西村山郡
山形県の郡
人口33,177人、面積796.53km²、人口密度41.7人/km²。(2024年12月1日、推計人口)
以下の4町を含む。
郡域
編集歴史
編集郡発足までの沿革
編集知行 | 村数 | 村名 | |
---|---|---|---|
幕府領 | 幕府領 | 42村 | ●柴橋村、●米沢村、●八鍬村、清助新田村、●谷沢村、●小見村、白岩村、留場村、田代村、幸生村、海味村、間沢村、本道寺村、月岡村、砂子関村、月山沢村、志津村、●大井沢村、●貫見村、小柳村、●黒森村、沢口村、●柳川村、勝生村、小清村、●楯西村、●楯南村、●楯北村、●西根村、●新田村、仁田村、●高屋村、●島村、小泉村、泉村、●溝延村、日和田村、●箕輪村、西里村、松橋村、新町村、●大町村 |
藩領 | 出羽松山藩 | 65村 | 大隅村、和合村、古真木村、送橋村、下芦沢村、水本村、針生村、杉山村、上郷村、大滝村、東助巻村、四野沢村、末吉良村、新宿村、中郷村、能中村、八ツ沼村、高田村、長沼村、石須部村、立木村、白倉村、太郎村、松程村、大船木村、今平村、夏草村、赤釜村、水口村、新崩村、須野瀬村、一石楢村、雪谷村、西助巻村、西船渡村、藤田村、富沢村、中沢村、粧坂村、本左中村、新左中村、栗木沢村、川通村、堂屋敷村、塩野平村、所部村、材木村、橋上村、楢山村、月布村、大鉢村、滝野沢村、下北山村、原村、左沢村、●船渡村、●本顔好村、●十八才村、●新顔好村、●葛沢村、●上北山村、●荻袋村、●小漆川村、●市野沢村、●松川村 |
上野館林藩 | 6村 | 荒町村、田井村、中郷村、●平塩村、前小路村、●本楯村 | |
陸奥棚倉藩 | 5村 | 大暮山村、●大谷村、用村、深沢村、伏熊村 | |
蝦夷館藩 | 5村 | ●沼山村、睦合村、綱取村、岩根沢村、水沢村 | |
出羽新庄藩 | 4村 | 北口村、吉田村、岩木村、新吉田村 | |
松山藩・館藩 | 2村 | 宮内村、●入間村 | |
幕府領・藩領 | 幕府領・松山藩 | 1村 | 吉川村 |
幕府領・新庄藩 | 1村 | 工藤小路村 | |
その他 | 寺社領 | 3村 | 慈恩寺村、大沼村、小釿村 |
- 慶応2年6月19日(1866年7月30日) - 棚倉藩が武蔵川越藩に転封。棚倉藩には陸奥白河藩が転封。
- 慶応4年
- 明治元年
- 明治2年
- 明治3年
- 明治4年
- 明治6年(1873年) - 後の北村山郡域に同名の村が存在した荻袋村が荻野村に改称。
- 明治8年(1875年)(131村)
- 東助巻村・西助巻村が合併して助巻村となる。
- 能中村・八ツ沼村・西船渡村が合併して三中村となる。
- 中郷村が宮宿村に改称。
- 明治9年(1876年)
- 本顔好村・新顔好村が合併して顔好村となる。(125村)
- 夏草村・赤釜村・水口村・新崩村・須野瀬村・一石楢村が合併して常盤村となる。
- 明治10年(1877年)(118村)
- 粧坂村が大谷村に合併。
- 本左中村・新左中村・栗木沢村・川通村・船渡村が合併して玉ノ井村となる。
- 用村・深沢村・伏熊村が合併して三郷村となる。
郡発足後の沿革
編集- 明治11年(1878年)11月1日 - 郡区町村編制法の山形県での施行により、村山郡のうち118村に行政区画としての西村山郡が発足。郡役所が楯南村に設置。
- 明治13年(1880年) - 大隅村が和合村に合併。(117村)
- 明治14年(1881年)(109村)
- 楯西村・楯南村・楯北村・本楯村が合併して寒河江村となる。
- 新田村・仁田村が合併して日田村となる。
- 小泉村・泉村が合併して三泉村となる。
- 末吉良村・助巻村が宮宿村に、高田村が三中村にそれぞれ合併。
- 明治15年(1882年) - 滝野沢村・下北山村・葛沢村・上北山村・小漆川村・市野沢村が合併して本郷村となる。(104村)
- 明治20年(1887年) - 松橋村・新町村・大町村・荒町村・前小路村・北口村・工藤小路村が合併して谷地村となる。(98村)
- 明治22年(1889年)4月1日 - 町村制の施行により以下の町村が発足。(21村)
- 寒河江村 ← 寒河江村、島村、高屋村(現・寒河江市)
- 西根村 ← 西根村、日田村(現・寒河江市)
- 柴橋村 ← 柴橋村、中郷村、松川村、平塩村(現・寒河江市)
- 高松村 ← 米沢村、谷沢村、八鍬村、清助新田村(現・寒河江市)
- 左沢村 ← 左沢村、三郷村、富沢村、小見村、藤田村(現・大江町)
- 大谷村 ← 大谷村、大暮山村、大沼村、玉ノ井村、中沢村(現・朝日町)
- 西五百川村 ← 常盤村、松程村、太郎村、大船木村、今平村、石須部村、立木村、白倉村、長沼村、三中村(現・朝日町)
- 東五百川村 ← 宮宿村、新宿村、雪谷村、四野沢村、大滝村、上郷村、杉山村、古真木村、送橋村、下芦沢村、水本村、和合村(現・朝日町)、針生村(現・西置賜郡白鷹町)
- 本郷村 ← 橋上村、本郷村、所部村、塩野平村、堂屋敷村、荻野村、材木村、顔好村、十八才村、小釿村、楢山村、月布村、大鉢村(現・大江町)
- 七軒村 ← 貫見村、沢口村、柳川村、黒森村、小柳村、小清村、勝生村(現・大江町)
- 大井沢村(単独村制、現・西川町)
- 本道寺村 ← 本道寺村、砂子関村、月岡村、月山沢村、志津村(現・西川町)
- 川土居村 ← 沼山村、原村、吉川村、入間村(現・西川町)
- 西山村 ← 海味村、睦合村、間沢村、綱取村、岩根沢村、水沢村(現・西川町)
- 白岩村 ← 白岩村、留場村、田代村、幸生村、宮内村(現・寒河江市)
- 醍醐村 ← 日和田村、慈恩寺村、箕輪村(現・寒河江市)
- 西里村(単独村制、現・河北町)
- 三泉村(単独村制、現・寒河江市、河北町)
- 溝延村 ← 溝延村、田井村(現・河北町)
- 谷地村(単独村制、現・河北町)
- 北谷地村 ← 吉田村、岩木村、新吉田村(現・河北町)
- 明治24年(1891年)4月1日 - 郡制を施行。
- 明治26年(1893年)1月7日 - 寒河江村が町制施行して寒河江町となる。(1町20村)
- 明治29年(1896年)
- 明治33年(1900年)2月8日 - 白岩村が町制施行して白岩町となる。(4町17村)
- 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
- 大正15年(1926年)7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
- 昭和3年(1928年)4月1日 - 東五百川村が町制施行・改称して宮宿町となる。(5町16村)
- 昭和12年(1942年)7月1日 - 「西村山地方事務所」が寒河江町に設置され、本郡を管轄。
- 昭和29年(1954年)
- 昭和30年(1955年)
- 昭和34年(1959年)8月20日 - 左沢町・漆川村が合併して大江町が発足。(4町)
- 平成13年(2001年) - 西村山地方事務所が廃止。「村山総合支庁」が山形市に設置され、山形市・寒河江市・上山市・村山市・天童市・東根市・尾花沢市・東村山郡・北村山郡とともに管轄。
変遷表
編集自治体の変遷
明治22年以前 | 明治22年4月1日 | 明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和29年 | 昭和30年 - 昭和64年 | 平成1年 - 現在 | 現在 |
---|---|---|---|---|---|---|
谷地村 | 明治29年4月2日 町制 |
昭和29年10月1日 河北町 |
河北町 | 河北町 | 河北町 | |
北谷地村 | 北谷地村 | |||||
西里村 | 西里村 | |||||
溝延村 | 溝延村 | |||||
寒河江村 | 明治26年1月7日 町制 |
昭和29年8月1日 寒河江市 |
寒河江市 | 寒河江市 | 寒河江市 | |
西根村 | 西根村 | |||||
柴橋村 | 柴橋村 | |||||
高松村 | 高松村 | |||||
醍醐村 | 醍醐村 | |||||
白岩村 | 明治33年2月8日 町制 |
昭和29年11月1日 寒河江市に編入 | ||||
三泉村 | 三泉村 | |||||
大井沢村 | 大井沢村 | 昭和29年10月1日 西川町 |
西川町 | 西川町 | 西川町 | |
本道寺村 | 本道寺村 | |||||
西山村 | 西山村 | |||||
川土居村 | 川土居村 | |||||
東五百川村 | 昭和3年4月1日 町制改称 宮宿町 |
昭和29年11月1日 朝日町 |
朝日町 | 朝日町 | 朝日町 | |
西五百川村 | 西五百川村 | |||||
大谷村 | 大谷村 | |||||
左沢村 | 明治29年8月17日 町制 |
左沢町 | 昭和34年8月20日 大江町 |
大江町 | 大江町 | |
七軒村 | 七軒村 | 昭和29年10月1日 漆川村 | ||||
本郷村 | 本郷村 |
行政
編集- 歴代郡長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | 明治11年(1878年)11月1日 | |||
大正15年(1926年)6月30日 | 郡役所廃止により、廃官 |
脚注
編集- ^ 「旧領旧高取調帳」では館林県・館県の管轄となっているが、誤記とみられる。
参考文献
編集- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 6 山形県、角川書店、1981年12月1日。ISBN 4040010604。
- 旧高旧領取調帳データベース
関連文献
編集関連項目
編集先代 村山郡 |
行政区の変遷 1878年 - |
次代 (現存) |