中村敏
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中村 敏(なかむら さとし、1949年 - )は、日本の牧師、神学校教師。日本伝道福音教団牧師、新潟聖書学院学院長、世界宣教研修センター講師。日本キリスト教史、特に福音派の歴史の研究家である。
来歴・人物
[編集]新潟県新発田市生まれ。新潟県立長岡高等学校、岩手大学、聖書神学舎を卒業し、米国トリニティ神学校を修了(修士〈神学〉)。1989年から2008年まで新潟聖書教会の牧師をつとめ[1]、現在は書籍執筆を中心とした活動を行っている。
中村は、日本最初のプロテスタント教会である日本基督公会が1874年(明治7年)に福音主義同盟の9か条を採用したことについて取り上げ、日本の福音派の歴史は、中田重治やバークレー・バックストンからではなく、日本のプロテスタントの最初からはじまったと指摘する。
著書
[編集]- 『日本福音宣教史』
- 『新潟女学校と北越学館』
- 『日本人による海外宣教の歩み』 関西ミッション・リサーチ・センター 日本福音同盟 いのちのことば社、1992年
- 『中国、韓国、日本の教会』
- 『日本における福音派の歴史』 いのちのことば社、2000年、ISBN 4-264-01826-9
- 『世界宣教の歴史:エルサレムから地の果てまで』 いのちのことば社、2006年、ISBN 4-264-02422-6
- 『日本キリスト教宣教史』 いのちのことば社、2009年、ISBN 4-264-02743-8
- 『著名人クリスチャンの結婚生活-ルターから三浦光世・綾子夫婦まで』 ファミリーフォーラムジャパン、2009年、ISBN 978-4-939018-06-0
- 『日本プロテスタント海外宣教史: 乗松雅休から現在まで』 新教出版社、2011年、ISBN 978-4400213161
- 『日本プロテスタント神学校史』 いのちのことば社、2013年、ISBN 978-4264031673