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ページを編集する時、編集用のテキストボックスの下に、次のような要約欄が現れます。

編集内容の要約説明:

 

これは細部の編集です説明 ウォッチリストに追加

著作権を侵害する記述は削除されます。また百科事典の記事では必ず検証可能性を満たすようにしてください。 保存すると、あなたは利用規約に同意し、自身の投稿をクリエイティブ・コモンズ 表示-継承ライセンス 4.0およびGFDLの下で公開することに同意したことになります。この公開は取り消せません。あなたは再利用者によって、最低でもあなたが投稿しているページへのハイパーリンクか URL を通して、クレジット表示されることに同意したとみなされます。ライセンスの解釈についてはWikipedia:著作権を、それらを含む諸規定については利用規約を参照してください。

変更を公開 プレビューを表示 差分を表示 取り消し

この要約欄に記入した文字は、ページの版情報の一部として保存され、履歴最近更新したページなどを確認する際に表示されます。いったん保存した後は、実質的に要約だけの変更は不可能です(要約の削除が必要な場合は、版指定削除することができます)。

ページの編集の際には、常に編集内容の要約をこの要約欄に記入することがガイドラインとされており、強く推奨されています。ページの履歴を追う時などに、変更の内容が誰にでも分かりやすくなるからです。

要約欄の記入忘れを防ぐためには、利用者の個人設定の「編集画面」の設定で、「要約欄が空欄の場合に警告する」にチェックしておくとよいでしょう。

要約欄には文字数制限があります。要約欄だけでは編集理由の説明が不十分というような場合には、要約には例えば「より詳しくはノートページで」のように記し、ノートで補足説明するとよいでしょう。

テンプレートを substitution(代替)展開する場合には、保存時にテンプレートタグがテンプレートの内容で代替されてしまい、なんのテンプレートを挿入したのかわからなくなるので、編集要約欄に "subst:" を含む入力したテンプレートタグを入力しておくと、特に有用です。履歴の継承のためにも、そのテンプレートへのリンクも含めて入力しておくことが推奨されます。

入力の際の注意点

編集

ガイドラインにあるように要約欄は自らの編集内容の要約(編集理由)を記入する欄であり、記事の現状に対する個人的評価を記入する欄ではありません。また、要約欄は記事についての議論や利用者と対話を行う目的で用意されているものではありませんので、ノートページ・会話ページ代わりに使用したり、利用者への呼びかけをしないようにお願いします。そのほか、不適切な表現での記入や利用者への個人攻撃など、問題となる投稿や、要約欄の目的外での使用は行わないでください。

要約欄が現れる場所

編集

要約欄は以下の場所に黒のイタリック体で現れます(環境によっては、日本語フォントはイタリック体になりません)。

入力の制限

編集

要約欄には500文字入力できます(実際には500 Unicode コードポイントで、一部の発音記号絵文字などは複数のコードポイントが使用されている場合があります)。

適応するブラウザで編集する場合、500文字を超える要約の入力を防ぐ保護機能が組み込まれており、JavaScriptを有効にしていれば、文字列の長さを監視し、要約入力欄の右端に残り100文字を切った時点から使用可能な文字数が表示されます。500文字を超えて入力しようとしても文字は入力されません(例えば、495文字のときに10文字入力しようとしても5文字目までしか入力されません)。

JavaScriptを無効にした場合や、botや外部ツール、ユーザースクリプトやガジェットなどを使用して編集された場合に500文字を超えて入力されることがありますが、投稿時に500文字を超えた部分は切り捨てられます。

要約欄への入力では、次のものはウィキテキストと同じように機能します。

次のものは機能しません。

  • 変数、テンプレート、条件文。展開されません。
  • 外部リンク
  • HTMLタグ
  • イタリック体、ボールド体などの文字飾り
  • nowikiタグ。したがって、例えば[[a]]と表示することはできません(<nowiki>a</nowiki>と表示される)。代わりに [ [a] ] とすることができます。

プレビューをすると、要約欄のプレビューも示されます。ここでリンクなどがうまくいっているか確認できます。また、要約が長いときに、要約欄では一度に全てを表示できないことがありますが、プレビューでは最終的に出力される範囲の全体が表示されます。

「新しいコメントを投稿」機能

編集

ノートページなどで新しい話題を開始する時には「新しいコメントを投稿」機能が使えます。これを使うには、ページ上部の「編集」タブの隣にある「+」タブをクリックします(外装が「モノブック」スキンの場合)。すると、「題名・見出し」という名前のテキストボックスが、編集用のテキストボックスの上に現れ、要約欄は現れません。新しいセクションはページの一番最後に追加され、「題名・見出し」ボックスに追加した文字が新しいセクションの見出しとなり、編集用のテキストボックスに入力した文字が新しいセクションの見出しの下に生成されます。要約欄には、「題名・見出し」ボックスに追加した文字を代入した、自動生成要約が記入されます(下記の#要約の自動生成を参照)。

なお、編集ページのURLの末尾に手入力で &section=new と追加すれば、「+」タブの備わっていないページでも同じ機能を利用することができます。ページに「+」タブを追加するためには、マジックワードの__NEWSECTIONLINK__をウィキテキスト内に書き込みます。

要約欄の自動入力

編集

特定の場合に、編集画面を開くと、要約欄に自動的に文字列が入力されることがあります。

セクションの編集

編集

セクション編集を行なうと、要約欄の最初に自動的にセクションの見出しが/*と*/で囲まれた形で挿入されます。例えば、/* 外部リンク */のようにです。

要約欄内で /* と */ ではさまれた見出しは、ページの生成時に特別な形で生成されます。見出しの文字は灰色になり、直前に矢印のリンクがつくのです。例えば 外部リンクのようにです。 → のリンクは、編集されたセクションへのリンクになり、[[#外部リンク|→]]というウィキテキストと同じように機能します(リンク先のセクションがなくなっている場合、単にページの冒頭にとびます)。

セクションの編集リンクをクリックして、すでにあるセクションの前後に新しいセクションを追加した時には、混乱を防ぐために、 /* と */ の間にあるテキストを除去するか、新しく作ったセクションの見出しに変えてください。/* */を手入力で追加することも可能です。これは複数のセクションを一度に編集したときなどに便利です。

例えば、要約欄に

/* Foo */ test /* Bar */ test

と書くと次のように生成されます。

Foo test Bar test

編集内容の要約は、この見出しリンクの後に追加してください。長い要約をつける必要があり、500文字の制限にひっかかるときには、見出しへのリンクは削除してもかまいません。

編集の取り消し

編集

履歴ページ差分表示ページから、「(取り消し)」リンクを使って特定の版の編集を差し戻した時にも、編集時に要約欄に自動的に文字列が挿入されます。入力されるのは「$2 (会話) による ID:$1 の版を取り消し」という文字列で、'$1' には取り消す版の版ID番号、'$2' には取り消す版を編集した利用者の利用者名、もしくはIPアドレスが、'(会話)' にはその利用者の会話ページへのリンクが代入されます。

この要約も、保存前に編集することができます。

要約の自動生成

編集

要約欄を空のままページを保存すると、場合によっては、自動的に要約が生成されます。これはセクション編集などの時に要約欄に自動的に入力され、保存前に編集者によって変更可能な文字列とは異なり、ページ保存時に生成されるもので、編集者によって事前に確認、変更することはできません。

状況 ページ テキスト
新しいページの作成 ('$1' にはページのテキストを代入) MediaWiki:Autosumm-new 新しいページ: 「$1」
リダイレクトの作成か、ページをリダイレクトで置き換えた時('$1' にはリダイレクト先を代入) MediaWiki:Autoredircomment $1へのリダイレクト
ノートページなどに新しい節を作成したとき('$1' には「題名・見出し」欄に入力されたテキストを代入) MediaWiki:Newsectionsummary /* $1 */ 新しい節
ページの全テキストの除去 MediaWiki:Autosumm-blank ページの白紙化
ページからほとんどのテキストを除去、または短いページの編集('$1' にはページのテキストを代入) MediaWiki:Autosumm-replace ページの置換: 「$1」
最新の編集を行った投稿者の加筆直前の版まで差し戻す(管理者および巻き戻し者がロールバックを行った場合) MediaWiki:Revertpage $2 (会話) による版を $1 による版へ巻き戻し

リダイレクト作成と新しいセクション作成、管理者および巻き戻し者によるロールバックの場合を除いて、自動生成要約はきちんとした要約より内容が劣りますので、代替として適当ではありません。したがって編集時には、自動生成要約が生成される状況であったとしてもそれに頼るのではなく、常に意味のある要約を自分で記入すべきです。自動生成要約はむしろ、荒らしを見付けることに役立てられている機能です。

ファイルのアップロードの要約

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画像などのファイルをアップロードしたときには、アップロードの要約を提供することができます。アップロードの要約は複数の目的に使われます。

  • 自動的に作成されるアップロードログの要約の2番目の部分(最初の部分はファイル名)
  • ファイルの履歴のエントリ
  • ファイル名が新しい場合:
    • ファイルページの作成時の要約として
    • ファイルページの編集可能なテキスト部分の内容として。次のような内容を含めることができます。
      • ファイルの簡潔な説明
      • 内部リンクや外部リンク
      • テンプレートの呼び出し
      • ファイルが属するカテゴリの指定

アップロードの要約の容量は250文字以下の1行です。アップロードログでは255文字まで含めることができますが、要約の前にアップロードされたファイルのファイル名が入りますので、要約の末尾が削られることがあります。

リンクやテンプレートの呼び出し、カテゴリタグを確認するプレビュー機能はありません。ただ、これらに間違いがあれば、アップロード後にファイルページを編集して修正することができます。ファイルページのテキストは、同様の方法で補充することもできます。

Help:ファイルページも参照してください。

要約の変更

編集

MediaWikiで編集の要約を変更することはとても厄介で、実質的には不可能です。実際的には、次に述べる空編集という手法が取られます。

空編集

編集

空編集を行うことで、過去に行った要約欄の誤記・不備を訂正するため、その訂正文を編集履歴に追加することができます。要約欄の訂正文は、以下のような方式で記述します:

補遺:2012年6月20日11:04版は正しくはXXXX である。

そして投稿すれば終わりです。このとき本文に対しておこなう編集は、ページの表示には影響が無いようなものとします。たとえば文末にHTMLコメント<!-- 空編集で追加されたコメント。削除可能。 -->を追加したり、文中にある空白に余分な空白を加えたりすることなどです。

本文を全く変更しないと、要約欄に何かを書いても保存されず、意図した空編集になりません。また、文末に余分な改行を入れた場合も変更点として認識されません。

キャッシュ破棄の似たような操作も「空編集」と呼ばれますが、別の物なので、混同しないで下さい。こちらは全く変更を加えません。

インポート

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MediaWikiで編集の要約を変更する、技術的な方法を説明します。それにはインポート (import) を必要とします(そのため、まずプロジェクトのインポート機能を有効にしなければなりませんし、インポート機能が使える利用者権限も必要です)。具体的な手順としては、ページの履歴をデータ書き出しし、ページを一旦削除し、xmlファイルに変更を加え、それを再度インポートします。最新版の要約を変更する場合は、履歴なしでページを書き出し、ページを一旦削除した後、最新版を除いてページを復帰し、xmlファイルを改変し、インポートすることもできます。このため、実質的には要約の変更はできません

インポートログには、ページのインポートの記録が、利用者名、日時、版の数の情報と共に表示されます。また、削除ログには削除および復帰の記録が、利用者名と日時の情報と共に表示されます。「削除されたページの閲覧と復帰」機能は、削除された版の閲覧を可能にしますが、差分表示のように、簡単に変更箇所を見る方法はありません。また、複数の版を削除してからインポート、または復帰した場合、削除前のページの履歴にどの版が存在していたか記録されませんので、最終の削除・インポート作業で行われた変更の内容を知ることは一切できません。

検索

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ウィキメディアの検索機能では要約欄は検索できません。また、外部の検索エンジンでも索引化されていないはずです。

この解決法としては、履歴表示のページを表示し、ブラウザの検索機能でキーワードがあるかないか調べることになります。この際、履歴を最大500件まで一度に表示することができます。

関連項目

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