羽根町 (室戸市)
日本の高知県室戸市の町丁
羽根町(はねちょう)は、高知県室戸市の町丁。2015年3月31日現在の人口は1,510人[1]。郵便番号は781-6741(甲)、781-6742(乙)。本項ではかつて同区域に存在した安芸郡羽根村(はねむら)についても記す。
羽根町 | |
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国 | 日本 |
都道府県 | 高知県 |
市町村 | 室戸市 |
人口 | |
• 合計 | 2,057人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
781-6741(甲)、781-6742(乙) |
地理
編集室戸市の北西端、羽根川の流域にあたる。西で土佐湾に面し、東で吉良川町、北東で佐喜浜町、北西で奈半利町および北川村野川・小島に接する。東で太平洋に面し、海岸沿いに国道55号が通過する。
海洋
編集岬
編集- 羽根岬
山岳
編集- 大角山
河川
編集- 羽根川
歴史
編集はねむら 羽根村 | |
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廃止日 | 1959年3月1日 |
廃止理由 |
新設合併 室戸町、室戸岬町、吉良川町、佐喜浜町、羽根村 → 室戸市 |
現在の自治体 | 室戸市 |
廃止時点のデータ | |
国 | 日本 |
地方 | 四国地方 |
都道府県 | 高知県 |
郡 | 安芸郡 |
市町村コード | なし(導入前に廃止) |
面積 | 60.18 km2. |
総人口 |
4,268人 (国勢調査、1955年) |
隣接自治体 | 吉良川町、佐喜浜町、奈半利町、北川村 |
羽根村役場 | |
所在地 | 高知県安芸郡羽根村(大字なし) |
座標 | 北緯33度21分55.0秒 東経134度3分36.8秒 / 北緯33.365278度 東経134.060222度 |
ウィキプロジェクト |
- 幕末 - 安芸郡羽根村が存在。「旧高旧領取調帳」の記載によると高知藩領。
- 明治4年7月14日(1871年8月29日) - 廃藩置県により高知県の管轄となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、近世以来の羽根村が単独で自治体を形成。
- 1934年(昭和9年)9月21日 - 室戸台風による暴風雨。集落の家々が軒並み倒壊するなど大きな被害[2]。
- 1959年(昭和34年)3月1日 - 室戸町・室戸岬町・吉良川町・佐喜浜町と合併して室戸市が発足。同市の町丁となる。
土佐日記にて羽根の名が残っている
文化財
編集- 紀貫之の歌碑
紀貫之が935年に羽根を通過した際に詠んだ「まことにて名に聞く所、羽根ならば、飛ぶがごとくに都へもがな」の石碑が、室戸阿南海岸国定公園羽根岬に設置されている。[3]
交通
編集バス
編集- 高知 - 室戸 - 甲浦線
道路
編集施設
編集- 室戸市立羽根中学校
- 室戸市立中川内中学校
- 室戸市立羽根小学校
- 室戸市立中川内小学校
- 羽根郵便局
- 中川内簡易郵便局
- 県営住宅羽根団地
- 鑑雄神社
- 室戸阿南海岸国定公園羽根岬
脚注
編集- ^ 地区別人口 【平成26年度】, 2015-5-11閲覧。
- ^ 風速実に六十五メートル、室戸で観測『大阪毎日新聞』昭和9年9月26日(『昭和ニュース事典第4巻 昭和8年-昭和9年』本編p235 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ 『室戸市史上巻』室戸市史編集委員会、1989年。
参考文献
編集- 角川日本地名大辞典 39 高知県
- 旧高旧領取調帳データベース