荒谷正雄
日本の指揮者、ヴァイオリニスト
荒谷 正雄(あらや まさお、1914年1月31日 - 1996年3月1日)は、日本の指揮者、ヴァイオリニスト[1]。北海道札幌市出身[2]。
荒谷 正雄 | |
---|---|
生誕 | 1914年1月31日 |
出身地 | 日本 |
死没 | 1996年3月1日(82歳没) |
学歴 | 帝国音楽学校 |
ジャンル | クラシック |
職業 |
指揮者 ヴァイオリニスト |
担当楽器 | ヴァイオリン |
人物・来歴
編集1935年帝国音楽学校卒業後、1936年ヨーロッパに留学、ウィーン、ベルリンなどで学び[3]、ヴァイオリンをヨゼフ・シゲティらに師事、ベルリン室内楽協会の団員として演奏活動を行い、1945年7月に帰国[4]。 1948年に札幌音楽院を開設[2]、弦楽器のほか、ピアノ、声楽、作曲、美学、音楽史の講義を組み、1949年札幌音楽院管弦楽団を結成[5]。 1950年北海道文化賞受賞[6]。1961年札幌交響楽団設立に参画[2]、1968年まで初代常任指揮者を務めた[2]。1986年北海道開発功労賞受賞[7]。1997年札幌交響楽団から名誉創立指揮者の称号を贈られる[8]。
脚注
編集出典
編集- ^ “内外アソシエーツ芸能人物事典 荒谷正雄”. JLogos. 2012年8月26日閲覧。
- ^ a b c d “札響の初代常任指揮者”. 北海道新聞. (1996年3月2日)
- ^ 札幌交響楽団50年史 2011, p. 44.
- ^ 北海道音楽史 1995, p. 374.
- ^ 札幌交響楽団50年史 2011, p. 45.
- ^ “第二回 道文化賞決る 武田、荒谷の二氏”. 北海道新聞. (1950年10月22日)
- ^ “本道の文化、産業に道筋 道開発功労賞に4氏”. 北海道新聞. (1986年7月24日)
- ^ “「札響名誉創立指揮者」故荒谷さんに称号”. 北海道新聞. (1997年8月17日)
- ^ 『この10年(「番組審議会委員」のページ)』北海道テレビ放送、1978年11月。
参考文献
編集- 公益財団法人 札幌交響楽団 編『札幌交響楽団50年史 1961-2011』2011年。
- 前川公美夫『北海道音楽史』大空社、1995年。