鎌ヶ峰
飛騨山脈乗鞍岳の南方にある山
鎌ヶ峰(かまがみね)は、飛騨山脈乗鞍岳の南方にある長野県と岐阜県の境界にある標高2,121 mの山。
鎌ヶ峰 | |
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野麦峠スキー場から望む鎌ヶ峰 | |
標高 | 2,121.10[1] m |
所在地 |
長野県松本市、木曽郡木曽町 岐阜県高山市 |
位置 | 北緯36度01分35秒 東経137度35分57秒 / 北緯36.02639度 東経137.59917度座標: 北緯36度01分35秒 東経137度35分57秒 / 北緯36.02639度 東経137.59917度[2] |
山系 | 飛騨山脈 |
鎌ヶ峰の位置 | |
プロジェクト 山 |
概要
編集クマザサにおおわれた藪山。整備された登山道はない。ぎふ百山に選定されている[3]。 名前の由来は、山の形が釜を伏せたような形からきているが、いつのまにか「釜」が「鎌」に変わってしまって山名となった[4]。乗鞍岳との間に野麦峠、御嶽山との間に長峰峠がある。飛騨川、木曽川の支流である西野川、梓川の支流である奈川などの源流の山で、日本の中央分水界の山である。山頂には、二等三角点が設置されている[1]。
国土地理院の日本の主な山岳標高の一覧では、鎌ヶ峰までが「飛騨山脈南部」とされている。ちなみに、南の御嶽山は「御嶽山とその周辺」と記され、御嶽山系とされている。
周辺の小屋
編集- 野麦峠お助け小屋(宿泊不可)
周辺の山
編集脚注
編集- ^ a b “基準点成果等閲覧サービス”. 国土地理院. 2011年6月10日閲覧。
- ^ “日本の主な山岳標高(岐阜県の山)”. 国土地理院. 2011年6月10日閲覧。
- ^ 岐阜県山岳連盟『ぎふ百山』岐阜新聞社、1987年7月。ISBN 4905958474。
- ^ 日本山岳会『新日本山岳誌』ナカニシヤ出版、2005年11月、970-971頁。ISBN 4-779-50000-1。