真木恭介
真木 恭介(まき きょうすけ、1925年6月6日[1][2][3] - 没年不明)は、日本の俳優、男性声優。東京府(現:東京都)出身[1][2]。
まき きょうすけ 真木 恭介 | |
---|---|
本名 | 宮田 実[1][2] |
生年月日 | 1925年6月6日 |
没年月日 | ?年 |
出身地 | 日本・東京府(現:東京都)[1] |
身長 | 168cm[1] |
職業 | 俳優、声優 |
ジャンル | テレビドラマ、映画、舞台、吹き替え、アニメ |
活動期間 | 1940年代 - 1980年代 |
略歴
1945年11月、劇団文芸劇場に入団[2]。、1947年12月に東京青年劇場に移籍し、1949年2月まで所属[2]。1950年6月、田中明夫、前沢迪雄、西野砂恵、高城淳一、三島雅夫とともに劇団七曜会を創立に参加[4]、1956年6月[2]、劇団葦の創立に参加[4]。1964年からはフリーランスで活動し[2]、東京俳優生活協同組合[3]、劇団アトリエ座主宰[3]、群六舎プロダクションに所属していた[1]。
人物
後任
真木の死後、持ち役を引き継いだのは以下の通り。
後任 | 役名 | 概要作品 | 後任の初担当作品 |
---|---|---|---|
梶哲也 | ケビン | 『レディジョージィ』 | TBA |
石波義人 | レイジャー | 『宇宙大作戦 ベータ・スリーの独裁者』 | デジタルリマスター版追加録音分 |
谷口節 | リチャード・デイストロム博士 | 『宇宙大作戦 恐怖のコンピューターM-5』 |
出演作品
テレビドラマ
- 中学生日記
- 大河ドラマ(NHK)
- 嘘について(1952年) - 男
- ピアスTVサスペンス「東京0時刻 灰色の壁」(1959年、ラジオ東京・KRテレビ)
- ドキュメンタリードラマ「裁判 血液の証言」(1958年、ラジオ東京・KRテレビ)
- わたしたちの道徳シリーズ(NET)
- 「緑の国土に」(1959年)
- 「盲目にうちかって」(1959年)
- 「リンカーン」(1959年)
- 奔流(1960年、NET)
- 警察物語 第3話「過去の扉」(1963年)
- 七人の刑事 第1シリーズ 第136回「安全ベルト」(1964年、TBS)
- ある中学生 第6回「おちる」(1964年)
- 男は度胸(1970年) - 井上正岑
- 浮世絵 女ねずみ小僧 第2シリーズ 第20話「鬼火が呼んでる鈴ヶ森」(1972年)
- 東芝日曜劇場(TBS)
- 「嫁」(1973年)
- 橋田壽賀子ドラマ「愛ってなあーに」(1975年)
- 華麗なる一族(1974年) - 銭高阪神特殊鋼常務
- 特捜記者 犯罪を追え 第23話「夜霧の女」(1974年)
- TOKYO DETECTIVE 二人の事件簿(1975年) - 松本医師
- 高原へいらっしゃい 第10話「また会う日まで! それぞれの旅立ち」(1976年)
- 子連れ狼 (萬屋錦之介版) 第3部 第22話「父子草大五郎」(1976年) - 家老
- シーメンス事件 〜検事 小原直 回顧録から〜(1976年、NHKスペシャル)
- あかんたれ 第60話(1976年)
- 少年ドラマシリーズ / 赤い月(1977年)
- 若さま侍捕物帳(1978年) - 堀部将監
- 白い巨塔(1978年) - 野田文蔵
- 太陽にほえろ! 第315話「ライバル」(1978年、NTV) - 田沢専務
- 龍のいる海(1978年、12ch)
- 伝七捕物帳(1979年)
- そば屋梅吉捕物帳 第5話「夜空に消えた父娘星」(1979年)
- 3年B組金八先生 第2シリーズ(1980年、TBS) - 河田医師
- ザ・ハングマン 第12話「高速道路にコンクリート詰め」(1981年、ABC) - 第一中島建設 重役
- 男子の本懐(1981年)
- 空よ海よ息子たちよ(1981年、TBS)
- 特捜最前線(ANB)
- 第146話「殉職I・津上刑事よ永遠に!」(1980年)
- 第147話「殉職II・帰らざる笑顔!」(1980年)
- 第216話「レスポンスタイム3分58秒!」(1981年) - 宿直警官
- 第238話「刑事無情・あいつが愛した悪い女!」(1981年)
- 第256話「虫になった刑事!」(1982年)
- 第290話「ふるさとの女!」(1982年)
- 西部警察シリーズ(ANB)
- 西部警察 第91話「鮮血のペンダント」(1981年) - 医師
- 西部警察 PART-II 第2話「大都会に舞う男」(1982年)
映画
- 真空地帯(1952年、新星映画社)
- あゝ野麦峠 新緑篇(1982年)
舞台
- 調理場(1975年、西武劇場・五月舎提携公演)
吹き替え
俳優
- レオ・G・キャロル
- 嵐が丘(ジョセフ)※NHK版
- 白い恐怖(マーチソン)
- 北北西に進路を取れ(教授)※テレビ東京版
- 世紀の怪物/タランチュラの襲撃(ディーマー博士)
- 0011ナポレオン・ソロ(アレキサンダー・ウェーバリー)
- 映画版「0011/ナポレオン・ソロ ミニコプター作戦」(アレキサンダー・ウェーバリー)
- 映画版「0011/ナポレオン・ソロ 地獄へ道づれ」(アレキサンダー・ウェーバリー)
- 0022アンクルの女(アレキサンダー・ウェーバリー)
洋画
- アラモ(ビーキーパー〈チル・ウィルス〉)
- 暗黒の恐怖(トム・ウォレン〈ポール・ダグラス〉)
- アンドロメダ…(チャールズ・ダットン博士〈デヴィッド・ウェイン〉)
- 家(アーノルド〈バージェス・メレディス〉)
- オカルト殺人事件(クリス・ロビンソン)
- カーツーム ※NETテレビ版
- 過去を逃れて(ウィット〈カーク・ダグラス〉)
- グラン・プリ
- 個人教授 (映画)(フィロ)
- ゴッドファーザー(ドン・エミリオ・バルジーニ〈リチャード・コンテ〉)
- サイレント・パートナー(ウィラード警部〈ケン・ポーグ〉)※フジテレビ版=BD収録
- サウンド・オブ・ミュージック(マックス・デトワイラー〈リチャード・ヘイドン〉)※テレビ朝日版=製作50周年記念版BD収録
- 情婦(メイヒュー〈助手〉〈ヘンリー・ダニエル〉)
- 女王陛下の大作戦(バーナード〈アドルフォ・チェリ〉)
- 新シャーロック・ホームズ おかしな弟の大冒険(レッドクリフ卿〈ジョン・ル・メズリヤー〉)
- 重犯罪特捜班/ザ・セブン・アップス(ケリッシュ〈ラリー・ヘインズ〉)※TBS版
- 戦場にかける橋(グリーン大佐〈アンドレ・モレル〉)※ゴールデン洋画劇場版=デラックスエディションBlu-ray収録
- テレマークの要塞(伯父ヒュッテ〈マイケル・レッドグレーヴ〉)※フジテレビ版
- テンタクルズ(ホワイトヘッド〈ヘンリー・フォンダ〉)※TBS版
- バニー・レークは行方不明(ウィルソン〈ノエル・カワード〉)
- ハスラー(チャーリー〈マイロン・マコーミック〉)※フジテレビ版
- ファール・プレイ(ヘネシー〈バージェス・メレディス〉)
- 蛇皮の服を着た男(ジェイブ(ヴィクター・ジョリイ))
- トラ・トラ・トラ!(ヘンリー・スティムソン陸軍長官〈ジョセフ・コットン〉、ハロルド・スターク〈エドワード・アンドリュース〉)
- 鷲は舞いおりた(カナリス提督〈アンソニー・クエイル〉)
- マックイーンの絶対の危機(ハーラン医師〈スティーヴン・チェイス〉)※日本テレビ版
- マイ・フェア・レディ(ヒュー・ピカリング大佐〈ウィルフリッド・ハイド=ホワイト〉)
- 黙示録の四騎士(マルセロ〈シャルル・ボワイエ〉)
- ワイルド・ギース(マターソン〈スチュワート・グレンジャー〉)
- ル・ジタン(ジョー・アミラ〈レナート・サルヴァトーリ〉)
- ローズマリーの赤ちゃん(ローマン・カスタベット〈シドニー・ブラックマー〉)
- 六年目の疑惑(モリス〈マイケル・ワイルディング〉)※テレビ朝日版
- ロビンとマリアン(ウィル・スカーレット〈デンホルム・エリオット〉)※テレビ朝日版
海外ドラマ
- アンタッチャブル(キーナン・ウィン)
- 宇宙大作戦(リチャード・デイストロム博士〈ウィリアム・マーシャル〉)
- 奥さまは魔女(ロビンソン社長 他)※第44・72・119話
- 刑事コロンボ
- 警部ダン・オーガスト(チャールズ・ウィレンツ〈ノーマン・フェル〉)
- シャイアン
- スパイ大作戦(空港長 他)
- シーズン1「冷戦のダイナマイト」(アントン・クドノフ〈デヴィッド・オパトシュ〉)
- シーズン2「雲上のマイクロフィルム」(グルゴフ副首相)
- シーズン2「ストレートフラッシュ」(ペトロージャン〈マイケル・ストロング〉)
- シーズン3「ニトログリセリン」(イズミール・ナジッド〈サンドール・ソボー〉)
- 大草原の小さな家(フィッシャー〈ジョン・マクリアム〉)
- 地上最強の美女 バイオニック・ジェミー
- 電撃スパイ作戦 #19(ポース〈ディヴィッド・ロッジ〉)
- 逃亡者(モアヘッド〈マーリン・マットソン〉)※第5話
- シーズン4 「1万ドルの生命」(メル・ベイリー保安官)
- 特攻ギャリソン・ゴリラ #20(モレッティ医師〈アイヴァン・トリエゾー〉)
- プリズナーNo.6(大佐〈ケビン・ストーニー〉)※第2話
- プローブ捜査指令(キャメロン〈バージェス・メレディス〉)
- ルーツ2(ポール・レイノルズ〈ノーマン・フェル〉)
海外アニメ
- 科学少年J.Q(ベントン・クエスト博士)
- 101匹わんちゃん大行進(ロジャー・ラドクリフ)
海外人形劇
- サンダーバード(ピーター将軍)
- キャプテン・スカーレット(ホワイト大佐)
- ロンドン指令X #9「死のささやきが聞こえる」(ソームズ教授)
- ジョー90
- #3「宇宙ステーション応答せず」(ナゲル所長)
- #4「世界征服計画を破壊しろ」(少佐)
- #10「二重スパイはだれだ?」(ニューマン)
- #23「タイガー作戦粉砕」(司令官)
- #29「世界一のボディガード」(バン・コルドバ)
邦画
- ゴルゴ13(フラナガン)
テレビアニメ
- 鉄腕アトム (アニメ第1作)(1963年) - ビールス技師
- スカイヤーズ5(1967年) - S1号・キャプテン
- 巨人の星(1968年) - 別当薫
- サスケ(1968年)
- アニメンタリー 決断(1971年)[6]
- ルパン三世 (TV第2シリーズ)(1978年 - 1980年) - ドクター・ゼル、フェイカー教授、ベルゲン市長
- レディジョージィ(1983年) - ケビン〈初代〉[7]
ラジオドラマ
- ゴジラの逆襲(1955年) - 田島隊員
- 連続漫画劇 アッちゃん(1958年、オールナイトニッポン)
- 山田風太郎作品「賭博学体系」(1959年)
- QR現代劇場 第三の訪問客(1960年)
- LFこどもの科学 レントゲン博士(1960年)
- LFラジオ劇場 忍路高島(1963年)
- 春のラジオクラブ 高校生の時間 「悲劇の英雄たち」(1965年、NHK)
特撮
- 怪傑ライオン丸(1972年 - 1973年)
CM
その他コンテンツ
出典
- ^ a b c d e f g 『日本タレント名鑑(1983年版)』VIPタイムズ社、1982年、196頁。
- ^ a b c d e f g h 「新劇俳優名鑑」『新劇便覧』テアトロ、1965年、311 - 312頁。
- ^ a b c 『出演者名簿』《昭和49年度版》著作権情報センター、1973年、383頁。
- ^ a b 田中千禾夫 編「新劇の現状」『新劇鑑賞入門』創元社、1963年、215頁。
- ^ a b 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、102頁。
- ^ “決断”. メディア芸術データベース. 2016年9月8日閲覧。
- ^ “レディジョージィ!”. トムス・エンタテインメント 公式サイト. トムス・エンタテインメント. 2024年5月13日閲覧。
- ^ 『ACC CM年鑑'79』(全日本CM協議会編集、誠文堂新光社、1979年 46頁)