コリア国際学園
コリア国際学園 中等部・高等部 Korea International School Junior & Senior High School 코리아국제중고등학교[1] | |
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国公私立の別 | 私立学校 |
学校種別 | 各種学校 |
設置者 | コリア国際学園 |
設立年月日 | 2008年4月開校 |
共学・別学 | 男女共学 |
学校コード | H227310000325 |
所在地 | 〒567-0057 |
外部リンク | 公式サイト |
コリア国際学園(コリアこくさいがくえん、英: Korea International School, 略称:KIS)は、2008年4月に大阪府茨木市に開校した各種学校。
概要
[編集]授業は原則として朝鮮語で行い、土曜授業、一般公立学校の約3倍の週12時間の英語授業の実施、放課後や夏期休暇中の進学に向けた手厚いバックアップ体制、全国有数の進学塾との提携などを掲げている。
同校は国内外の大学への「現役合格」を目標としているため、このようなカリキュラムが組まれている。こうしたカリキュラムには「コリア版エリート養成校」と批判する声もあるが、姜尚中は「実践的な学力をつける試みであり、勝ち組のための学校にするつもりはない」と反論している[2]。
学校教育法の一条校の指定を受けると授業の大半は日本の教科書を使って日本語によって行われるため教育目的を達成することはできないとしている。このため特定非営利活動法人によって運営されている。
この間にも理事長交代、校長交代、学園長、理事等の一部辞退など、人事の陣容も変わっている。
校舎は大阪府茨木市豊川2丁目であるが、開校時には建設完了していなかった。このため生徒は入学直後韓国の「アヒムナ平和学校」へ移動し、その後鶴橋の仮校舎に移動した。2008年9月2日に本校舎の竣工式が行われた。
2010年12月8日付の文部科学省告示第163号「公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律施行規則(平成22年文部科学省令第13号)」第1条第1項第2号ハの規定に基づき、公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律施行規則第1条第1項第2号イ、ロ及びハの各種学校及び団体を指定する件の一部を改正する告示」で、2011年4月1日から高等部の第一学年から第三学年までの課程に限り、「高校無償化」(公立の高等学校の授業料と同等の金額を支援金として補助する)の適用対象となった。
設立準備委員
[編集]開学にあたっての設立準備委員は以下の通りである[3]。
- 金時鐘(詩人)
- 姜尚中(東京大学大学院情報学環教授)[4]
- 文弘宣(株式会社 アスコホールディングス 代表取締役会長 兼CEO)
- 李康烈(ウィンググループ会長)
- 姜誠(ルポライター)
- 白盛基(株式会社 ペックコーポレーション 代表取締役社長)
- 黒田征太郎(イラストレーター)
- 梁石日(作家)
- 寺脇研(京都造形芸術大学芸術学部教授、元文部科学省大臣官房審議官)
- 朴一(大阪市立大学経済学部教授)
- 金淳次(株式会社 エスエープランニング 代表取締役社長)
- 金希征(HANA文化交流センター 代表)
- 洪孝子(舞子インターナショナル・プリスクール 代表)
- 監事 金光龍(税理士)
脚注
[編集]- ^ 学園施設/沿革 コリア国際学園
- ^ コリア国際学園が来春開校 大学進学にも注力 2007年9月27日付 産経新聞
- ^ コリア国際学園設立準備委員(アーカイブ)
- ^ 初代理事長は姜尚中・東京大学教授の予定であったが、東京大学の兼業規定に違反するため、その座を辞退した。後、顧問に就任した。アサヒ・コム 2008年2月2日(デッドリンク)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]座標: 北緯34度49分57.9秒 東経135度32分3.5秒 / 北緯34.832750度 東経135.534306度