結城光流
日本の小説家
結城光流(ゆうき みつる、8月21日[1] - )は日本の小説家。2000年に『篁破幻草子』で角川ティーンズルビー文庫よりデビュー。現在、角川ビーンズ文庫にて『少年陰陽師』シリーズを連載中。
職業 | 小説家 |
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国籍 | 日本 |
活動期間 | 2000年 - |
代表作 | 『少年陰陽師』[1] |
デビュー作 | 『篁破幻草子』[1] |
ウィキポータル 文学 |
人物
編集- 8月21日生まれのO型。愛犬は白の柴犬。紅茶と宝石と万年筆と中島みゆきと織田裕二をこよなく愛す。そして声優の野島昭生の大ファン。それゆえに、『篁破幻草子』のドラマCD化に際して、主人公・小野篁と禁鬼を束ねる雷信(篁の双児の兄・筱)の父・岑守役に野島昭生が起用され、大いに喜んだ。
- 『少年陰陽師』ドラマCDおよびBGM、『篁破幻草子』ドラマCDおよびBGMもこよなく愛している。そして獣系のキャラクターに弱く、『少年陰陽師』第1巻表紙イラストのもっくんにノックアウトされたらしい(あとがきより)。ポケモンのヘイガニとヒトカゲが大好き。
- 『少年陰陽師』の命令形タイトルを考えるのに毎回苦労しているようで、各巻の表紙の折り目では担当N崎(現在はH部)との会話でああでもないこうでもないと、たびたびもめている会話が書かれている。命令形ではないタイトルは短編集でしか使わないと決めている。が、少々早まったかと少し後悔しているらしい。
- 『篁破幻草子 六道の辻に鬼の哭く』は5年間暖めてきたタイトルらしい。
- 『篁破幻草子』のタイトルは、3巻からすべて「く」で終わるが作者曰く《全部「く」で終わったらなんかいいじゃないか》ということで付けられたらしい。
- 自身のキャラクターによく愛称をつけており、N崎も言われると戸惑うことが多いのだとか(『少年陰陽師』であれば六合に旦那。敏次にとっしーなど)。
- 京都が大好きで月に1度は必ず訪れるらしく、『少年陰陽師』、『篁破幻草子』関連の場所にも時間があれば訪れる(晴明神社には必ず足を運ぶようだ)。その際にドラマCD出演者にお土産を買うことも多い。
- 『少年陰陽師』の音声化されたものを聴いてから、窮奇役の若本規夫の声に惚れ込んでしまい、自身の作品ながら彼を倒してしまった昌浩を恨んでいるらしい。前記のラジオに若本がゲストとして登場した回には、ラブコールをメールで送っていた。
- 業界内でも原稿を書くのが早いと言われている。
- 東日本大震災チャリティ同人誌「pray for Japan」に書き下ろし小説を上梓した。
作品
編集- 『少年陰陽師』シリーズ
- 『初恋ストーリーズ キュン・としちゃう、5つのLOVE物語』
- 『少年陰陽師』シリーズ
- 『篁破幻草子』シリーズ - 完結済(作者のデビュー作)
- 『モンスター・クラーン』シリーズ
- 『少年陰陽師』シリーズ
- 『吉祥寺よろず怪事請負処』シリーズ
- 『シャーロック・ホームズを読んだことのない俺、目が覚めたらコナン・ドイルでした』
- 単行本
- 『我、天命を覆す 陰陽師・安倍晴明』
- 『その冥がりに、華の咲く 陰陽師・安倍晴明』
- 『白き面に、囚わるる 陰陽師・安倍晴明』
- 『いまひとたびと、鳴く鵺に 陰陽師・安倍晴明』
- 『吾が身をもって、叶えよと 陰陽師・安倍晴明』
- コミック原作
出演
編集ネット配信
編集- 『少年陰陽師・彼方に放つ声をきけ~略して孫ラジ』(第2回、第79回、第114回ゲスト)
脚注
編集- ^ a b c 『このライトノベルがすごい!2006』宝島社、2005年12月10日第1刷発行、120頁、ISBN 4-7966-5012-1
- ^ “花ゆめ50周年記念号、レジェンド&現役作家によるイラスト小冊子と複製原画が付録に”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年4月19日). 2024年4月20日閲覧。
- ^ “「多聞くん今どっち!?」F/ACEの「ロケ風ジオラマ」が花ゆめ付録に”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年9月20日). 2024年9月20日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 狭霧殿 - 公式サイト
- 結城光流 (@mitsuru_y) - X(旧Twitter)