閑静な住宅街
閑静な住宅街(かんせいなじゅうたくがい)は、日本各所にある犯罪多発地帯。
ショッキングな事件あるところに、閑静な住宅街ありといわれるほど、犯罪との関連が強いのが、この閑静な住宅街である。この地域の厄介なところは、殺人事件に代表される事件が起きない限り、自分たちがそのような地域に住んでいるところを自覚できないことにある。
センセーショナルな事件はおおよそ、閑静な住宅街でおこる。(これ以外の主な場所としては学校がある。)実際、ワイドショーなどではこの閑静な住宅街で起こった事件が年間何十件と報道されており、犯罪発生率は日本のどこよりも高い。
事件の傾向[編集]
事件の類型として、以下のようなものがある。
「なんであんな子がねぇ」型(被害者)[編集]
主に近所のおばちゃん(近所のおばちゃんはおばちゃんの進化形である)が証言者となる場合が多い。この類型の場合、大抵被害者は「明るく」「快活で」「部活動にも積極的に関与し」「友達も多く」「きちんと挨拶をする」「いつも笑顔な子」だったことが多い。多くの場合は閑静な住宅街に住んでいたことが悔やまれるケースである。
「家族はいつも仲良さそうでした」[編集]
主に火事の被災家族について、これも同様に近所のおばちゃんから語られる。休日には毎週のようにピクニックに行っていたケースが多発している。NPA(日本ピクニック協会)では、家族が仲良くピクニックに行くことの自粛を求めている。
「まさかあの子が」型(加害者)[編集]
こちらは主に学校で起きる代表的なケースであるが、加害者宅は閑静な住宅街であることがしばしばある。閑静な住宅街が教育に及ぼす悪影響について、特に注目されている一例である。
「他にも人が住んでいるとは気付かなかった」型(加害者・被害者)[編集]
家族を殺害するか、または家族に殺害されるかで、事件の当事者になるまで近所の住人にすら存在が認知されない悲しいケース。いわゆる引きこもり。実際に、閑静な住宅街は他地域に比べ引きこもりが多いとするデータもあり、東京都では治安対策本部が引きこもりの摘発に躍起になっている[1]。
また、このほかに「挨拶しても返事もしなかった」型もごく稀に起こる場合があるが、その多くはアパートであり、閑静な住宅街の典型例からははずれる。
街内の風景[編集]
閑静な住宅街は、上述したように大変危険な区域であるが、入域は全くもって規制されておらず警察の対応が強く求められている。閑静な住宅街を治外法権的に支配している組織として、自治会というものがあるが、防犯のためと称して支配地域内の住民を威圧して回っている。この組織は主に老害住人が縄張りを主張し、「そこに住んでいる」という理由だけで新住民からショバ代・用心棒代・みかじめ料自治会費(その金は集会所で行われる老害の呑み会代に消える)を請求してくるので、やくざまがいの集団であるが、警察はスルーしているばかりか、防犯のためと称して裏で繋がっているケースすらある。
域内には庭つき、犬つき、ババつきといった特徴のない「住宅」が並んでいる。自宅警備員が常駐している程度なら問題ないが、一部は犯罪者の巣窟となっているといわれ、これらの家に対するピンポンダッシュは極めて危険な行為である。
街への交通手段[編集]
大抵整備されているが、道路も公共交通も平日の朝・夕方以外はガラ空きである。路線の終点および大部分が閑静な住宅街で占められる鉄道は昼間の空気輸送で経営を圧迫され、禁断の高額鉄道に化ける事もある(SFで例えるなら人間の悪鬼化と同様の現象)。路線バスは本数調整が簡単なので朝・夕方しか走らせない場合もある。
存在[編集]
行政側は、閑静な住宅街がどこにあるのかを全く公表していない。これは公開すると大混乱が起こるためだと考えられている。過去に国が危険性を周知しないで国民を入植させてきたことの責任を問われるのを恐れているとも言われる。
ただ閑静な住宅街は日本中に点在しており、その多くはあまり目立たないよう通常の住宅街を装っているらしいというのが一般的な解釈である。