マッサージ
マッサージとは、皮膚を中心にして筋繊維や関節を揉み解すことで性感を得やすくする性的奉仕行為である。
概要[編集]
元々はフランスで生まれた前戯「マサージュ」を英語読みしたものがマッサージであり、両者は同じものである。ドイツ語読みの場合はマッサゲとなる。固まりやすい肩や腰を手などで揉み解し、皮下組織をリラックスさせることで心身を安定させて性欲を高めるのが主な役割となっていたが、近年ではマッサージ自体が性行為的な意味合いを持つようになり「性感マッサージ」などの表記もされるようになっている。また関西地方では「マッサー」と表記されることも。
日本においては古くから「按摩屋」と呼ばれるマッサージ店が数多くあり、日常的にマッサージを受けて性欲を漲らせていた。元来日本人は性に奔放であり、明治以降のキリスト教的禁欲主義が広まる前はみな普通にセックスセックスの日々を過ごしていたのである。また按摩によるマッサージは妊婦の体調改善などにも効果があり、彼らはそういった面でも役に立っていた。
明治時代に「マッサージ」という言葉が入ってきた際にはそのまま按摩=マッサージとなり、現在では「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格が存在する。ただし無資格でも「整体(骨盤などのゆがみを矯正し性感をスムーズに感じさせる)」「ヨガ(身体を柔らかくし様々な体位を可能にする)」「JKリフレ(若い施術士によるリフレクソロジー)」などの性的奉仕業は営業可能である。
また温泉地などでは提携する専任施術士を宿泊する部屋まで派遣してくれるサービスも存在する。かつて社員旅行など団体旅行が多かった時代は、大部屋にコンパニオンをかねた施術士を派遣してもらうこともあったが旅行規模が小さくなっている昨今ではなかなか見かけなくなってしまった。秘宝館と見世物小屋に次ぐ温泉地名物[1]と呼ばれた時代もあったのだが…。
主な施術[編集]
- 手もみ
- もっとも一般的なマッサージ。重量のある個所や張り詰めた部分を手で優しく揉み解し、緊張を緩和しリラックスさせる。一般人でも比較的容易く行え、人気も高い。
- 足ふみ
- 凝りの強い個所を踏んだり足でこすったりする行為。柔らかい足の裏で硬く張り詰めた個所をムニムニと挟み込んだり、背中などを軽く踏む。体重の軽い子供でも行えるため、コリ解しに踏んでもらう大人も多い。
- 指圧
- ピンポイントで身体にあるツボを刺激する「指圧の心は母心、押せば命の泉湧く」と呼ばれる程の効果を持つが、熟練した施術士でなければ効果が出ないため日常的にするのはかなり難しい。
- オイルトリートメント
- 香油を全身に塗り込んで行うマッサージ。紀元前1800年頃インドで行われていた「アーユルヴェーダ」から続く伝統の技。日本では香油が高いのでローションを使うことも多い。施術施設兼用浴場で、専用マットを敷いて行う事が殆どであり自宅で行うのは難しい。どうしても行う場合は浴室をフル活用する必要がある。
- 電動マッサージ
- 棒状の器具や携帯型器具を凝った個所に押し当てる。専用のもの[2]は内部のコリも解せるため愛用者が多い。ただしどうしても振動音が大きいのが難。
- 電気アンマ
- 電気とつくが電動ではなく、凝りやすい股関節を足裏でマッサージすること。振動でまるで電撃を受けたように身体が震える、というのが由来である。男女問わず行えるが、女性が男性に施すケースが多いのが特徴である。
- 鼠径部
- きわどい所。