石山坂峠
概要
編集標高280mの比較的低い峠である。平成の大合併以前は福井県大飯郡大飯町と同県遠敷郡名田庄村を隔てる峠であったが、両町村が合併した2008年現在では、町村境の案内表示なども無くその名残を見ることは出来ない。
峠には現在、旧道直下を石山トンネルが通っている。なお、石山坂峠を通る旧道は現存していないため、このトンネルを石山坂峠と呼んで差し支えは無いだろう。[1]。
道路状況
編集旧名田庄村域の勾配は非常になだらかであり山道という印象はあまり受けないが、旧大飯町域では勾配が急になりセンターラインも消え、ブラインドカーブの続く山道となる。その為、福井県道16号はこの峠の区間は冬季通行止めとなっていた。しかし走行条件が厳しいにもかかわらず、冬期以外は車両が頻繁に通行している。ループ橋が完成し冬季通行止めが解消された。その後も線形改良が進んでいる。
峠附近からの接続道路
編集その他
編集山の鞍部は通常、「峠」「越」「坂」などと呼ばれるが、この峠のように「坂」と「峠」の2つを冠する名称は珍しい(福井県内では他に福谷坂峠があるのみ)。
脚注・出典
編集- ^ 『GIGAマップルでっか字中部北陸道路地図』52頁。
関連項目
編集座標: 北緯35度26分13.1秒 東経135度33分59.1秒 / 北緯35.436972度 東経135.566417度