武内由紀子

日本の女性タレント、女優

武内 由紀子(たけうち ゆきこ、1973年3月19日 - )は、大阪府大阪市港区出身の日本人女性で、元アイドルタレント俳優である[1]1993年から吉本興業所属[1]血液型はO型[1]

たけうち ゆきこ

武内 由紀子
生誕 (1973-03-19) 1973年3月19日(51歳)
日本の旗 日本 大阪府大阪市港区
別名 YUKI
出身校 大阪府立港高等学校(高校卒業後に短期大学(校名は非公表)を卒業)
職業 タレント
俳優
歌手ダンサーOPDの活動期間のみ)
活動期間 1993年 - 現在
著名な実績 1995年にWEST END × YUKIのSO.YA.NAで50万枚を超えるヒットを記録
身長 156 cm (5 ft 1 in)
体重 48 kg (106 lb)
配偶者 あり
子供 特別養子縁組制度により男児女児を迎えた。
親戚 ウルフルケイスケいとこ
公式サイト offical page
補足
アイドル時代にはOPDとソロ活動の両方でWコウジ今田耕司東野幸治)と数々の共演を行った。2010年代に入ってからはフラダンスを趣味としており、高橋里華が主宰するフラダンスチーム「Laule'a lani(ラウレア・ラニ)」に所属して活動を行っている。
テンプレートを表示

来歴・人物

編集

大阪市港区出身[2]。大阪府立港高校を卒業。その後、短期大学(校名は非公表)を卒業[3]

1993年吉本興業が「東京パフォーマンスドール」の姉妹ユニットとして結成した「大阪パフォーマンスドール」(OPD)のリーダーとしてデビュー。1995年Wコウジ今田耕司東野幸治)と結成した「WEST END×YUKI」として、本家「EAST END×YURI」の「DA.YO.NE」の数あるローカル版の1つである大阪弁カバー「SO.YA.NA」を歌って話題(売上枚数は約50万枚と大ヒット[4])になり武内自身も全国的な知名度を獲得した[5][6]。また YUKI (from O.P.D.) としてソロシングル「Ruby 〜 悲しき自由(リバティ)〜」をリリースした。GEISHA GIRLSの作品制作にもMC YUKIとして参加した。OPDリーダーとして常に最前面に立ち、斬り込み隊長・広報部長[5]のような立場で様々な企画で体を張ってOPDをアピールした。芸能キャリアのハイライトとなる「WEST END×YUKI」の活動時は大阪在住であったため、大阪でOPDのレッスンを行いつつ東京に単身出張してソロ活動を行う生活を続けていた[5]

その後、OPDが解散した後は俳優タレントに転身し、1996年に東京に移住してルミネtheよしもと新喜劇のメンバーとして活動する傍ら、NHK大阪放送局の『夕方5時です千客万来』→『夕方5時ですとっておき関西』のキャスターを始めとしたテレビ出演もこなしている。今度は東京在住で大阪に出張するという、アイドル時代とは逆の生活を送っている[6]

日本ロックバンドウルフルズギタリストであるウルフルケイスケ従兄にあたる。

2001年9月、一般男性と結婚したが、2007年12月3日離婚。

2013年3月19日、40歳になったことを記念し、3年間交際していた、7歳年下のパン職人(当時は五反田駅東口のブーランジェリーで働いていた)の男性(中込直)と入籍した(同時に本名の姓を「中込」に改姓)[7]。武内自身、パン屋巡りをする程のパン好きであったとのこと。

2017年11月9日、夫の中込直が東京都大田区山王大森駅付近)に「BAKEMAN」というパン屋を開業した[8][9][10]

2018年6月、特別養子縁組制度により、男児を迎える[11]

2020年4月、特別養子縁組制度により、女児を迎える[12]2021年7月1日、家庭裁判所への申し立てが受理され長女として入籍したことを報告[13]

以降、母親業と並行して他の吉本所属芸能人とオンラインサロンの「ママ部」を共同運営し、子育てに関する情報をファンと相互にやり取りしている[14]

フラダンスを趣味としており、高橋里華が主宰するフラダンスチーム「Laule'a lani(ラウレア・ラニ)」[15]に所属して様々な場所でフラダンスを披露するなどの活動を行っている。

子育てが忙しいため、2010年代後半以降は芸能活動が大きく制限されている[16]

出演

編集

テレビ

編集
バラエティ
ドラマ

ラジオ

編集

映画

編集
オリジナルビデオ

舞台

編集
タイトル 劇団 公演期間 劇場 備考
ホセ中村とギャッフンボーイズ
※都合によりホセ中村は出演いたしません
Piper 2002年7月17日 - 21日
2002年7月25日 - 28日
近鉄小劇場
全労済ホールスペース・ゼロ
インシュアランス アドベンチャー スペクタクルガーデン 2003年10月31日 - 11月3日 銀座小劇場
0.5ミリの遠距離恋愛 ピクチュアトリカル 2003年11月26日 - 30日 ラフォーレミュージアム原宿
ネバーランド☆A GO! GO! TOON BULLETS! 2004年3月23日 - 28日 新宿スペース107
ポリゴンハーツ・デュアル スペクタクルガーデン 2004年5月2日 - 5日
2004年5月7日 - 9日
新宿シアターモリエール
HEP HALL
インディアンポーカー original tempo 2004年6月15日 - 17日
2004年8月2日・3日
HEP HALL
下北沢駅前劇場
ラジオドッグ エビス堂大交響楽団 2004年8月26日 - 8月29日 中野ザ・ポケット ゲスト出演
ラスト・ステージ -改訂版- 方南ぴぃぐみ 2004年12月21日 - 23日 銀座みゆき館劇場
Brains G-up Presents 2005年1月22日 - 30日 シアターVアカサカ
時代×時代劇TWO DASH IQ5000 2005年2月25日 - 27日 神戸アートビレッジセンター
ネバーランド☆A GO! GO! 2 TOON BULLETS! 2005年3月26日 - 4月3日 シアターVアカサカ
G.W.錠 Ben-Croft 2005年8月30日 - 9月6日 新宿シアターモリエール
だめんず・うぉ〜か〜 2006年5月16日・4日 紀伊國屋サザンシアター
愛の讃歌 KOYA・MAP 2006年5月31日 - 6月4日 シアターグリーン メインホール
ニンニクノ心 DNA produce 2006年7月28日 - 30日 シアターサンモール
じゅわっと 円谷劇団 2006年10月5日 - 9日 銀座博品館劇場
銀行ノススメ ザ・プラン9 2006年12月7日 - 11日 ワッハ上方 ワッハホール
ホンノムシ Ladybugs & クローバー 2008年5月31日・6月1日
2008年6月28日
新宿シアターモリエール
そごう劇場
演出・構成
出演
CROSS CONNECTION 〜クロス コネクション〜 京橋花月よる芝居 2009年1月9日 - 18日 京橋花月
及川クリーンカンパニー 2009年10月3日・4日
mrcr, ktkr. -メリクリ、キタコレ。- 2009年12月22日 - 24日 演出
帝銀事件の頃 不消者(けされず) 2010年4月20日 - 25日 笹塚ファクトリー
Magic Spell マジスペ! 〜魔法の呪文ありますか?〜 京橋花月よる芝居 2010年7月22日 - 25日 京橋花月 演出

お笑いライブ

編集
タイトル 公演期間 劇場
久馬歩編集 月刊コント 2010年2月26日
2011年3月30日
2011年10月24日
2012年5月28日
2013年6月10日
品川よしもとプリンスシアター
京橋花月
ルミネtheよしもと
ルミネtheよしもと
ルミネtheよしもと

ライブ

編集
  • 武内由紀子20周年記念LIVE〜20/40〜 (2013年6月16日、大阪・BERONICA)
  • 80年代&90年代〜アイドルヒットステージ〜 (2014年5月6日、カメリアホール)

ディスコグラフィ

編集
シングル
発売日 タイトル 名義 収録曲 規格品番
1995年2月22日 SO.YA.NA WEST END×YUKI (from O.P.D) ESDB-3553
1995年10月21日 Ruby 〜 悲しい自由(リバティ)〜 YUKI from O.P.D ESDB-3585
1995年11月22日 フォークがSO.YA.NA WEST END×YUKI (from O.P.D) ESDB-3640
2003年5月8日 阪神タイガース酒飲み音頭2003 ○勝吉本酔虎隊 SRCL-5557

※「Ruby 〜悲しい自由(リバディ)〜」は2016年9月に7インチのアナログで再発売された。

アルバム
発売日 タイトル 名義 収録曲 規格品番
1995年10月21日 SO.YA.NA グレーテストヒッツ WEST END×YUKI (from O.P.D.) ESCB-1692
  • ザ・プラン9「銀行ノススメ」(2007年8月8日、YRBE-60090)
  • ハッピーな片想い (2008年4月23日、YRBY-90034)
  • 日の出アパートの青春 (2008年4月23日、YRBY-90035)
  • 花坂荘の人々 上巻 & 下巻(2009年7月1日、上巻:YRBY-90138 下巻:YRBY-90139)

※ 以上よしもとアール・アンド・シーより発売。

脚注

編集
  1. ^ a b c 武内由紀子 プロフィール|吉本興業株式会社”. profile.yoshimoto.co.jp. 2023年10月5日閲覧。
  2. ^ 本人のツイッターの投稿(2016年5月10日)より
  3. ^ 元WEST END×YUKIの武内由紀子はTVレギュラー3本の売れっ子|あの人は今こうしている”. 日刊ゲンダイDIGITAL (2015年9月24日). 2024年4月1日閲覧。
  4. ^ 譲, 城戸 (2017年1月11日). “あの「DA.YO.NE」ローカル版が、多くのスターを輩出していた!(全文表示)|Jタウンネット” (jp). Jタウンネット. 2024年3月31日閲覧。
  5. ^ a b c 『オリコン・ウィーク The Ichiban 1995年7月17日 vol.17』株式会社オリコン、1995年7月17日、3頁。 
  6. ^ a b 元WEST END×YUKIの武内由紀子はTVレギュラー3本の売れっ子|あの人は今こうしている”. 日刊ゲンダイDIGITAL (2015年9月24日). 2024年3月31日閲覧。
  7. ^ 武内由紀子さんが不妊治療を経て「特別養子縁組制度」でふたりの子どもを迎えるまで”. LEE. 2024年1月14日閲覧。
  8. ^ https://x.com/inaba_atsuko/status/928478136328536064?s=20”. 稲葉貴子. 2024年1月14日閲覧。
  9. ^ BAKEMAN – 大森ジャーマン通りの小さいパン屋” (2023年9月4日). 2023年9月27日閲覧。
  10. ^ popo (2020年5月9日). “武内由紀子の特別養子縁組の子供の思い…旦那のパン屋はBAKEMAN - 銀鼠ニュース”. sarattosokuhou.com. 2023年9月27日閲覧。
  11. ^ “元OPD武内由紀子、特別養子縁組制度で男児授かる”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2019年3月25日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201903250000344.html 2019年3月25日閲覧。 
  12. ^ “武内由紀子、特別養子縁組で2人目の子供を迎える 生後9日の女児”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2020年4月4日). https://www.daily.co.jp/gossip/2020/04/04/0013246928.shtml 2021年7月1日閲覧。 
  13. ^ “武内由紀子、第2子の特別養子縁組を報告 長女として入籍「あたたかく見守って」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2021年7月1日). https://www.oricon.co.jp/news/2198807/full/ 2021年7月1日閲覧。 
  14. ^ KOGYO, YOSHIMOTO. “武内由紀子 - FANYコミュ”. commu.fany.lol. 2024年2月20日閲覧。
  15. ^ Laule'a lani (ラウレアラニ)🌺(@laurealani) • Instagram写真と動画”. Laule'a lani. 2023年10月5日閲覧。
  16. ^ (6ページ目)OPD 武内由紀子「ステージアイドルとしてデビュー、不妊治療を経て特別養子縁組を選び、45歳で母になって」 「OPD(大阪パフォーマンスドール)」結成30周年|芸能|婦人公論.jp”. 婦人公論.jp. 2023年11月28日閲覧。

外部リンク

編集