高根村 (岐阜県)
日本の岐阜県大野郡にあった村
たかねむら 高根村 | |
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廃止日 | 2005年2月1日 |
廃止理由 |
編入合併 丹生川村、清見村、荘川村、宮村、久々野町、朝日村、高根村、国府町、上宝村 → 高山市 |
現在の自治体 | 高山市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 中部地方、東海地方 |
都道府県 | 岐阜県 |
郡 | 大野郡 |
市町村コード | 21608-9 |
面積 | 220.66 km2 |
総人口 |
731人 (推計人口、2005年1月1日) |
隣接自治体 |
朝日村、丹生川村 長野県 開田村、安曇村、奈川村 |
村の木 | モミ |
村の花 | ヤナギラン |
村の動物 | カモシカ |
高根村役場 | |
所在地 |
〒509-3492 岐阜県大野郡高根村上ケ洞340 旧役場(高山市高根支所) |
座標 | 北緯36度02分17秒 東経137度29分12秒 / 北緯36.0381度 東経137.4866度座標: 北緯36度02分17秒 東経137度29分12秒 / 北緯36.0381度 東経137.4866度 |
ウィキプロジェクト |
2005年(平成17年)2月1日、大野郡久々野町・丹生川村・清見村・荘川村・宮村・朝日村および吉城郡国府町・上宝村とともに高山市に編入した。この際に大野郡白川村は単独村政を維持している。
地理
編集地勢
編集北には乗鞍岳、南には御嶽山がある。両山に端を発する小河川を集めた飛騨川が村内を西流しており、僅かな集落が川沿いに点在する。村の東部にそびえる鎌ヶ峰と乗鞍岳との間には野麦峠、御嶽山との間には長峰峠がある。
- 山岳
- 河川
- 湖沼
-
高根第一ダムが形成する高根乗鞍湖
-
高根第二ダム湖
集落
編集- 中洞
- 猪之鼻
- 中之宿
- 下之向
- 日影
- 大古井
- 上ヶ洞
- 池ヶ洞
- 桼生
- 阿多野郷
- 野麦
- 日和田
- 小日和田
- 留之原
歴史
編集沿革
編集- 1889年(明治22年)7月1日 - 町村制施行によって益田郡高根村が発足する。
- 1950年(昭和25年)4月1日 - 近接する朝日村と共に大野郡に移る。
- 1968年(昭和43年) - 中部電力の電源開発計画によって高根第二ダムが完成。高根村中心部の日影地区と大古井地区の69戸が水没し、うち66戸は高山市など村外に転居した。2つのダム建設工事のピークは1967年(昭和42年)から1968年(昭和43年)頃であり、この時期には一時的に村の人口が膨れ上がった[1]。
- 1969年(昭和44年) - 高根第一ダムが完成。
- 2005年(平成17年)2月1日 - 大野郡久々野町・丹生川村・清見村・荘川村・宮村・朝日村、吉城郡国府町・上宝村と共に高山市に編入される。
行政
編集- 村長:中井勉(1967年4月30日 - 2005年2月1日)
施設
編集- 高根郵便局
- 高根第一ダム - 高根第一発電所は飛騨川流域最大の水力発電所。
- 高根第二ダム - 高根第二発電所を有する。
- 高根ハッピー劇場 - 1960年代のダム建設時にあった映画館[2][3]。
- 高根映画劇場 - 1960年代のダム建設時にあった映画館[2][3]。
-
高根第二ダム
-
高根郵便局
教育
編集中学校
編集小学校
編集廃校
編集- 2005年以前に廃校となった学校
- 高根村立高根小学校中之宿分校(1964年廃校)
- 高根村立高根小学校阿多野郷分校(1971年廃校)
- 高根村立高根小学校池ヶ洞冬季分校(1973年廃校)
- 高根村立高根小学校黍生冬季分校(1973年廃校)
- 高根村立高根小学校野麦分校(1981年廃校)
- 高根村立日和田小学校池ノ原冬季分校(1973年廃校)
交通
編集高根村に鉄道路線はなかった。
道路
編集高根村に高速道路はなかった。
一般国道
主要地方道
一般県道
長距離自然歩道
- 中部北陸自然歩道
- 旧野麦街道糸引きのみち
- 乗鞍岳展望と鳥屋峠越えのみち
道の駅
編集名所・旧跡・観光スポット
編集脚注
編集参考文献
編集- 高根村史編集委員会『高根村史』高根町、1984年