熊野町
広島県安芸郡の町
熊野町(くまのちょう)は、広島県の町。安芸郡に属する人口2万2000人の町である。
くまのちょう 熊野町 | |||||
---|---|---|---|---|---|
| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 中国地方(山陽地方) | ||||
都道府県 | 広島県 | ||||
郡 | 安芸郡 | ||||
市町村コード | 34307-2 | ||||
法人番号 | 9000020343072 | ||||
面積 |
33.76km2 | ||||
総人口 |
22,548人 [編集] (推計人口、2024年11月1日) | ||||
人口密度 | 668人/km2 | ||||
隣接自治体 | 広島市、東広島市、呉市、安芸郡海田町 | ||||
町の木 | 梅 | ||||
町の花 | 梅 | ||||
他のシンボル | うぐいす | ||||
熊野町役場 | |||||
町長 | 三村裕史 | ||||
所在地 |
〒731-4292 広島県安芸郡熊野町中溝一丁目1番1号 北緯34度20分09秒 東経132度35分05秒 / 北緯34.33581度 東経132.58467度座標: 北緯34度20分09秒 東経132度35分05秒 / 北緯34.33581度 東経132.58467度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
特記事項 | なし | ||||
ウィキプロジェクト |
概要
編集1889年(明治22年)の町村制の施行で熊野村として発足し、1918年(大正7年)に町制を施行した[1]。
広島県では竹原市、江田島市と同規模の人口を擁しており、町では府中町、海田町に次いで3番目に人口が多い。
また広島県のみならず、中国地方で鉄道駅が無い市町村では最も人口が多い[注釈 1]。
人口は戦前は7,000人台、戦後しばらくは9,000人台で推移していたが昭和40年代に熊野団地が建設されたことで人口が急増し、1975年に20,000人、1983年には25,000人を突破した[2]。その後は25,000人前後で推移してきたが、現在は減少傾向である。
筆の全国一シェアを誇る熊野筆の産地で製造が盛んであるとともに、広島市安芸区と呉市に隣接することから近年は両市のベッドタウンとして開発が進んでいる。
地理
編集広島市の東南約12km、呉市の北方約10kmに位置する[1]。四方を山々に囲まれた熊野盆地を中心に広がり、熊野川が流れる。
歴史
編集行政
編集議会
編集熊野町議会
編集→詳細は「熊野町議会」を参照
広島県議会
編集→詳細は「2019年広島県議会議員選挙」を参照
- 選挙区:安芸郡選挙区
- 定数:3人
- 任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日
- 投票日:2019年4月7日
- 当日有権者数:95,879人
- 投票率:32.96%
候補者名 | 当落 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
伊藤真由美 | 当 | 55 | 自由民主党 | 現 | 11,901票 | |
高田稔 | 当 | 57 | 無所属 | 新 | 10,371票 | |
平本徹 | 当 | 53 | 自由民主党 | 現 | 7,264票 | 2022年3月15日に辞職[10] |
樽谷昌年 | 落 | 67 | 無所属 | 新 | 1,525票 |
衆議院
編集当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|
当 | 新谷正義 | 46 | 自由民主党 | 前 | 78,253票 | ○ |
上野寛治 | 39 | 立憲民主党 | 新 | 33,681票 | ○ | |
比当 | 空本誠喜 | 57 | 日本維新の会 | 元 | 28,966票 | ○ |
中川俊直 | 51 | 無所属 | 元 | 21,112票 |
産業
編集特産品
編集熊野町の企業
編集- 株式会社白鳳堂(熊野筆製造業)
- 竹宝堂(熊野筆製造業)
- 有限会社瑞穂(熊野筆製造業)
- 広島筆産業株式会社(熊野筆製造業)
- 有限会社竹田ブラシ製作所(化粧筆製造業)
- 株式会社一休園(熊野筆製造卸業)
- 株式会社仿古堂(文房四宝の卸業)
- 株式会社文宏堂(熊野筆製造業)
- 株式会社熊野技建(建設業)
- 伊藤司法書士事務所
- 育峰堂(毛筆製造卸)
- 株式会社晃祐堂(熊野筆製造業)
地域
編集人口
編集熊野町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 熊野町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 熊野町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
熊野町(に相当する地域)の人口の推移
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||
総務省統計局 国勢調査より |
教育
編集高等学校
編集中学校
編集- 熊野町立熊野中学校
- 熊野町立熊野東中学校
小学校
編集- 熊野町立熊野第一小学校
- 熊野町立熊野第二小学校
- 熊野町立熊野第三小学校
- 熊野町立熊野第四小学校
隣接している自治体・行政区
編集交通
編集鉄道
編集町内を通る鉄道路線は山陽新幹線(安芸トンネル)のみで、駅は設置されていない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、JR西日本呉線矢野駅。
バス
編集- 広電バス[11] - 熊野町内から矢野駅前・広島駅・広島バスセンター方面 / 昭和(呉市焼山)・呉駅前方面へ運行
- 朝日交通[12](阿戸熊野線 阿戸線) - 熊野町内から阿戸方面へ運行
- 芸陽バス[13] - 海上側地区から阿戸・瀬野駅・広島駅・広島バスセンター方面へ運行
道路
編集有料道路
編集なし
一般国道
編集なし
その他道路
編集- 広島県道31号呉平谷線 - 呉市焼山・国道31号・呉市中心部方面
- 広島県道34号矢野安浦線 - 広島市安芸区矢野・広島県道276号矢野海田線(海田大橋・広島南道路・国道2号)・国道31号方面 / 東広島市黒瀬町・東広島呉自動車道黒瀬IC・国道375号・呉市安浦町・国道185号方面
- 広島県道174号瀬野呉線 - 広島市安芸区阿戸・瀬野・国道2号方面 / 呉市苗代・国道185号方面
- 広島県道335号津江八本松線 - 阿戸・東広島市八本松町吉川・原方面
- 呉市道押込熊野線
- 串掛林道
通信
編集郵便番号
編集名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
編集名所
編集- 榊山神社・熊野本宮社
観光スポット
編集催事
編集- 筆まつり(9月23日)
出身有名人
編集友好都市
編集- 友好都市
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b “熊野町 町勢要覧 統計資料編”. 熊野町. 2024年11月9日閲覧。
- ^ a b 「広島県人口移動統計調査」 市区町別推計人口の推移
- ^ 『全国市町村要覧 令和01年版』(第一法規) p.338
- ^ “熊野町長選 現職の三村裕史氏 5回目の当選│広島 NEWS WEB”. NHK (2024年11月17日). 2024年11月17日閲覧。
- ^ 熊野町広報誌「くまの」No.550 令和2年(2020年)4月号 p18. 熊野町. 2024年3月22日閲覧。
- ^ “教育長 - 熊野町”. 熊野町. 2024年3月22日閲覧。
- ^ “市町長・議員の任期満了日 - 選挙管理委員会 - 広島県”. 広島県 (2023年12月19日). 2024年2月10日閲覧。
- ^ “議長室から - 熊野町”. 熊野町議会事務局. 2024年2月8日閲覧。
- ^ a b “議長に時光良造氏、副議長に尺田耕平氏選ぶ 熊野町議会”. 中国新聞デジタル (2023年5月10日). 2024年2月8日閲覧。
- ^ “【速報】「被買収」4県議の辞職許可 河井夫妻事件で広島県議会”. 中国新聞. (2022年3月15日) 2022年3月15日閲覧。
- ^ バス情報 路線バス 広島電鉄
- ^ 阿戸熊野線(阿戸線) 朝日交通株式会社
- ^ 路線のご案内 芸陽バス株式会社
関連項目
編集外部リンク
編集- 公式ウェブサイト
- 熊野町 (広島県熊野町-2087908748104254) - Facebook
- 熊野町 - YouTubeチャンネル
- 熊野町商工会
- 筆の里工房
- 熊野町社会福祉協議会
- 広島県安芸郡熊野町 (34307A1968) | 歴史的行政区域データセットβ版 - Geoshapeリポジトリ(左側基準年月日のチェックを外し、基準年月日 1か所のみチェックすることで行政区域濃淡表示変更可)