胡椒

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ちっぽけな種のようなものに見えるが、見た目に反して高い。

胡椒(こしょう)とは、香辛料または調味料保存料の一種である。

胡椒がないと、肉が全然美味くないぞ!どうして胡椒が採れるインドヨーロッパの近くにないんだ!!?
胡椒 について、古代ヨーロッパの王侯貴族


概要[編集]

古くから世界各地で食料や保存料として使用されていた。一時期エジプトの王家のミイラ製造のときに保存料として使用されたことでも有名である。そして非常に高価である。

用途[編集]

以下のような用途がある。

食料[編集]

信じられないかもしれないが我々が知っている黒胡椒や白胡椒という種類だけでなく、青胡椒という食欲が落ちるような色をしている胡椒の種類が存在する。 一部の未開の地域の人はこの青胡椒を炒め物の具材としている。爽やかな辛味のきいた味がするこの香辛料の色によって食欲減退を起こし、飢えに耐え忍ぶのが現地人の生活の知恵である。 なお、黒胡椒や白胡椒は炒め物の具材にするには硬すぎるため、絶対に食用にしようとしてはならない。歯が欠ける。しかも青胡椒は見た目がアレで味も落ちる上に黒胡椒や白胡椒とは違って大量に取れるので価値は大幅に落ちるために未開の地域の人でも食用に出来るのである。

香辛料[編集]

ゾーリンゲンの刃を使用した電動胡椒挽き機。穴の部分に胡椒を入れると自動で挽いてくれる。人力でやるのに比べて圧倒的に楽。

黒胡椒や白胡椒は挽いたものを香辛料として使う。しかし胡椒を挽くのは並の力ではかなり厳しいものがあり、昔は水車を動力とした挽き機を作ったり、石臼で挽いたりと大変だったのである。 現代ではゾーリンゲンの刃を使用した挽き機が出回っているためかなり楽になった。 特に業務用では当たり前の電動式胡椒挽き機は胡椒通ならマストアイテムの1つである。

味のほうは古代人が「天国の種子」というぐらい絶品で、これだけで飯…もといパンが食えたと言われる。

ちなみに日本には唐辛子よりも先に入ってきた香辛料であることはごく一部では有名な話で、江戸時代まではうどんの薬味として胡椒をかけていた。今でもうどん通の一部の金持ちは唐辛子ではなく胡椒をかけているという。

保存料[編集]

胡椒を挽いたものを肉に振り掛けるだけで、あら不思議、腐りません。しかしながらそんなものを食うのは絶対危険だと思うだろうが、大丈夫だ、ただちには問題ない。

腐らなければいいという目的ならば非常に適しており、王家のような金持ちがミイラになるときはよく黒胡椒が使われ、はらわたを抜いたあと大量に詰め込まれた。金のない人がミイラになる場合は怪しい薬品につけられるか、砂漠で死ぬか、水も食料も絶って死ぬかのどれかを選ぶしかなかったのである。

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黒胡椒は正露丸の代わりになるらしいが、詳細は不明である。

それ以外にも胡椒を食した王様が眠くなる事例が報告されている。おそらく睡眠剤としても効果があると思われる。

くしゃみ[編集]

ハクション大魔王を呼び出したり、ランチさんを暴れさせたり、加藤茶が芸をやったりするときに非常に便利な道具として使われる。 また自分にいい噂話をたてるのにも役に立つ。ただし胡椒を挽きすぎて4回もくしゃみすると風邪を引くので注意。

金取引[編集]

これだけ便利な用途が勢ぞろいなのだからお値段も高い。胡椒1グラムの価値は金1グラムに相当する。 もう一度記述するが、青胡椒は別だ。あれは黒胡椒や白胡椒とは違って大量に取れる。価値は1/100程度だ。

インドでは胡椒の生産に有利な気候条件が幸いしているため金本位制ならぬ胡椒本位制が導入されている。

注意点[編集]

最近では胡椒をひいて粉にしたような風味も似た物質が製造されているが、それはコショーというさまざまな化学物質を蝋で固めたのちに挽いて粉末状にした化学調味料であり、偽物である。

我々一般の庶民が胡椒などという黄金のような食べ物を気軽に食えるはずがないのだ。

関連項目[編集]

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この胡椒は、まだ火が通っておらず、生焼け状態です。このまま食べるとお腹を壊します。あなたがしっかりと火を通して下さい。でも、どこかのどじっ子のように、塩と砂糖を間違えてはいけませんよ。 (Portal:スタブ)