銀水駅

福岡県大牟田市にある九州旅客鉄道の駅

銀水駅(ぎんすいえき)は、福岡県大牟田市大字草木にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線である[1]駅番号JB26

銀水駅
駅舎(2012年8月)
ぎんすい
Ginsui
JB25 吉野 (2.4 km)
(3.2 km) 大牟田 JB27
地図
所在地 福岡県大牟田市大字草木[1]
北緯33度3分17.5秒 東経130度27分39.7秒 / 北緯33.054861度 東経130.461028度 / 33.054861; 130.461028座標: 北緯33度3分17.5秒 東経130度27分39.7秒 / 北緯33.054861度 東経130.461028度 / 33.054861; 130.461028
駅番号 JB  26 
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 鹿児島本線
キロ程 144.3 km(門司港起点)
電報略号 キン
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
605人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1926年大正15年)4月1日[1][2]
備考 簡易委託駅[3]
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熊本方面から来た一部列車が当駅で折返す[1]

歴史

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年表

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駅名の由来

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開業時の地名(三池郡銀水村)が由来。

「銀水」とはこの土地を流れる「白銀川」の水のことである。この川は別名を「銀水川」と言い、かつては白銀のような美しく澄み渡った名水が流れていたといわれている。

駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線を有する地上駅[1]。互いのホームは跨線橋で連絡している。

駅舎の建物財産標には「大正15年3月29日」と記されており、正確ならば開業当時からの駅舎ということになる[6]

SUGOCAの利用が可能である。

トイレは駅舎とは別に建てられた1979年建築のコンクリート造14.3平方メートルの建物内にあり、男女共用の汲取り式である[7]。和式・汲取り式便所に慣れていない高校生の利用客が多いことから2017年に地域コミュニティ組織「銀水校区まちづくり協議会」が中心となってJR九州や大牟田市などにトイレの改修を要望したが、進展しなかった[7]2023年に協議会と周辺の3高校で「銀水SAIKO~実行委員会」を設立し、JR九州と市に了承を得た上で、周辺地域での募金やクラウドファンディングを行っている[7]

のりば

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のりば 路線 方向 行先 備考
1   鹿児島本線 下り 大牟田熊本八代方面  
2 当駅折り返し列車専用
3 上り 久留米鳥栖博多方面  

利用状況

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2021年度の1日平均乗車人員605人である[8]

各年度の1日平均利用人員は以下の通り[9]

年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2001年(平成13年) 2,062
2002年(平成14年) 1,869
2003年(平成15年) 1,786
2004年(平成16年) 1,746
2005年(平成17年) 1,731
2006年(平成18年) 1,646
2007年(平成19年) 1,478
2008年(平成20年) 1,361
2009年(平成21年) 1,330
2010年(平成22年) 1,337
2011年(平成23年) 1,309
2012年(平成24年) 1,345
2013年(平成25年)
2014年(平成26年)
2015年(平成27年)
2016年(平成28年) 669
2017年(平成29年) 678
2018年(平成30年) 628 1,255[10]
2019年(令和元年) 623
2020年(令和02年) 540
2021年(令和03年) 605

駅周辺

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旧銀水村の中心部で、周囲は現在住宅地となっている。

隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
  鹿児島本線
快速
通過
区間快速(一部列車のみ停車)・普通
吉野駅 (JB25) - 銀水駅 (JB26) - 大牟田駅 (JB27)

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』 33号 熊本駅・嘉例川駅・大畑駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月31日、22頁。 
  2. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、682頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ a b JR銀水駅・吉野駅業務引継ぎ式/大牟田市観光情報サイト おおむたnavi - 大牟田観光協会
  4. ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
  5. ^ 『交通新聞』交通新聞社、2009年3月3日、1面。
  6. ^ 米屋浩二『木造駅舎の旅』(鉄道遺産シリーズ、INFASパブリケーションズ、2009年)P128
  7. ^ a b c 降旗英峰「クラウドファンディング:「ちょっと使えない」トイレ 改修へ、住民がCF 3高校が最寄りJR銀水駅」『毎日新聞』2023年8月25日、筑後版、19面。2023年9月19日閲覧。
  8. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2021年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2022年10月10日閲覧。
  9. ^ 大牟田市統計年鑑 (運輸および通信) - 大牟田市公式ホームページ/統計より
  10. ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月5日閲覧

関連項目

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外部リンク

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  • 銀水駅(駅情報) - 九州旅客鉄道