青山 (新潟市)
新潟市西区の町
青山(あおやま)は、新潟県新潟市西区の町字。現行行政地名は青山一丁目から青山八丁目と大字青山。住居表示は一丁目から八丁目が実施済み区域、大字が未実施区域[4]。郵便番号は950-2002[2]。
青山 | |
---|---|
イオン新潟青山ショッピングセンター | |
北緯37度53分58.96秒 東経138度59分47.35秒 / 北緯37.8997111度 東経138.9964861度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 新潟県 |
市町村 | 新潟市 |
区 | ■ 西区 |
人口 | |
• 合計 | 6,242人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
950-2002[2] |
市外局番 | 025 (新潟MA)[3] |
ナンバープレート | 新潟 |
※大字の人口等に秘匿がある為、秘匿ない区域のみ人口等加算されています。 |
概要
編集信濃川の流末左岸の砂丘および低平地に位置し、青山村新田(青山新田村)を前身とする地域。かつては青山五兵衛狐の伝説ゆかりの地として信仰を集め、現在では大型ショッピングセンターと高層マンションが立ち並ぶ住宅街となっている[5]。
隣接する町字
編集北から東回り順に、以下の町字と隣接する。
- 青山 (大字)
- 関屋
- 関屋掘割町
- 浦山
- 青山六丁目 - 七丁目
- 西有明町
- 真砂町
- 青山一丁目 - 三丁目
※関屋分水を挟んで中央区有明台、関南町と隣接。
- 青山四丁目 - 八丁目
- 青山 (大字)
- 浦山
- 青山新町
- 小針上山
- 松美台
- 西有明町
地域
編集青山 (大字)
編集1889年(明治22年)から現在までの大字名[5]。住居表示が相次いで施行され、表示未施行の地域は海岸に面する北部のみとなった。
青山 (町丁)
編集- (丁目なし)
- 一丁目 - 三丁目
- 青山の一部では1983年(昭和58年)に住居表示が施行され、町名が現在の青山一丁目から同三丁目までとなった[5]。東日本旅客鉄道(JR東日本)青山駅から青山新町内陸方面に位置する。
- イオン新潟青山ショッピングセンター
- 新潟文化自動車学校
- クスリのアオキ 青山店
- サイゼリヤ 新潟青山店
- 村さ来 青山店
- ココス 新潟青山店
- 石窯パン工房 サフラン 青山店
歴史
編集1666年(寛文6年)から1669年(寛文9年)の間に、新潟浜村の枝郷として開発される。はじめは長岡藩領だったが、1862年(文久2年)には幕府領。1863年(文久3年)には会津藩領になり、1867年(慶応3年)からは再び幕府領となった[5]。
分立した町字
編集- 主な施設
- 青山浄水場
- 青山水道公園
- 松美台(まつみだい)
- 1977年(昭和52年)の住居表示施行により付与された町名。町名の由来は、かつて松林だった海岸砂丘に位置しているため[9]。
年表
編集- 1666年-1669年(寛文6年から9年) - 新潟浜村の枝郷として開発。
- 1879年(明治12年) - 西蒲原郡に所属。
- 1889年(明治22年) - 下坂井輪村に編入され、大字となる。1914年(大正3年)まで「青山村新田」と称した。
- 1901年(明治34年) - 合併により、下坂井輪村が坂井輪村となる。
- 1912年(大正元年) - 越後鉄道が開通。
- 1914年(大正3年)5月12日 - 大字青山村新田から大字青山に改称[10]。
- 1928年(昭和3年) - 県道弥彦参宮線開通。
- 1952年(昭和27年) - 県道弥彦参宮線が国道116号に昇格。
- 1954年(昭和27年) - 坂井輪村が新潟市に編入される。
- 1956年-1960年(昭和31年から35年) - 帝国石油が産業道路を建設したが、後に道路は新潟市に移管され、現在の国道402号となる。
- 1969年(昭和44年) - 北側の砂丘上に新国道が開通。
- 1970年(昭和45年) - 新潟市立青山小学校が開校。
- 1979年(昭和54年) - ジャスコ新潟店が開店。
- 1980年(昭和55年) - 新潟市立東青山小学校が開校。
- 1980年(昭和55年)9月26日 - 新潟交通電車線東青山駅が開業。
- 1983年(昭和58年) - 住居表示が施行され、大字青山が町丁となる。
- 1988年(昭和63年)3月13日 - 東日本旅客鉄道越後線青山駅が開業。
- 1999年(平成11年)4月5日 - 新潟交通電車線東関屋 - 月潟間廃線により東青山駅が廃駅となる。
- 2012年(平成24年)2月20日 - イオン新潟店(ジャスコ新潟店)が閉店。
- 2013年(平成25年)4月23日 - ジャスコ新潟店跡地にイオン新潟青山ショッピングセンターが開店。
世帯数と人口
編集2018年(平成30年)1月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
青山一丁目 | 578世帯 | 1,197人 |
青山二丁目 | 622世帯 | 1,452人 |
青山三丁目 | 326世帯 | 699人 |
青山四丁目 | 264世帯 | 540人 |
青山五丁目 | 249世帯 | 557人 |
青山六丁目 | 318世帯 | 720人 |
青山七丁目 | 218世帯 | 524人 |
青山八丁目 | 223世帯 | 553人 |
計 | 2,798世帯 | 6,242人 |
小・中学校の学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[11]。
大字・丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
青山 | 170番地、227番地 260〜261番地 |
新潟市立東青山小学校 | 新潟市立小針中学校 |
青山一丁目 | 全域 | ||
青山二丁目 | 全域 | ||
青山三丁目 | 全域 | ||
青山四丁目 | 1~7番 | ||
8~10番 | 新潟市立小針小学校 | ||
青山五丁目 | 全域 | 新潟市立青山小学校 | 新潟市立関屋中学校 |
青山六丁目 | 全域 | ||
青山七丁目 | 1番 2番1~8号 | ||
2番9~41号 3~13番 |
新潟市立小針中学校 | ||
青山八丁目 | 3番11~25号 4~9番 | ||
1〜2番 3番1号・30号 3番32~46号 |
新潟市立関屋中学校 |
- 青山5~8丁目の関屋中学校校区は、申請により新潟市立小針中学校へ就学できる地域。
交通
編集鉄道
編集- 新潟交通電車線(廃止)
道路
編集- 新潟県道16号新潟亀田内野線(旧116号)
- 新潟県道42号新潟黒埼インター線(旧8号)
- 新潟市道曽和インター信濃町線1号(西大通り)
バス
編集- 新潟交通路線バス
2016年10月現在の路線を示す。各路線の系統など詳細は「新潟交通のバス路線一覧#路線バス」を参照。
脚注
編集注釈
出典
- ^ a b “住民基本台帳人口 (全市・区役所・町名別) - 町名別住民基本台帳人口”. 新潟市 (2018年2月13日). 2018年3月5日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2018年3月5日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年3月5日閲覧。
- ^ “町名一覧表”. 新潟市 (2017年7月20日). 2018年3月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g 角川地名15、p.67
- ^ 角川地名15、p.1105
- ^ 角川地名15、p.221
- ^ 角川地名15、p.1023
- ^ 角川地名15、p.1229
- ^ 新潟市合併1、p.181
- ^ “通学区域一覧(町名別五十音索引)”. 新潟市 (2017年4月1日). 2018年3月5日閲覧。
参考文献
編集- 角川日本地名大辞典 編纂委員会『角川日本地名大辞典 15 新潟県』(株)角川書店、1989年10月8日。ISBN 4-04-001150-3。
- 『新潟市合併町村の歴史 第1巻 西蒲原郡から合併した町村の歴史』新潟市、1975年3月31日。