児玉化学工業
東京都に本社を置く化学メーカー
児玉化学工業株式会社(こだまかがくこうぎょう、英文名称Kodama Chemical Industry Co,. LTD.)は、東京都に本社を置く化学メーカー[1]。住宅設備・自動車向け合成樹脂加工や産業機器の製造などを行う。かつては三菱ケミカル(旧三菱樹脂)のグループに属していた。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | 児玉化学 |
本社所在地 |
日本 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町二丁目25番16号 |
本店所在地 |
〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町一丁目2番2号 |
設立 | 1946年(昭和21年)3月8日 |
業種 | 化学 |
法人番号 | 5010501016027 |
事業内容 | 樹脂加工、産業機器の販売 |
代表者 | 斎木均(代表取締役社長) |
資本金 | 1億円(2020年6月30日現在) |
発行済株式総数 |
3,952,941株 (2020年3月31日現在) |
売上高 |
連結:178億67百万円 (2020年3月期) |
営業利益 |
連結:1億83百万円 (2020年3月期) |
純利益 |
連結:△4億71百万円 (2020年3月期) |
純資産 |
連結:5億58百万円 (2020年3月31日現在) |
総資産 |
連結:128億29百万円 (2020年3月31日現在) |
従業員数 |
連結:740人、単体:194人 (2023年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
小林崇将 12.18% 三菱UFJ信託銀行 3.72% 三菱UFJ銀行 2.34% 三菱ケミカル 2.18% 大山一男 2.10% (2020年3月31日現在) |
外部リンク | https://www.kodama-chemical.co.jp/ |
主な事業
編集- 住宅設備・冷機部品事業
- 押出・真空成形により、ユニットバスや洗面化粧キャビネット、家電部品などの製造を行う。
- 自動車部品事業
沿革
編集- 1946年 - 形式上の存続会社である小関商事株式会社設立(洋服雑貨製造・販売)。
- 1952年 - 児玉金属工業株式会社設立。
- 1955年 - 児玉金属工業が児玉化学工業株式会社に社名変更。
- 1957年 - 東京工場建設(大田区)
- 1959年 - 静岡工場建設
- 1961年 - 横浜工場・大阪工場建設。
- 1962年 - 株式額面変更のため、小関商事を存続会社として児玉化学工業を吸収合併。同年、東証二部上場。
- 1965年 - 東京工場(大田区)を閉鎖し、埼玉工場建設
- 1980年 - 袋井工場建設
- 2003年 - 大阪工場・静岡工場閉鎖。
- 2009年 - 横浜工場を閉鎖し、西湘工場に移転
- 2016年 - 2016年3月期決算において、為替差損やインドネシア現地法人の操業低下により連結純資産が6億37百万円に減少し、非支配株主持分を控除すると10百万円の債務超過となったため、上場廃止猶予期間入り。インドネシア現地法人の保有株式の一部を小島プレス工業に譲渡し、連結の範囲から除外。
- 2017年 - 提出した有価証券報告書で2017年3月期末の債務超過の解消が確認され、上場廃止猶予期間を解除された。新株予約権の発行による増資で自己資本を増強した。
- 2018年 - インドネシア現地法人の保有全株式を譲渡。
- 2019年 - 三菱ケミカルが「その他の関係会社」でなくなる[2]。
- 2020年1月 - 事業再生実務家協会に事業再生ADRを申請。即日受理された[3]。
- 2020年6月 - 2020年3月期決算において、非支配株主持分等を控除した連結ベースの自己資本が208百万円の債務超過となったため、上場廃止猶予期間入り[4]。事業再生ADR手続による取引先金融機関のエンデバー・ユナイテッド2号投資事業有限責任組合への債権譲渡、同組合による債務の株式化、現金出資及び債権放棄などにより債務超過を解消[5]。
事業所
編集脚注
編集- ^ フィスコ企業調査レポート
- ^ その他の関係会社の異動に関するお知らせ児玉化学工業 2019年2月21日
- ^ データを読む 児玉化学工業が事業再生ADRの申請を公表、投資ファンドの下で再建へ東京商工リサーチ 2020年2月20日
- ^ 債務超過の猶予期間入りに関するお知らせ児玉化学工業 2020年6月26日
- ^ (開示事項の経過)スポンサーへの債権譲渡による金融支援及び債務免除益の計上、第三者割当による新株式の発行に係る払込完了、主要株主である筆頭株主の異動、並びに資本金及び資本準備金の額の減少のお知らせ児玉化学工業 2020年6月30日