馬場 (横浜市)
横浜市鶴見区の町
馬場(ばば)は、神奈川県横浜市鶴見区の地名。現行行政地名は馬場一丁目から馬場七丁目。住居表示実施済み[5]。1974年(昭和49年)8月19日に廃止となった馬場町(ばばちょう)についてもについてもこの項で述べる。
馬場 | |
---|---|
町丁 | |
横浜市立東高等学校 | |
北緯35度30分25秒 東経139度39分02秒 / 北緯35.506989度 東経139.650683度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 横浜市 |
行政区 | 鶴見区 |
人口情報(2024年(令和6年)4月30日現在[1]) | |
人口 | 16,586 人 |
世帯数 | 7,599 世帯 |
面積([2]) | |
1.361 km² | |
人口密度 | 12186.63 人/km² |
設置日 | 1972年(昭和47年)6月5日 |
郵便番号 | 230-0076[3] |
市外局番 | 045(横浜MA)[4] |
ナンバープレート | 横浜 |
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馬場町 | |
---|---|
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川県 |
市町村 | 横浜市 |
区 | 鶴見区 |
町名制定 | 1927年(昭和2年)4月1日 |
町名廃止 | 1974年(昭和49年)8月19日 |
地理
編集鶴見区の南西部に位置し、北西に上の宮一丁目、北に北寺尾一丁目・四丁目・五丁目・六丁目・七丁目、東と南に東寺尾一丁目・二丁目・六丁目、南西に神奈川区松見町、西寺尾一丁目、西に港北区菊名三丁目・四丁目と接している。
面積
編集面積は以下の通りである[2]。
丁目 | 面積(km²}) |
---|---|
馬場一丁目 | 0.193 |
馬場二丁目 | 0.232 |
馬場三丁目 | 0.260 |
馬場四丁目 | 0.220 |
馬場五丁目 | 0.116 |
馬場六丁目 | 0.127 |
馬場七丁目 | 0.213 |
計 | 1.361 |
地価
編集住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、馬場4-2-11の地点で21万4000円/m²となっている[6]。
歴史
編集沿革
編集かつて横浜市に編入前のこの場所は、橘樹郡旭村大字馬場であった。
- 馬場町
- 1927年(昭和2年)4月1日 - 横浜市に編入。横浜市馬場町となる[7]。
- 1927年(昭和2年)10月1日 - 横浜市の区制施行により、鶴見区を新設。横浜市鶴見区馬場町となる[8]。
- 1929年(昭和4年)9月1日 - 耕地整理に伴い、馬場町の一部を鶴見町へ編入[8]。
- 1937年(昭和12年)11月1日 - 耕地整理に伴い、馬場町の一部を下末吉町、北寺尾町へ編入[9]。
- 1939年(昭和14年)1月20日 - 耕地整理に伴い、北寺尾町、東寺尾町との境界を変更する[10]。
- 1951年(昭和26年)7月10日 - 土地区画整理事業に伴い、東寺尾町との境界を変更する[11]。
- 1959年(昭和34年)1月1日 - 神奈川区西寺尾町の一部を馬場町に編入、東寺尾町との境界を変更する[11]。
- 1960年(昭和35年)3月25日 - 耕地整理に伴い、北寺尾町の一部を馬場町に編入、東寺尾町との境界を変更する[12]。
- 1960年(昭和35年)4月1日 - 東寺尾町の一部を馬場町に編入[13]。
- 1962年(昭和37年)4月24日 - 土地改良事業に伴い、神奈川区西寺尾町の一部を馬場町に編入[13]。
- 1963年(昭和38年)10月16日 - 土地区画整理事業に伴い、馬場町の一部を神奈川区松見町へ編入[14]。
- 1972年(昭和47年)6月5日 - 住居表示の実施に伴い、馬場町の一部を東寺尾一丁目、東寺尾二丁目、東寺尾六丁目、馬場一丁目、馬場二丁目、馬場三丁目、馬場四丁目、北寺尾一丁目、東寺尾北台、神奈川区西寺尾町へ編入[15]。
- 1974年(昭和49年)8月19日 - 住居表示の実施に伴い、馬場町の一部を北寺尾三丁目、北寺尾四丁目、北寺尾五丁目、北寺尾六丁目、北寺尾七丁目、上の宮一丁目、馬場一丁目、馬場五丁目、馬場六丁目、馬場七丁目、港北区菊名町へ編入。同時に馬場町は廃止となる[16]。
- 馬場
- 1972年(昭和47年)6月5日 - 住居表示の実施に伴い、東寺尾町、馬場町、北寺尾町、神奈川区西寺尾町の各一部を分離し、馬場一丁目から馬場四丁目を新設[15]。
- 1974年(昭和49年)8月19日 - 住居表示の実施に伴い、北寺尾町、馬場町の各一部を分離し、馬場五丁目から馬場七丁目を新設、馬場一丁目に編入[16]。
町名の変遷
編集実施後 | 実施年月日 | 実施前(各町名ともその一部) |
---|---|---|
馬場一丁目 | 1972年(昭和47年)6月5日 | 東寺尾町、馬場町 北寺尾町、神奈川区西寺尾町(各一部) |
1974年(昭和49年)8月19日 | 馬場町(一部) | |
馬場二丁目 | 1972年(昭和47年)6月5日 | 馬場町(一部) |
馬場三丁目 | 東寺尾町、馬場町(各一部) | |
馬場四丁目 | ||
馬場五丁目 | 1974年(昭和49年)8月19日 | 北寺尾町、馬場町(各一部) |
馬場六丁目 | ||
馬場七丁目 |
世帯数と人口
編集2024年(令和6年)4月30日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
馬場一丁目 | 1,192世帯 | 2,393人 |
馬場二丁目 | 1,324世帯 | 2,855人 |
馬場三丁目 | 1,180世帯 | 2,683人 |
馬場四丁目 | 1,220世帯 | 2,729人 |
馬場五丁目 | 894世帯 | 1,911人 |
馬場六丁目 | 773世帯 | 1,838人 |
馬場七丁目 | 1,016世帯 | 2,177人 |
計 | 7,599世帯 | 16,586人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[17] | 16,241
|
2000年(平成12年)[18] | 15,950
|
2005年(平成17年)[19] | 16,232
|
2010年(平成22年)[20] | 16,382
|
2015年(平成27年)[21] | 16,225
|
2020年(令和2年)[22] | 16,603
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[17] | 5,956
|
2000年(平成12年)[18] | 6,048
|
2005年(平成17年)[19] | 6,289
|
2010年(平成22年)[20] | 6,526
|
2015年(平成27年)[21] | 6,656
|
2020年(令和2年)[22] | 7,148
|
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2023年4月時点)[23]。
丁目 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
馬場一丁目 | 全域 | 横浜市立馬場小学校 | 横浜市立上の宮中学校 |
馬場二丁目 | 全域 | ||
馬場三丁目 | 全域 | 横浜市立上寺尾小学校 | 横浜市立寺尾中学校 |
馬場四丁目 | 1番〜31番7号 31番9〜21号 36番 | ||
31番8・22 32〜35番 37〜40番 |
横浜市立旭小学校 | ||
馬場五丁目 | 全域 | ||
馬場六丁目 | 5〜7番 8番2号 11番1号 11番29号〜25番 | ||
1〜4番 8番1号 8番3号〜10番 11番2〜28号 |
横浜市立馬場小学校 | 横浜市立上の宮中学校 | |
馬場七丁目 | 2〜30番 | ||
1番 | 横浜市立菊名小学校 |
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[24]。
丁目 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
馬場一丁目 | 76事業所 | 371人 |
馬場二丁目 | 43事業所 | 323人 |
馬場三丁目 | 51事業所 | 603人 |
馬場四丁目 | 61事業所 | 373人 |
馬場五丁目 | 23事業所 | 148人 |
馬場六丁目 | 13事業所 | 121人 |
馬場七丁目 | 33事業所 | 254人 |
計 | 300事業所 | 2,193人 |
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[25] | 279
|
2021年(令和3年)[24] | 300
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[25] | 1,824
|
2021年(令和3年)[24] | 2,193
|
交通
編集施設
編集- 横浜市立東高等学校
- 横浜市立上寺尾小学校
- 横浜市立馬場小学校
- 馬場花木園[26]
- 横浜馬場郵便局[27]
- 鶴見配水池
史跡
編集その他
編集日本郵便
編集警察
編集町内の警察の管轄区域は以下の通りである[29]。
丁目 | 番・番地等 | 警察署 | 交番・駐在所 |
---|---|---|---|
馬場一丁目 | 全域 | 鶴見警察署 | 向谷交番 |
馬場二丁目 | 全域 | ||
馬場三丁目 | 全域 | ||
馬場四丁目 | 全域 | 東寺尾交番 | |
馬場五丁目 | 全域 | ||
馬場六丁目 | 全域 | ||
馬場七丁目 | 全域 | 向谷交番 |
参考文献
編集- “横浜市町区域要覧” (PDF). 横浜市市民局 (2016年6月). 2022年9月6日閲覧。
関連項目
編集脚注
編集- ^ a b “令和6(2024)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和6年4月” (xlsx). 横浜市 (2024年5月9日). 2024年5月10日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ a b 横浜市町区域要覧、1 - 4頁
- ^ a b “馬場の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “住居表示実施町名一覧 (令和2年10月19日現在)”. 横浜市 (2020年10月29日). 2021年8月28日閲覧。
- ^ “不動産情報ライブラリ 国土交通省地価公示(標準地) 横浜鶴見-10”. 国土交通省. 2024年5月5日閲覧。
- ^ 横浜市町区域要覧、3 - 30頁
- ^ a b 横浜市町区域要覧、3 - 33頁
- ^ 横浜市町区域要覧、3 - 34頁
- ^ 横浜市町区域要覧、3 - 34頁、3 - 35頁
- ^ a b 横浜市町区域要覧、3 - 36頁
- ^ 横浜市町区域要覧、3 - 36頁、3 - 37頁
- ^ a b 横浜市町区域要覧、3 - 37頁
- ^ 横浜市町区域要覧、3 - 38頁
- ^ a b 横浜市町区域要覧、3 - 41頁、3 - 42頁
- ^ a b 横浜市町区域要覧、3 - 42頁、3 - 43頁
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年4月27日閲覧。
- ^ “横浜市立小学校、横浜市立中学校及び横浜市立義務教育学校の通学区域並びに就学すべき学校の指定に関する規則”. 横浜市 (2023年4月1日). 2024年5月7日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “交通案内”. 馬場花木園. 2021年11月6日閲覧。
- ^ “横浜馬場郵便局”. 日本郵便. 2021年11月6日閲覧。
- ^ “郵便番号簿PDF(2023年度版) 表紙等付属資料” (PDF). 日本郵便. 2024年5月3日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF(2023年度版)”
- ^ “交番案内/鶴見警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2023年9月27日閲覧。