『佐多大佐を偲ぶ 海軍攻撃機とともに』
脚注
[編集]- ^ 『官報』第2957号「叙任及辞令」1893年5月11日。