柏尾町
柏尾町(かしおちょう、英: Kashio-chō)は、横浜市戸塚区の町名。丁番を持たない単独町名である。住居表示未実施[5]。
柏尾町 | |
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町丁 | |
益田家のモチノキ | |
北緯35度24分53秒 東経139度32分54秒 / 北緯35.414769度 東経139.548306度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 横浜市 |
行政区 | 戸塚区 |
人口情報(2024年(令和6年)8月31日現在[1]) | |
人口 | 6,720 人 |
世帯数 | 2,998 世帯 |
面積([2]) | |
0.863 km² | |
人口密度 | 7786.79 人/km² |
設置日 | 1939年(昭和14年)4月1日 |
郵便番号 | 244-0812[3] |
市外局番 | 045(横浜MA)[4] |
ナンバープレート | 横浜 |
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地理
編集戸塚区やや東部に位置し、面積は0.863 km²[2]。北端を東から来る平戸永谷川が流れ、町の北西端で西から来る阿久和川を合わせて柏尾川となり南へ藤沢市の境川まで流れる。町内を東海道・横須賀線と国道1号が並行する。町西部の不動坂交差点からは神奈川県道401号瀬谷柏尾線と戸塚道路が分かれる。また不動坂交差点の戸塚道路、保土ヶ谷側には神奈川県で最も古いモチノキとされる益田家のモチノキ(神奈川県指定天然記念物)があったが、2017年(平成29年)に発生した無断伐採事件により衰弱し、枯死してしまった(天然記念物指定は解除)。国道の北側はブリヂストンやポーラ化粧品、児玉化学工業、森紙業などの工場が立地する。南部は県営柏尾台団地や柏尾富士見台団地などの住宅地となっている。
字名
編集
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地価
編集住宅地の地価は、2024年(令和6年)1月1日の公示地価によれば、柏尾町字両谷1130番30の地点で15万7000円/m²となっている[6]。
歴史
編集かつての鎌倉郡下柏尾村で、下柏尾村は1889年(明治22年)に上柏尾・前山田・後山田・品濃・平戸・舞岡の各村および永谷村飛び地と合併、川上村の一部となる。1939年(昭和14年)4月1日に横浜市戸塚区に編入された際、下柏尾村が柏尾の本村であったことから「下」が除かれ、戸塚区柏尾町が新設された。地名のカシオは山稜の斜面を意味すると考えられ、『新編相模国風土記稿』に「村名、古(いにしえ)樫尾と記せしにや」の記述がみられる[7][8]。
世帯数と人口
編集2024年(令和6年)8月31日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
柏尾町 | 2,998世帯 | 6,720人 |
人口の変遷
編集国勢調査による人口の推移。
年 | 人口 |
---|---|
1995年(平成7年)[9] | 6,184
|
2000年(平成12年)[10] | 6,094
|
2005年(平成17年)[11] | 6,280
|
2010年(平成22年)[12] | 6,304
|
2015年(平成27年)[13] | 7,103
|
2020年(令和2年)[14] | 6,926
|
世帯数の変遷
編集国勢調査による世帯数の推移。
年 | 世帯数 |
---|---|
1995年(平成7年)[9] | 2,214
|
2000年(平成12年)[10] | 2,226
|
2005年(平成17年)[11] | 2,380
|
2010年(平成22年)[12] | 2,486
|
2015年(平成27年)[13] | 2,796
|
2020年(令和2年)[14] | 2,782
|
学区
編集市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年8月時点)[15]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 横浜市立柏尾小学校 | 横浜市立舞岡中学校 |
事業所
編集2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[16]。
町丁 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
柏尾町 | 114事業所 | 3,152人 |
事業者数の変遷
編集経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[17] | 113
|
2021年(令和3年)[16] | 114
|
従業員数の変遷
編集経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[17] | 2,974
|
2021年(令和3年)[16] | 3,152
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交通
編集施設
編集その他
編集日本郵便
編集警察
編集町内の警察の管轄区域は以下の通りである[19]。
町名 | 街区 | 警察署 | 交番 |
---|---|---|---|
柏尾町 | 全域 | 戸塚警察署 | 不動坂交番 |
脚注
編集- ^ a b “令和6(2024)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和6年8月” (XLSX). 横浜市 (2024年9月6日). 2024年9月11日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ a b c 横浜市町区域要覧、1 - 61頁
- ^ a b “柏尾町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “住居表示実施町名一覧 (令和2年10月19日現在)”. 横浜市 (2020年10月29日). 2021年8月28日閲覧。
- ^ “不動産ライブラリ 国土交通省地価公示(標準地) 横浜戸塚-34”. 国土交通省. 2024年9月15日閲覧。
- ^ 『横浜の町名』1996年12月、横浜市市民局総務部住居表示課発行
- ^ 新編相模国風土記稿 上柏尾村.
- ^ a b “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ a b “令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年4月27日閲覧。
- ^ “横浜市立小学校、横浜市立中学校及び横浜市立義務教育学校の通学区域並びに就学すべき学校の指定に関する規則”. 横浜市 (2023年4月1日). 2024年5月7日閲覧。
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ “郵便番号簿PDF(2023年度版) 表紙等付属資料” (PDF). 日本郵便. 2024年5月3日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF(2023年度版)”
- ^ “交番案内/戸塚警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2024年9月15日閲覧。
参考資料
編集- 『県別マップル 神奈川県広域・詳細道路地図』2006年4刷 昭文社 ISBN 9784398626998
- 「山之内庄 上柏尾村」『大日本地誌大系』 第40巻新編相模国風土記稿5巻之101村里部鎌倉郡巻之33、雄山閣、1932年8月。NDLJP:1179240/61。
- “横浜市町区域要覧” (PDF). 横浜市市民局 (2016年6月). 2023年6月6日閲覧。